結婚と恋愛は別な理由とは?

恋愛

好きな人と恋愛をして、好きな人と結婚をする。これ以上の幸せはありませんよね。逆に言えば、結婚をしたい人と恋愛をするという考え方もあるでしょう。

しかし、実際には恋愛の時には上手くいっていたのに、結婚では上手くいかなかったというカップルも多いです。

また、恋愛ではイマイチ物足りなかったけれども、結婚相手としては堅実で最高だと評価を受ける人もいます。何故、同じ人物についてここまで評価が分かれるのでしょうか?

今回は、その答えである「結婚と恋愛が別な理由」についてまとめました。結婚と恋愛ではどのような面が違ってくるのか、どのような良さがあるのか紹介しますので、是非参考にして下さいね!

結婚と恋愛は別な理由とは?

経済面がシビア

経済面

結婚と恋愛では大きく違うことと言えば、「経済面がシビアになる」ということでしょう。独身時代のお金は自分のものですが、結婚をすると家族のお金に変わります。

そのため生活に直接影響を与える経済面には、シビアにならざるを得ない状況が生まれてしまいます。例えば、恋愛中の彼が飲むのもおごるのも好きな気前の良い人だったとします。

恋愛中は「すごく奢ってくれる」「男らしいなぁ」と感じてしまうこともあるでしょう。でも、結婚して生活をするとなると「そんな月に何度も奢らないでよ」と生活費の心配をしてしまいます。

また、恋愛中は彼が好きなら許せる部分もありますよね。しかし、結婚をして同じ家計で生活をし、子供を育てるとなれば話も別です。経済的にシビアになるのは、ある程度仕方がありません。

彼の親や親戚との付き合いも生まれる

彼の親や親戚との付き合い

結婚をしたことで、恋愛中には会うことが無かった「彼の親戚との付き合い」が発生してしまいます。恋愛の時のように2人きりの時間を大切にすれば良いというものでもありません。

お盆と正月だけならまだ良い方です。実際には義両親の誕生日、父の日、母の日、お中元、お歳暮など嫁として気を使わなくてはならいイベントはたくさんあります。

恋愛の時には彼との仲を深めるだけで良かったですよね。しかし結婚となれば違います。大勢いる親戚の中に、話の合わない人も苦手な人もいるでしょう。

そういう億劫さを我慢して、ニコニコと笑いながら手伝う仕事が任されます。「嫁」という立場上、遠慮をしてしまうこともありますし、結婚を窮屈に感じさせる部分だと言えます。

日常を永く共有する

日常の共有

お互いの都合が良い時にデートをする恋愛と違い、結婚は日常生活を長く共にします。恋愛中の時には気が乗らない場合、「今度のデートは延期して欲しい」とお願いすることもできました。

しかし、一緒に住み日常生活を長く共有することで、気が乗らなくても疲れていても、相手も同じ家にいることになります。つまり、良い自分だけを見せられなくなります。

お互いに人間ですので、恋愛中には見せなかった一面を見せることもありますし、見ることもあるでしょう。良い面も悪い面も含めて家族の絆を作っていくのが結婚なのです。

日常を長く共有すると言うことは、悪いことだけではありません。些細な情報を共有し、喜びも共有できます。一緒にいる日常を幸せなものにするのか、苦痛なものにするのかは2人の努力次第です。

独りの時間が減る

減った一人の時間

恋愛と結婚の違いと言えば、「独りの時間が減る」ことも挙げられます。恋愛をしている頃は独りになりたいと思ったら、ずっと家にいれば良かったですよね。もしくはフラッと出かけたはずです。

しかし、結婚をすると同じ家に相手がいるためなかなか独りの時間を取ることができなくなります。同じ部屋にいる以上、会話をしなくても完全に独りではなくなります。

フラッと出る時には一言断らなければなりませんし、「どこに行くの?」と詮索されては面倒に感じる人もいます。夫婦2人だけならまだ理解もありますが、子供がいるとそうもいきません。

独りの時間が欲しくても、ママと一緒が良いとずっとついてくることもあります。完全に独りの時間をゆっくりと楽しむというのは、結婚生活で少なくなることは確実です。

今までのように遊べない

夜遊び

結婚をすると独身生活のようには遊べなくなってしまいます。まず、経済面からも厳しくなりますよね。飲み会を何件もはしごしたり、旅行に行ったりできなくなってしまいます。

収入が多かった場合、経済的には安定していてもやはり子供の教育や老後のことを考えると貯金を考える場合が多いです。独身時代のように自由にお金を使うことは皆できなくなってしまいます。

また、仕事帰りに友達から連絡が入り、急に遊ぶ約束をすることってありますよね。しかし、家族がいると家族のご飯を作らなければならないですし、子供の世話もあります。

遊ぶ時には「○日は出かけるから、家のことお願いね」と旦那様への協力が必要になる場合もあるでしょう。自由に遊べないことが原因で結婚を面倒に感じる人も少なくありません。

子供への責任が生じる

子供への責任

結婚と恋愛で大きく違うのは、「子供への責任が生じる」ことです。恋愛中は独身ですので、自分に対しての責任しかありませんでした。

パートナーと上手くいかなかった場合、最悪別れも選択できますよね。しかし、子供がいるとそう簡単に別れたり、自分を優先したり出来なくなってしまいます。

「親」として、子供への責任が発生するのです。これまでは自分が何かをしないことで困るのは自分だけでした。しかし、今後は自分の行動で家族や子供の人生にも影響が出てくる可能性があります。

大きな責任であるのでプレッシャーを感じたり、億劫に感じる人も多いですが、その分やりがいと幸せもあります。この責任を1人で背負うのか、2人で協力するのかが幸せの分かれ道となります。

恋愛とは違うメリット

人生に責任感を得られる

人生への責任感

結婚をして、恋愛とは違うメリットを挙げるとすれば、「独身時代よりも人生に責任感を得られること」でしょう。独身時代は何となく働いているという人も多いです。

「生活をするために仕方なく」と働く人が大半ですが、家族がいると違います。「家族を養うために」という働く意味が、より明確になるのです。

自分が評価されることはもちろん嬉しいですが、昇進や臨時収入があると家族サービスも充実します。自分が養っている、家計を支えているというポジションにやりがいを感じるようになります。

沢山の家族が得られる

沢山の家族

独身時代は、自分の家族と話すことぐらいしかなかったという人でも、結婚をすると違います。彼のご両親、親戚付き合いなど単純に「家族」と呼べる人が増えていきます。

旦那の親戚との付き合いというと、いかにも面倒な印象が浮かびますが最近はそうでもありません。嫁いびりをするような家庭も少なくなっていますし、優しい姑さんが増えています。

自分達夫婦に子供、それぞれの両親、そして親戚。家族の輪を広げていくことで、たくさんの人達に支えてもらえます。家族が増えるというのは独身時代では経験できません。

心から支えあえるパートナーを得られる

心から支えあえるパートナー

結婚をすることで「心から支え合えるパートナーを得る」ことができます。もちろん恋愛中もあなたの相談を聞いたり、悩みにアドバイスしたりと支えることはしているかもしれません。

しかし、結婚をしたとなると恋愛中よりもより具体的に支えてくれるありがたさに気づくでしょう。なんと言っても運命共同体の夫婦です。彼も当事者の1人になるので仲間が増えた感覚になります。

自分は1人ではない。支えてくれる家族がいると思うだけで心強いですよね。心から支え合える家族を得られるのは、恋愛にはない結婚のメリットと言えるでしょう。

結婚と恋愛は別物

結婚と恋愛は別物

結婚と恋愛は別な理由についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?最近では晩婚化が進んでいますし、独身が悪いわけでもありません。

ただ、「結局好きな人同士で一緒にいるのだから、結婚も恋愛も同じでしょ?」と思っているならそれは間違いです。結婚には恋愛中には無かった不便さもありますが、幸福もあります。

どちらの人生になるかはあなた次第です。恋愛と結婚のメリットを整理することで、結婚に踏み出すかどうかの目安になれば幸いです。

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