大学生カップルの恋愛事情とは?

社会人になってから「学生時代に恋愛をきちんとしておけば良かったな…」後悔する人は結構多いです。器用に気持ちを伝えられなかった頃の恋の失敗を、長く引きずっている人も少なくありません。

学生だからこそ、コミュニティの範囲は社会人より狭く、結構しがらみが多い恋愛をしている人もいます。共通の友人がいるなど狭いコミュニティならではの苦悩もたくさんあります。

今回は、そんな大学生カップルの恋愛事情についてまとめました。大学生の人はあるあるネタを、社会人の人は大学生の意外に窮屈な恋愛事情を、ぜひ読んでみて下さいね!

大学生カップルの恋愛事情とは?

出会いはバイトやサークルがほとんど

バイトする大学生

大学生が恋愛をする場と言えば、出会いはアルバイトかサークルで起きることがほとんどです。一緒に仕事を頑張ったり、スポーツを楽しむ時に、好きな人が出来やすいようです。

アルバイト先で恋をした場合は、毎日のアルバイトが楽しくなりますし、お金も稼げて一石二鳥です。同じ時間帯になるように調整をしたり、シフトを増やす人も多いです。

プチ社内恋愛のような雰囲気を楽しんだり、アルバイトが終わってから一緒に帰るのも定番の楽しみと言えるでしょう。一方サークルで恋愛を始めた場合、共通の友達が多い恋愛となります。

サークルを通した活動やイベントを一緒に楽しむことが出来ますし、学生時代の思い出と一緒に二人の思い出も増えていきます。どちらもとても楽しいものの、別れると一気に変わります。

狭いコミュニティだからこそ、アルバイト先やサークル先でギスギスしてしまったり、周囲に気を遣わせてしまいます。そのため恋愛関係に踏み切るには結構勇気が必要となります。

付き合うと『リア充』と揶揄される

リア充な女子大生

恋人が出来ると楽しいですよね。クリスマスやバレンタインなど、恋人達のイベントはもちろん、何気ない日常も楽しい日々に変わるでしょう。しかし、喜んでばかりもいられません。

恋人が出来て、精神的にも満たされているのは間違いありません。当然嬉しいし満足感は高いものの、付き合うことで「リア充」と周囲から揶揄されてしまいます。

ちょっと楽しそうにしていると、「はいはい、リア充で羨ましいでーす」といじられることも少なくありません。

「うちらはそっちと違って、リア充じゃないんで」と自虐ネタに困ることもあるでしょう。本当は恋愛が楽しいけれど、それを表に100%は出しにくい大学生カップルは結構少なくありません。

金欠のためドライブやお家でのデートが多い

ドライブデート

社会人と違って、大学生には夏休みや自由な時間がありますよね。長期旅行もできますし、気ままに恋愛に集中できて羨ましいと思う社会人も少なくありません。

しかし、いくら自由な時間があっても大学生には肝心の軍資金がありません。社会人ほど稼いでいないのが原因です。アルバイトで稼いでいても、学費や食費でほとんど残らない場合も多いです。

旅行に行けたとしても、社会人のようにボーナスがあるわけではないので頻繁にはいけません。車を持っていない場合も多いので、ほとんどが家でのデートとなっています。

大学生は金欠の場合が多く、「金がないから」と手頃な場所でデートを済ませてしましがちです。毎回同じところでマンネリしてくるカップルも多いのが現状です。

結婚を意識した付き合いは少ない

結婚するカップル

大学生のカップルは、まだ学生であるため社会人のように結婚を意識した付き合いでない場合がほとんどです。「可愛いな」「カッコイイな」という感覚で恋愛を楽しんでいるだけの人も多いです。

中には、「皆彼氏がいるし自分も欲しい」「彼女がいた方が楽しいから付き合いたい」という人もいるでしょう。Hへの進展は早いものの、まだ恋愛に対して結婚のような責任感はありません。

好きだから一緒にいるということがメインです。社会人のように年齢や生活の変化をきっかけに、結婚を意識しなければならない場面もないでしょう。そのため、恋愛に集中して楽しめます。

「好みだけど30歳の女性は結婚しないといけなくなるし…」なんて敬遠されることもありません。自由にちょっと気になった程度で、恋を試せる。それが大学生カップルの魅力です。

いつの間にか付き合って別れている

彼と別れる女性

大学生カップルでよくありがちなのが、いつの間にか付き合っていて、気付いた頃には別れていたということです。付き合うのも、別れるのもスピードが早いカップルが多いです。

例えばノリで付き合ったものの、何か合わないなと思ったらサクッと別れを選ぶのも大学生カップルの特徴です。お互いのフィーリングを大切にする人が多く、恋愛にしがみつく人も少ないです。

社会人になると恋人を頻繁に変える人は信頼性がなくなるような気がしてできませんし、結婚も視野に入ってきます。簡単に付き合ったり別れたりをしなくなる傾向が出てきます。

まだ結婚への責任感もなく、「ちょっと付き合ってみるか」と好奇心だけで付き合う人も多いです。そのため、交際のスタートも終わりも電撃だったというカップルも少なくありません。

別れるとどちらかがサークルやバイトを辞める

サークル活動

大学生カップルの出会いで多いのは、アルバイト先やサークル先という話をしましたよね。付き合っている時には良いのですが、一旦別れると途端に窮屈なコミュニティになってしまいます。

例えば、共通の友達が多いので「こうだったらしいよ…」と別れの内容を皆に知られている場合も珍しくありません。皆は知らなくても、何となく気まずくなる人もいるでしょう。

特に、穏便に別れられなかった場合は彼氏彼女のどちらかが、アルバイトやサークルを辞めてしまう場合も多いです。「気まずいから…」と少しずつ参加を減らして最後は来なくなり人もいます。

狭いコミュニティなだけに、全て筒抜けなことや、このコミュニティにいると付き合っていた頃が思い出して辛いという人もいます。

正社員で生活がかかっているわけではないので、アルバイトでも結構簡単に辞める人が多いです。

学生時代の彼と社会人になっても付き合い続けると2~3年目で結婚しやすい

結婚する学生カップル

大学生カップルは、なかなか結婚を意識した付き合いにはなりにくいと話しましたが、それは在学中での話です。大学を卒業した後も付き合い続けた場合、結婚を視野にいれることが多くなります。

特に、社会人2~3年目は結婚を意識しやすいです。バタバタとしていた職場環境にも慣れて、仕事も充実してきます。そうなるとちょっと余裕が出てきて、そろそろ結婚かなと目がいくわけです。

お互いに新人時代~社会人3年目までの愚痴や相談をしている分、学生時代にはなかった信頼感も育っています。「ずっとこの人といるんだろうな」と意識しやすい時期と言えるでしょう。

また、社会人になると、上司や同僚など学生時代よりも結婚式への参加回数が増えます。結婚式を間近で見ることで「自分もそろそろ…」と意識することがきっかけになる場合も多いです。

大学時代のカップル経験は社会に出ても役に立つ

社会に役立つ恋愛経験

大学生カップルの恋愛事情についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?「学生だから楽で良いな」と思っていたら、意外にやりにくい恋愛環境だなと気付いた人も多いのではないでしょうか?

大学生には大学生の、社会人には社会人の恋愛スタイルがあります。どちらが良いというわけではありませんが、それぞれの恋愛スタイルを自分に無理なく取り入れることが必要です。

大学時代の恋愛での教訓が、社会人での恋愛に活きることもあります。辛い記憶も、幸せな記憶も、全てその人の経験となって恋愛感や性格を築きあげていくのです。

今はまだ大学生と言う人は、思う存分恋愛を楽しんで下さい。もう社会人と言う人は、大学生時代の恋愛を思い出し今に活かせることを考えて下さい。

大学生カップルの恋愛事情から、参考になることはたくさんあるはずです。今後の恋愛にもぜひ参考にして、幸せな恋愛を掴むようにして下さいね!

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はじめまして、今回の記事を担当しているSYMPLY編集部です。 SYMPLYは、主に10代後半~20代後半の女性向けに恋愛記事を提供しています。 編集部は主婦や恋愛経験豊富な女子大生、恋愛心理カウンセラーの方々などで構成されています。 みなさんの恋愛の手助けができるサイト作りを目指しているので、よろしくお願いします。