遠距離恋愛で倦怠期に考えたいことは?

遠距離恋愛は続かせるためには何かとパワーが必要なものです。会いにいくにしてもお金と時間がかかります。また、会えない寂しさに耐える忍耐力も必要です。

友達カップルがいちゃいちゃしているのを横目に、我慢しなくてはいけない辛抱強さ…。異性からのあらゆる誘惑を断ち切るための芯の強さも必要です。

しかし、一途に思い続けていても不意に訪れるのが魔の倦怠期。遠距離恋愛の場合、会いたくても会えないモヤモヤ感が、倦怠期を余計に助長させてしまうこともあるでしょう。

本当だったら、会って話して、倦怠期なんて吹っ飛ばしてやりたいものですが、遠距離恋愛だとそういうわけにもいきません。

遠距離恋愛中の倦怠期に考えたいことを徹底的にまとめてみました。そもそも倦怠期とは?という核心的なところにも触れて紹介していきます。

倦怠期中の方もそうでない方も、遠距離恋愛中の方もそうでない方も倦怠期の乗り越え方をしっかり身につけましょう。

遠距離恋愛の倦怠期に考えたいこと

「倦怠期」を意識してしまうのは深く愛していたから

キスするカップル

そもそも倦怠期とはドキドキ感が薄れてきて、慣れてくることにより、刺激がないように感じる時期を示します。

言葉からもわかるように、倦怠期中は、以前と比較して相手に対してときめいていない状態です。一方で、以前はとても相手にときめいていた、ということになります。

確かに今は、以前と比較して相手に対しての愛が薄れている時期なのでしょう。しかし、あなたが深い愛を感じたことのある、特別な相手には変わりないのです。

今、多少相手に対して愛が薄れているタイミングがきているとしても、事実には変わりありません。

つまり、「倦怠期」を意識してしまうのは、あなたが相手を深く愛していたからということになります。そう考えると、倦怠期も少し愛おしい勲章のように思えてきますね。

「倦怠期」は愛がないから起こるのではないこと

隠せない疲労

また、絶対に勘違いしてはいけないのは、倦怠期は「愛がなくなること」に起因するわけではない、ということです。

話は逸れますが、あなたが幼い頃、熱中していた趣味はありましたか?その趣味にハマっている時期の中でも、めちゃくちゃハマっている時期と、そこそこハマっていた時期はありませんでしたか?

よくよく思い返すと、ハマっている中でも熱中具合に波があったことでしょう。まさに熱中具合の波、没頭具合こそが倦怠期のメカニズムなのです。

ハマっている(付き合っている)中でもそこそこしかハマっていない(愛情が薄れている)時期こそが、倦怠期なのです。

決して愛情がなくなっているから倦怠期が来ているわけではありません。早とちりをし、迂闊な行動をとることはやめましょう。

遠距離だからこその「倦怠期」があること

まったりとした愛

倦怠期といっても、一概にみんな同じ感情とは限りません。いつでも会えるカップルの倦怠期と、なかなか会うことのできない遠距離恋愛中の倦怠期は、もちろん違います。

遠距離恋愛は普通の恋愛と違い、障害となるものは多いです。関係の継続のためには、お互いの思いやりや努力が必要不可欠になります。

近くにいて、一緒の時間を過ごすことができるときに、お互いが幸せを感じる相手が結婚相手。こういった定義が巷では広まっています。

しかし逆は必ずしも当てはまらない、ということをしっかり理解しておく必要があるのです。

遠距離にいて、なかなか一緒に時間を過ごすことのできないときに、お互いの気持ちが離れていくのは結婚相手にふさわしくない。これは誤解です。

もちろん一緒にいられないだけで気持ちが「完全に」離れてしまうような軽薄な関係の相手は、結婚相手としてはもっての外です。

しかし、遠距離恋愛中のカップルも普通のカップルも同様に、気持ちが離れていくタイミングがくることは必然です。

倦怠期に考えたいこと

大事なのはあなたが彼のことをこれからも好きでいたいかどうか

彼を想う女性

それでは、倦怠期についてわかってきたところで、具体的に「倦怠期に考えたいこと」を紹介していきます。

まず必要なことは、あなたの気持ちを再度、しっかり見つめ直すということです。相手をこれからもずっと好きでいたいかどうかを冷静に考えるのです。

あなたの人生なので、妥協もいらなければ、相手に対する同情もいりません。大事なのはただ一つ、あなたの気持ちです。

あなたの「運命の人」なのか、倦怠期を共に乗り越えて、これから先も一緒にいたいかをあなたの意志で決めるのです。

冷静でいれる倦怠期だからこそ、これから先のことをしっかり考えることが大事なのです。

今までの恋愛がどれだけ特別なことか考える

考える女性

相手に対する愛が薄れている倦怠期のタイミングがきたとき、あなたは相手との関係を継続させるか悩んでいることでしょう。

しかし、愛が冷めてきている段階でもなお、相手との恋愛を続けたいかを悩んでいるということ。悩むということはあなたにとって、相手の存在が大きく、特別だったという証拠に違いありません。

倦怠期のあなたは、相手の存在を否定しがちになっています。刺激がなく、飽き飽きしているかもしれません。

そこで、彼が特別な人であることをもう一度認めましょう。そして彼の存在の大きさ、彼がいかに当たり前の存在になっているかをしっかり頭に入れた状態で、彼との将来を判断しましょう。

彼の存在の大きさを忘れ、「もういいや」と早合点し、後々ひどく後悔する事態を防ぐことに繋がることでしょう。

彼と別れない理由はなんなのか考える

彼との今後を考える女性

倦怠期は落ち着いて、冷静に自分を分析することができるタイミングです。そのタイミングを有用に活かし、倦怠期を乗り越えてでも相手と別れない理由について考えてみてください。

考えるだけでなく、相手と別れない理由をつらつらと書き出してみるといいでしょう。書き出すという一手間の作業こそが、実は大きな効力を発揮します。

頭の中で考えているだけでは、主観的にしか物事を捉えることができません。また、途中で思考がこんがらがってしまい、いつまでたっても結論に至らないこともしばしば起こります。

一方、考えていることを書き出して文字化すると、情報が見える化され、思考を客観的に捉えることができます。頭の中だけでは堂々巡りしてまとまりきらない考えを、すっきりと整理できるのです。

こういった理由で、倦怠期でも相手と別れない理由を書き出し、理由をより客観的に整理、分析、判断することをおすすめします。

惰性で付き合っているのか、情が移って別れられないのか。本当はなんだかんだ好きなのか。書き出した理由を元に、しっかりとなぜ別れないのかについて考える時間をとりましょう。

遠距離恋愛の倦怠期はどのカップルにも訪れる

倦怠期のカップル

いかがでしたでしょうか?倦怠期とはそもそも何なのか、倦怠期の本質、遠距離恋愛特有の倦怠期についてはしっかり理解できましたか?

また、遠距離恋愛の倦怠期で考えたいことについてもお分りいただけましたでしょうか?

人の気持ちは常に一定ではなく、波があるものです。波とも上手く付き合いつつ、自分の気持ちを常に客観的に見れるようにしておく。これこそが遠距離恋愛における倦怠期では必要なんですね。

遠距離恋愛中のみなさんが倦怠期を無事に乗り越え、幸せな将来に向かっていけることを心より願っています!

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はじめまして、今回の記事を担当しているSYMPLY編集部です。 SYMPLYは、主に10代後半~20代後半の女性向けに恋愛記事を提供しています。 編集部は主婦や恋愛経験豊富な女子大生、恋愛心理カウンセラーの方々などで構成されています。 みなさんの恋愛の手助けができるサイト作りを目指しているので、よろしくお願いします。