デートで生理を伝える方法とは?

生理の話というのは、基本的には他人にあまり話したくありませんよね。また同じ女性同士であっても痛みや期間、それに伴う症状も個人差があるため同意を得にくいものです。

そんな話を彼氏にするとなると恥ずかしい気持ちもあり、どう伝えたらいいか悩んでしまう人も多いことでしょう。

彼とデートがある日は生理による痛みや体調不良を我慢してしまう気持ちもわかります。病気ではなく毎月くるものだからそれを理由にせっかくのデートを棒に振るいたくないですよね。

しかしそうするとあなたの身体にも悪ければ、最悪の場合は彼との関係にも影響を及ぼすことになってしまいます。

生理前後や生理中は女性の心身に多くの影響を及ぼすとてもデリケートな問題です。その間は自分を大切にしてあげなくてはいけません。そうすることは彼のためにもなるのです。

そこで今回は、デートで生理を伝える方法について解説していきます。

デートで生理を伝える方法とは?

スマホをいじる女性

生理を伝えずにデートを迎えてしまうと、彼はあなたに対して必要な配慮ができません。たとえば長時間お手洗いに行けなかったり、立ちっぱなしの状況になったりするかもしれません。

そうすると辛い思いをすることになりせっかくのデートを楽しむことができません。彼に体調不良であることを気付かれたら心配して家に帰るように言ってくるかもしれません。

風邪などの病気なら家で寝ていた方がいいですが、生理の場合は少しの対処で随分よくなります。彼の優しさとは言え、デートを終わらせるまでではないのにそうなってしまったら悲しいですよね。

また生理中は情緒不安定になります。ちょっとしたことでイライラしたりヒステリックになったりして、彼に不快な思いをさせてしまうこともあります。

最悪の場合喧嘩になってしまい、せっかくのデートを台無しにしてしまうかもしれません。それで済めばまだいいですが、別れるきっかけになってしまう可能性だって0ではないのです。

そうならないためにも、生理であることをしっかり伝えましょう。そして自分の気持ちも尊重して伝え方を考えてみましょう。その参考としてここでは2つのパターンを紹介します。

ストレートに伝えるのはベスト!

屋外にあるトイレ

生理を伝える方法としてベストなのはストレートに伝えることです。特に体調が悪い時など下手に言い訳すると不審に思われてしまう可能性もあり、それによって損をするのはあなたなのです。

彼に不審に思われないようにするためにもストレートに生理であることを伝えましょう。生理自体が男性には理解しがたいものなので、遠回しではすぐに正確な状況が伝わりません。

生理による体調不良などデート中に何かしらの配慮や協力が必要な場合は、早く状況を理解してもらう必要があります。その方が体調の悪そうなあなたを心配している彼のためにもなるのです。

なぜなら男性に生理であることや、その対処法を察しろというのは無理があるからです。生理であること、どんな風に体調が悪いか、どうしたらいいのかをストレートに伝えましょう。

そうすればきっと彼にあなたに必要な配慮をしてもらいつつ、デートを引き続き楽しむことができるはずです。

「女の子の日」などふんわりとでも相手に生理と理解されるならOK

生理と伝えて謝る女性

生理であることをどうしてもはっきり伝えるのが難しい時は、「女の子の日」など言葉を変えて伝えてみましょう。それで相手に伝わるのならストレートではなくてもOKです。

女性同士でもはっきり生理という言葉を使うのにためらう状況ってありますよね。そんな時に別の言葉で、女の子の日やあれの日などとふんわり言えば、女性同士なら大抵伝わります。

最近では男性でもその言葉の意味を知っている人も多いです。なので言いにくければそのような言葉を使って伝えてみてください。

生理であることを別の言葉で申し訳なさそうに伝えれば、きっと彼の配慮してあげなきゃという気持ちも強まることでしょう。そしてお互いに気持ち良くデートを続けることができるはずです。

ただふんわりと伝えても意味が伝わらなければ仕方がないので、恥ずかしくてもストレートに伝えましょう。

生理を告げるタイミングとは?

駅前の時計

生理であることを伝えるためにはタイミングというのも重要になってきます。早急に対応が必要な場合や生理だとできないこともあるので、タイミングを見計らって伝えることが必要です。

そもそもの予定が狂ってしまったり、体調がもっと悪くなってしまったりとさらに状況が悪化してしまいます。なので生理を伝えるためにはタイミングもよく考えましょう。

しかし生理を伝えるのに抵抗がある人にとっては特に、タイミングというのはなおさら掴みにくいでしょう。それにタイミングを間違えて空気を悪くならないか心配にもなりますよね。

そこでここでは生理と告げるタイミングを3つ紹介します。自分のためにも相手のためにもタイミングに注意しましょう。

体調が悪くなったタイミング

生理の影響で体調が悪くなったらすぐに生理であることを伝えましょう。そうしなければあなたの身体も辛いですし、相手も心配してしまいます。

その後のデートプランによっては、体調が悪いままでは難しい場合もあります。伝えずに無理をしたら彼に迷惑をかけることになりますし、彼の気持ちも考えるべきです。

もちろんあなた自身も辛い思いをしていたらデートを楽しむことができません。少し休憩したり配慮したりしてもらえれば楽しめることもあるのに、それでは身体も心も疲れてしまいます。

体調が悪くなったらできるだけ早めに伝えてください。タイミングを伺って言えないでいるよりもそうした方が遥かに彼のためにもなります。気の遣い方を間違えないようにしましょう。

トイレに行く・薬を飲むなど相手に感づかれたとき

カラフルな錠剤

生理中はどうしてもトイレに時間がかかったり、鎮痛剤などの薬を服用しなくてはならなかったりすることも多いです。そんな彼女の様子を見て生理であることに感づく男性もいます。

彼が感づいている様子を見せたり、直接聞いてきたりしたらそのタイミングで生理であることを伝えましょう。わざわざ隠す方が不自然ですし、心配している彼に対してもいい選択とは言えません。

またトイレに行くことや薬を飲むことを自ら口実にするのもありです。いきなり何の脈絡もなく生理を伝えるのは気が引けるでしょうし、気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。

トイレから帰ってきた時や薬を飲んだ時であれば自然な流れで伝えることができます。ぜひなかなか生理を伝えるのに切り出せない時は、これらの行動を口実にしてみてください。

夜のホテルで

ホテルの客室の入り口

お泊りデートなどで彼とホテルに行くこともあるでしょう。そんな時大抵の男性は、ホテルに行くという段階ですでにエッチを期待しています。

そのためホテルでいい雰囲気になって、いざとなってから生理を伝えるのは男性にとっては酷です。その気になっていた分ショックも大きいでしょう。

できればホテルに行く前に生理であることを伝えることをおすすめします。もしホテルに行くことが決まっていてそれまでに言うことができなかった場合はなるべく早急に伝えてあげてください。

好き同士であればエッチをしたいという感情を持つのは自然なことです。特に男性は女性よりもその気持ちを強く持つ傾向にあるので、早めに生理を伝えてあげることは彼のためにもなるのです。

またあまりに直前に生理を伝えると、エッチをしたくない口実だと思われてしまう可能性もあります。どちらにせよ彼にできるだけショックを与えないように早めに伝えましょう。

生理であることは隠さずに伝えること

生理を彼に伝えるべきかどうかについての考えは人それぞれです。伝えたくない女性もいれば伝えてほしい男性もいます。そのため必ずしも伝えなければいけないわけではありません。

ただお互いにストレスにならないようにするためには、伝えた方がデートも2人の関係も円滑に進むことが多いです。特に将来を考えている相手なら、隠す方がお互いに違和感を覚えます。

生理はとてもデリケートな問題であり心身共に不調を感じるものであっても病気ではありません。恥ずかしい気持ちや申し訳ない気持ちを持つのもおかしいことではありません。

ぜひ生理の伝え方や伝えるタイミングを考えることで、お互いに嫌な思いをしないような選択をしてください。

お互いに体調が悪い時に相手を気遣える関係であることは本当に素敵なことです。そんな素敵なカップルでいられるよう、生理の時はあなたの方から彼に寄り添ってみてくださいね。

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