最近では妊娠発覚と同時に結婚を決意する人が増えています。授かり婚はとても幸せなことですが、不安も多いものですよね。

中でも自分の体調や体型はマタニティウェディングでも、大きな心配となるでしょう。安定期に入ると体調は安定してきますが、体重がぐんぐん増えてきてしまいます。

せっかくマタニティウェディングを開催するなら、ドレスを綺麗に着こなしたいですよね、でも妊娠中のダイエットは身体に負担がかかります。

マタニティウェディングでも綺麗にドレスを着るには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。痩せてみえる方法はあるのでしょうか。

今回はマタニティウェディングでも痩せてみえるダイエット法を紹介していきます。無理せずに参考にしてくださいね。

マタニティウェディングでも痩せてみえる７つのダイエット法とは？

注目される顔のフェイスラインが重要

やはり花嫁が一番見られるのは顔です。どんなに痩せていても顔にお肉がついていると太ってみえてしまいます。逆に顔がスッキリしていれば痩せてみえるのです。

フェイスラインをスッキリさせるのは、顔の筋肉を動かすことです。座ったままでもできるものばかりなので、妊娠中の身体に負担をかけることもないでしょう。

大きな口であいうえお

いつでもどこでもできる「あいうえお運動」です。これ以上開かない大きな口で「あ・い・う・え・お」と口を動かすだけで良いのです。

一文字につき1～2秒くらいかけて、ゆっくりおこないましょう。声は出さず口の形だけ動かせば大丈夫です。

5回1セットにして、休みながら3セット。最低でも1日3回はおこないましょう。頬や顎が少し疲れるくらいおこなうと、筋肉がついて引き締まってきます。

コロコロローラーでマッサージ

コロコロとしたフェイスローラーを使用すると、フェイスラインが引き締まります。少なくても朝晩2回はマッサージをしましょう。

強くこするのではなく、優しくなでるようにしてください。下から上へ。内から外へ。お肉を押し出すようにマッサージをおこないます。

化粧前や化粧落とし後におこなうと習慣になります。3ヶ月前から毎日続けると、顔の形にも変化が見られるでしょう。

デコルテをすっきりさせる

ドレスを着ると、デコルテ部分が大きく出ます。このデコルテ部分で重要になるのが鎖骨です。鎖骨が綺麗に見えていると痩せてみえる効果があるのです。

反対に鎖骨がお肉で見えないと、太って見えてしまいます。結婚式当日までに鎖骨が綺麗に見えるようにダイエットをしていきましょう。

デコルテマッサージ

まずは自分のデコルテの上に両手をのせます。デコルテ部分を確認したら、右手の肘を大きく縦に回すようにしてデコルテをマッサージします。肘を大きく回すことを意識してください。

右手が終わったら手はそのまま鎖骨の上にのせておきます。そのまま同じように左手の肘も縦に大きく回して鎖骨をマッサージしましょう。

両手を1セットとして10セットほど、1日5回おこなってください、鎖骨回りのお肉を動かすようにすると効果が出てきます。

デコルテエクササイズ

デコルテを鍛えるエクササイズもあります。バストの前で両手を合わせて合唱のポーズをします。この時、中心に向かって強く両手を押し合うようにしてください。

3秒間おこなったあと、ゆっくり力を抜きましょう。姿勢を正して行うのがポイントです。20セットおこなうとデコルテが鍛えられ、お肉がつきにくくなります。

ただしあまり力を入れすぎてしまうと、お腹の張りに繋がるので無理はしないようにしてください。少しの力で回数を減らすなど調整をしてください。

意外と注目されるのが二の腕のお肉

ほとんどのドレスは二の腕が出ています。新婦は何かと二の腕を注目されてしまうことも多いです。手を挙げて二の腕がプルンと揺れてしまうと太ってみえてしまいます。

二の腕が揺れずにすっきりしているだけでも痩せてみえます。またドレスを綺麗に着こなすことができます。

二の腕エクササイズ

両手をストンと下に降ろし、手首だけ90度外側に向けます。そのまま両手をグーと後ろにもっていき、グルグルと回します。

次は手を真横に伸ばして同じように手首を曲げて後ろへもっていき、回します。続けて同じように前に伸ばしておこないます。

下・横・前を1セットとして3セットほどおこないましょう。

二の腕マッサージ

片腕を前に出し、もう片方の手で手首から脇にかけてお肉を移動させるように動かします。少し痛みを感じるくらいの強さでおこないましょう。

脇の下にはリンパがあるので、脇の下部分をつまむようにして押します。同じように反対の腕もおこないましょう。

お風呂に入った時に両手1セットを3セットおこなうと効果的です。

背中を見られることが多いので肩甲骨の周囲を綺麗にみせる

ドレスは背中が大きく開いたものが多いです。また花嫁は後ろ姿を見られる場面も多くあります。そこで痩せてみえるためには背中をスッキリさせることがポイントとなるでしょう。

妊娠中は腕立てや背筋などの筋トレはできないので、座ってできるトレーニングをおこなってください。

また姿勢を意識するだけでも背中がスッキリしてくるものです。毎日の生活で猫背にならないよう、背筋を伸ばすように意識してみてください。

肩甲骨回りをスッキリさせる簡単運動

まず両手の指を肩にのせます。そのまま肩を回すようにして、後ろへグルグルと回します。この時、肩甲骨が動いていることを意識してください。

次に同じように肩を前にぐるぐると回します。肩こりもほぐれて背中もスッキリするので、妊婦さんには良い運動となるでしょう。

実は足首もドレスで痩せてみえるポイントになる

ドレスを着ると足を隠すことができますので、足のダイエットは必要ないように思えますよね。しかし足首だけは、ドレスを着ても見えてしまします。

チラリと見えた時の足首が華奢で細く見えると、全体的に痩せてみえます。そこで足首だけでもダイエットしておきましょう。

足首マッサージ

椅子に座って足首のマッサージをおこないましょう。まず右足を左足の太ももに乗せます。右足の指間に右手の指を絡めます。

右足の足首を右手でつかみ、左手で右足首をくるくると回します。足の力を抜いて、ゆっくりと回してください。回す方向もかえておこなってください。

右足が終わったら、左足も同じようにおこないましょう。疲れない程度に多めに回すと効果が出やすいです。お腹が張ったらすぐに中断してください。

マタニティウェディングではむくみとりが大切

妊娠中はむくみやすい時期です。水分をとると、むくみがすぐに出てしまうという人もいるでしょう。しかし水分は絶対に控えずに摂取してください。

妊娠中でむくまないようにするためのポイントは二つありますので、参考にしてください。

姿勢をかえる

妊娠中は疲れやすいので、座ったり寝ていることも多いでしょう。しかし同じ姿勢でいると、血流が悪くなりむくんでしまいます。

少しでも血流が良くなるように姿勢をかえることを意識しましょう。体調が良いときには、お風呂に入ることもおすすめです。

塩分を控える

塩分はむくみのもとになります。妊娠中は特に塩分の摂取には気をつけましょう。和食で薄味を心がけてください。

もし塩分が多くなった時には、塩分を排出してくれるカリウムやミネラルを摂取しましょう。温野菜をそのまま食べると良いです。

痩せてみえる着こなしやヘアも重要ポイント

マタニティウェディングでは、無理にダイエットすることは危険です。ある程度気をつけたら、あとは着こなしで痩せてみえるようにしましょう。

ドレスの中には、デコルテが隠れているものもあります。またパフスリーブで二の腕をカバーしてくれるものもあります。

自分の着になるところを隠してくれるドレスを選ぶのも痩せてみえる方法です。

またフェイスラインが気になる人はヘアアレンジを工夫してみましょう。少し横に流したり、フェイスラインをカバーするようにすると小顔効果も期待できます。

マタニティウェディングは部分的にダイエットする

マタニティウェディングはどうしても気太りしてみえてしまうことが多いです。せっかくのドレスも太ってみえてしまっては悲しいですよね。

しかし無理なダイエットはできません。そこで痩せてみえるように工夫して、可能なダイエットを取り入れてみましょう。

ポイントに絞って運動やマッサージをすることで、綺麗にドレスを着こなすことができます。諦めずにできることを少しずつおこなってみてください。