恋愛のペースは『ゆっくり』がよい理由とは？

一気に距離を縮めたり、じわじわ攻めたり、恋愛において相手との距離を縮めるためには様々な方法があります。一気に距離を詰める方法なら、すぐ仲良くなれて、付き合うまでも早いでしょう。

しかし、一気に燃える分、すぐ鎮火してしまう恋愛になることも多いです。すぐに終わりが来てしまう、そんな恋愛は寂しいですよね。

勢いのある恋愛も悪くないですが、せっかく始まった恋愛、長続きさせたくはありませんか？恋愛を長続きさせたいのなら、何事もじっくりゆっくりペースで進めましょう。

ゆっくりペースで恋愛を進めることは大人の恋愛といえます。今回は恋愛のペースは『ゆっくり』がよい理由を付き合う前と交際中と分けてお伝えします。

付き合う前

見た目は飽きる

初対面の見た目ほど大事な武器はありません。初対面では相手の性格や癖などわかりませんから、見た目が100％といっても過言ではありません。

しかし、その見た目「だけ」に惚れて、アタックするのは大人のゆっくり恋愛とは程遠いものです。どんなにタイプでも、格好良くても付き合い始めれば、あなたが向き合うのは彼の中身です。

性格や考え方が合わなければ長続きするどころか、幸せが逃げていく一方でしょう。見た目だけではすぐに飽きます。

よく「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」と言いますよね。女性に対しての言葉ですが、男性にも同じことが言えます。

見た目がストライクでも運命の相手だとすぐに信じるのは少し待ってください。しばらく冷静に見て、勘違いかどうかを確かめましょう。

直感は大切でも相手も同じとは限らない

彼を見た瞬間にビビッと来て一目惚れからの猛アタックをした経験はありませんか？出会った直後から恋愛モードになり、身体の関係を持つのが早い人は、短い恋で終わりがちです。

また、モテる男ほど猛アピールは逆効果になることが多いです。いくら直感でビビッと来ても「一目惚れ」したとは言わないほうが良いですよ。

相手が恋愛モードになっていないタイミングで、あなたがアピールしてくると下に見られる可能性もあります。

もし、相手もあなたに好感を持っているのなら必ず彼の方からも何らかの動きがあるはずです。ガツガツいかず、ゆっくりと「待つ」ことで始まる恋愛もあるのです。

本気度が伝わる

恋愛がゆっくり進むということは、それだけ本気だということが自ずと相手に伝わります。

本気度が伝わる方法といえば、LINEでゆっくり仲良くなり、デートを経てお互いを少しずつ知り、告白というルートが王道です。

相手の心の準備期間をきちんと用意するということに本気度が表れるのです。

そして、覚えておきましょう。女性もそうですが、男性は特に労力をかけた分だけ、相手の女性を大切に想う傾向にあります。身体を求める時間と相手への本気度は比例するのです。

男性の本気度を確かめるのに特に分かりやすいのは男性の行動です。

例えば、身体目的なら、なかなかHが出来ないと彼が不機嫌になったり、冷たくなったりするでしょう。しかし、彼も本気ならあなたの都合や気持ちを優先してくれるはずですよね。

焦るとろくなことがない

「急いては事を仕損じる」ということわざがあります。これは本当で、焦るとろくなことがありません。焦って判断して結論を急ごうとすると、失敗するのがオチです。

焦りは自己中な行動を生み出しますし、焦りが相手に伝われば最悪です。どんなに魅力的な女性でも焦っている姿はみっともないものですからね。

また、早く彼女になりたい、他の人に取られたくないという気持ちもわかりますが、焦り過ぎる気持ちは恋愛をも遠ざけてしまいます。

恋愛は楽しむ余裕をもって笑顔が多くてナンボです。焦りは顔にも表れますよ。

また、相手の歩幅と合わせることも意識しましょう。彼には彼のペースがあり、そのペースを無視すると、アピールするどころか彼の気持ちが離れていく可能性もあります。

心に余裕のある女性を目指しましょう。

交際中

スピード結婚は別れやすい

スピード結婚は別れやすいです。何故でしょうか。それはまず、外でのデートだけでは彼の「違う面」が見えにくいから、といえます。

家デートでご飯や掃除を一緒にしたり、同棲をすると結婚前に彼との生活感が共有できます。この経験は結婚のイメージにも結びつきますし、外の彼とはまた違う面も見られるタイミングです。

この経験もなくスピード結婚をすると、結婚後に初めて彼の「外とは違う面」を見ることになるので、まさにギャンブルです。それが、あなたにとって合わない面なら、最悪ですよね。

また、ゆっくりと時間を掛けたカップルは結婚までに多くの人に会い、相談してきたはずなので、応援してくれる人も多いものです。

となると、大勢の人々に祝ってもらったのに申し訳ないと、心理的にも簡単に離婚するわけにはいかなくなります。

一方で、スピード婚カップルは結婚まで日が浅い分、応援してくれる人は少ないでしょう。もちろん、応援してくれる人が少ないから幸せじゃないということではありません。

しかし、応援者が少ない分、少なくともスピード結婚は「離婚しにくい」状況とは言い難い結婚であることは確かでしょう。

会いすぎない

やっと彼氏彼女の関係になれたから、これからはいっぱい会える、と付き合いたては毎日でも会いたくなるものでしょう。一分一秒も離れたくない、なんて人もいるかもしれません。

しかし、気をつけましょう。人は同じものばかりだと飽きてしまう、厄介な生き物です。それはご飯も服も、恋愛の対しても同じことで、高頻度で会えば会うほどその危険は高まっていきます。

たとえ、あなたには飽きない自信があったとしても、彼はそうではないかもしれません。

それに、長い付き合いのマンネリとは違って恋愛の初期の期間にも関わらず、飽きを感じるのは結構危ないんです。思い出がまだ浅いだけに簡単にお別れなんてことにもなりかねません。

飽きられたくないのなら、会う頻度は考えましょう。会えない時間は寂しいですが、その分お互いに好きな気持ちを育む時間にもなります。

デートプランだって、毎日会うより、会えない時間をあえて作るほうが考える時間がある分、濃いプランになりますよ。

相手のペースに合わせすぎない

何でもかんでも彼の言うことを聞くなんて、従順な彼女を演じていませんか？好きな男性の好みに合わせていく、自分を変えていく女性は多いです。

しかし、彼のペースに合わせると、その度彼の中であなたの立場がどんどん下がっていきます。下手をすると、都合の良い女に成り下がってしまう可能性もあります。

そうならないためにも、あなたの価値を彼に植え付けましょう。

例えば、彼とご飯を食べるときや遊ぶときに、いつも「なんでも良いよ」と言いがちなら、たまには自己主張することも大切です。毎回彼任せなら、彼も疲れてしまいます。

自己主張をする女性は嫌われると思いこんでいる人は多いですが、実は逆なんです。自己主張をする彼女よりも、よく分からない彼女の方が厄介なのが男性の本音です。

ただし、夜中にいきなり「会いに来て」だったり、「好きならこれをして」ということは只のわがままです。

自己主張とは「あなたの好き嫌い」を伝えるものであり、「何かして」と求めるわがままとは異なるものなのです。

お互いの心地よいペースを掴むためにも、まず自分を認めてもらうことから始めてみましょう。

恋愛はマイペースで進めるべき

ゆっくり恋愛での重要なキーワードは「自立」であり、気になる彼と距離を縮めたくとも焦りは禁物です。さらに、「我慢」も必須であることを理解しましょう。

「自分の時間」を持ち、「相手の時間」を大切にすることこそがゆっくり恋愛の秘訣なのです。

恋と仕事の両立をさせたいのなら、特にゆっくりしたペースでの恋愛をすることを意識してみてください。

恋する気持ちはあなたにパワーをくれます。せっかくの女盛りの期間を仕事が忙しいからと恋愛を遠ざけていてはもったいないですよ。たまには、のんびり育てる恋愛を楽しんでみませんか。