デートで緊張から腹痛になってしまったら?

普段からお腹が弱い人は、その日の体調や精神的なことでもすぐお腹が緩くなったり腹痛になったりしますよね。

大事な試験や大会・発表会など、子供のころから腹痛の不安と戦ってきたという方もいるのではないでしょうか。

大人になった今はどうですか?大事なプレゼンや営業など、子供のころとは違った仕事での緊張があると思います。そしてそれは大事なデートでも起こってしまうことはありませんか?

慣れてしまえば大丈夫なのに、初めてのデートや告白する時など、緊張して腹痛になってしまう…。なんとか乗り越えたい、少しでも改善したい。

筆者はそう思っているあなたの力になりたい。ということで、今回はデートで緊張からくる腹痛になってしまった時の対処法をご紹介します。

デートで緊張から腹痛になってしまったら?

忍耐力と書かれた黒板

なぜデートで腹痛になってしまうのでしょう?元からお腹が弱い人はもちろん、普段はそんなことがない人でもデートになると腹痛になるという人は少なくありません。

それは、ほとんどの人が緊張からくるものだからです。楽しいはずのデートなのに、なぜ腹痛になるの?と思う人もいるかもしれません。

楽しみたい!という気持ちはもちろんあるけれど、それ以上に心配事や不安なことがあるからです。

「もし会話が続かなかったらどうしよう」「無意識に嫌われるような言動をしてしまわないか」なんてことを気にしてしまいます。

主に人見知りの人や、心配性な人に多いのです。特に、付き合って間もなくまだ慣れないデートでは、お互いが探り探りの状態なので緊張しているでしょう。

そんな状態で腹痛になってしまったら大変!さぁどうやって乗り越える!?

なるべくキャンセルやデートを途中で終わらせない

夜にスキップする女性

デートの当日や待ち合わせ時間が近づいてくると、腹痛が襲ってきてどうしよう…。となったり、デートの途中で腹痛になって帰りたくなったりしたことがある人はいますか?

それで約束をキャンセルしたり、途中で帰ることはできますが、その場しのぎになるだけ。キャンセルしたデートの埋め合わせはするし、デートをする日はまたくるのですから。

腹痛になればキャンセルすればいいや、帰ればいいやという考えでいると癖になってしまいます。

キャンセル癖がついてしまうと、その場その場を避けることはできますが、いつまでたっても状況を変えることはできません。恋人にも呆れられてしまいますよ。

無理は禁物ですが、自分に合った方法やおまじないを見つけて、上手く付き合うことが大切です。

トイレはどこにもあるから大丈夫と自分を安心させる

トイレの場所を示す看板

腹痛になると、トイレに駆け込みたくなりますよね。なんだかトイレがお守りなくらい、安心な存在になってしまうのです。そう、いっそのことお守りだと思ってしまいましょう!

駅の構内・ショッピングモール・映画館にカラオケ…。トイレはどこにでもあります。何かあってもどこにいてもすぐ駆けつけられます。「だから大丈夫!」と言い聞かせる、おまじないです。

人は不安な時、安心できる物を持っていたり思考を変えることで落ち着くことができます。どこにでもトイレがあるということを安心の要素にして、デートを楽しんでください。

ここで「何度もトイレに駆け込むのは恥ずかしい」と思ってしまう人もいるかもしれませんね。それを気にするとまた腹痛の原因になり兼ねません。

気にするぐらいなら、もう正直に言ってしまいましょう。自分は緊張すると腹痛になってしまうということを事前に説明して、相手に理解を得ておくのです。

そうすることで隠さなきゃという不安もなくなるし、何より相手に話せて理解してもらえたことで気が楽になります。

最初に話すのが恥ずかしいかもしれませんが、心配事や不安が一気に解消されて腹痛も起きにくくなるかも。

緊張するとお腹が痛くなる理由

お腹の痛みを防ぐ錠剤

緊張すると、一般的には喉が渇いたり手が震えたり、心臓がドキドキすることを言いますよね。しかし腹痛となると、共感できる人とできない人とで分かれるのです。

そもそも、どうして緊張するとお腹が痛くなるのでしょう?緊張しても腹痛にならない人もいます。腹痛になる原因、そして腹痛になる人とならない人の違いは何でしょうか。

緊張すると腸のバランスが悪くなり過敏になる

お腹を押さえる赤いロボット

緊張している時って、頭で不安や心配事をものすごく考え込んでいませんか?そのドキドキが、腸に伝わってバランスを崩してしまっているのです。それで腸は第二の脳とも呼ばれているとか。

緊張している時にだけ起こるので、病院に行って診察を受けても炎症や腫瘍はもちろん見つかりません。しかしこの腹痛には、ちゃんとした原因がいくつか挙げられるのです。

自律神経の乱れによるもの、ストレスからくる精神的なもの、食生活や生活習慣から起こるもの…心身共に影響を受けやすいものなんです。当てはまる原因によって改善法も変わってきます。

こうして腸が過敏になり、腹痛や下痢、下腹部の張りなどが起こる症状を「過敏性腸症候群」といいます。

腹痛を防ぐ事前準備とは?

心臓をケアする図

自分が「過敏性腸症候群」だということは既に知っていた人もいるでしょう。今回初めて知った人もいますか?

症状にちゃんと名前があり、決して珍しいことではないのだと分かれば少し気が楽になったのではないでしょうか。

そしてこのような体質だと分かったからには、自分に合った対策法を探して腹痛を防ぐことに努めていかなければいけません。とことん向き合うのです。

一番手っ取り早いのは同じ経験をしている人に対策法を聞くことですが、自分に合うものを見つけないと意味がありません。これはあくまで参考までにしておきましょう。

これから紹介するのも対策法の一例として、試してみてください。

下痢止めや痛み止めなど市販薬を常備

応急処置の看護グッズ

今までの経験から既に市販薬は常備している、という人も多いと思います。その薬は自分に合っていますか?あまり効果を感じられない場合や初めて購入する場合は、薬剤師さんに相談しましょう。

または病院で処方してもらった下痢止めや痛み止めを使用しましょう。あまり薬に頼りすぎるのは良くありませんが、精神的な面からくる緊張の場合は、薬がお守りになる場合もあるのです。

持っているだけで安心する、それだけで気持ちが落ち着くという人もいます。気を付けることは、なるべく自己判断で薬を購入しないことです。信用できる人に勧めてもらったものが良いでしょう。

普段の食生活を正す

ミルクとフルーツがのった朝食

偏った食生活や、不規則な生活スタイルをおくっていませんか?バランスの悪い食事や睡眠・運動不足なども、知らず知らずのうちにストレスとなり体に大きな影響を与えているのです。

いきなり全てを改善することは難しく、仕事の都合で生活スタイルを変えることができない人もいるでしょう。そんな人でも、まずは食生活の見直しから心がけていきましょう。

お腹の健康のために、食物繊維や乳酸菌を意識して食事をしてください。食物繊維には、排便を促進し腸内環境を整える役割があります。

食物繊維が多く含まれている食材は、ワカメ・ヒジキなどの海藻類をはじめ、アズキや納豆などの豆類にも多く含まれています。野菜では、ゴボウやモロヘイヤ・オクラなどにも含まれています。

乳酸菌にも、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす整腸作用があり、免疫力を強化する働きがあります。乳酸菌を多く含む食材は、醤油や味噌・チーズやキムチなどの発酵食品です。

ヨーグルトや市販の乳酸菌製品だともっと手軽に摂取することができるので、おすすめです。それでもどちらも摂取することが難しいという人は、サプリを飲むのもいいでしょう。

腹痛とはうまく付き合うこと

お腹の痛みで頭を抱える女性

腹痛から逃げるのではなく、上手く付き合っていくことを考える

トイレはどこに行ってもある!事前に打ち明けて気を楽にすることもアリ!

腸は第二の脳。頭で考えると緊張して腹痛になりやすい

処方箋や市販薬をお守り代わりに。自分に合った薬を探そう

食物繊維と乳酸菌の摂取を心がけた食事をして、腸内環境を整えよう

いかがでしたか?既に知っている情報もあれば、知らなかった情報もあったかもしれません。新しく実践できそうなことは、ぜひ試してみてくださいね。

緊張からくる腹痛を完全に治すことは難しいです。まずは治すことより、上手く付き合っていく方法を考えましょう。

そうすると、日頃の自分の体のちょっとした変化にも気づきやすくなり、対応することができるようになりますよ。

そしてきっとそのうち、腹痛を気にせずデートを楽しめるようになるはず。そうなったら、同じように悩んでいる人にぜひアドバイスしてあげてくださいね。

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