ドキドキしなくなってしまうと恋が冷めてしまったと感じる人が多いですが、そうとは限りません。ドキドキする恋愛よりも実は、ドキドキしない恋愛の方が良いこともあるのです。

ドキドキすることだけが愛のある証拠ではなく、ドキドキを楽しむことだけが恋愛の醍醐味ではありません。恋愛でドキドキしないことを必要以上に焦る必要は全くないのです。

しかし付き合いたてには感じていたはずのドキドキがなくなったら、どうしても不安になってしまいますよね。ドキドキしない恋愛の良さがわからなければ、きっと不安は拭えないでしょう。

そこで今回はドキドキしない恋愛がおすすめな理由を解説していきます。

ドキドキしない恋愛がおすすめの理由とは？

居心地がいい証拠

相手に居心地の良さを感じるような関係になれば、必然的にドキドキは減るものです。長く良い関係を続けていきたいのであれば、ドキドキよりも居心地の良さが重要です。

確かにドキドキは恋愛のスパイスになり、相手の恋愛感情を盛り上げるきっかけになるものです。しかし本当に深い絆で繋がっていれば、ドキドキがなくても恋愛感情は続くものです。

お互いにドキドキの代わりに居心地の良さを感じるようになれば関係は長続きします。ドキドキしなくなったというのは好きではなくなったのではなく、居心地がいい証拠なのです。

もちろん仲にはドキドキしない恋愛、刺激のない恋愛をつまらないと感じるような人もいるでしょう。ただドキドキするような刺激のある恋愛は、今を楽しむ恋愛です。

将来的に一緒にいたいと思う相手との恋愛であれば、ドキドキがないことを気にする必要は全くありません。むしろ代わりに得る居心地の良さをお互いに大切にできるようにしましょう。

ドキドキしすぎはムリをしている

恋愛で感じるドキドキと言えば通常、恋愛感情の高ぶりを指します。しかし実は恋愛をしている時に感じるドキドキの原因は、恋愛感情だけではない場合があるのです。

恋愛感情以外のドキドキの原因になるものは緊張です。もちろん好きな人の前では緊張するものですが、いつまで経っても緊張が解けないのであれば注意が必要です。

相手の機嫌を伺って嫌われないように一生懸命な時というのは緊張によりドキドキします。ムリして合わせようとしている証拠であり、決していい恋愛の形ではありません。

恋愛は立場が平等でなければなりません。時々ではなく慢性的に緊張が続いているということは、恋愛関係として平等な立場になれていないということなのです。

緊張してしまう原因が相手にあろうと自分にあろうと、慢性的な緊張によるドキドキは良いドキドキではありません。

緊張が原因のドキドキのように、ドキドキしすぎることは必ずしも恋愛にいい影響を与えるわけではないのです。あなたがしすぎているドキドキはムリしている警告なのかもしれません。

一緒にいたいと思う気持ちが大切

ドキドキしなければ恋愛感情は生まれません。しかし通りすがりの素敵な人にドキドキしてしまうことがあるように、ドキドキが必ず恋愛感情になるとは限らないのです。

そのため恋愛にはドキドキは必要不可欠ですが、なくなったことを必要以上に気にする必要はありません。ドキドキよりも一緒にいたいと思う気持ちの方がよっぽど大切なのです。

素敵な人でも、性格や相性が良くなければ一緒にいたいとは思いませんよね？恋愛はドキドキだけで成り立っているものではないのです。

ドキドキにばかりこだわり、一緒にいたい気持ちを大切にできなければ、自分の本当の気持ちが見えなくなってしまいます。本当は一緒にいたいのに別れることになってしまうかもしれません。

ドキドキするだけが恋愛ではありません。彼が自分にとって必要な存在かどうかをよく考えましょう。

それでもたまにドキドキしたいときは？

テンションの上がるデートをする

恋愛を盛り上げるためにはたまにはドキドキも必要です。ドキドキしたいなと思ったときは、テンションの上がるデートをしてみましょう。

非日常を体験すると人は気持ちが高揚します。好きな人と一緒に体験すればなおさら気持ちが高まるでしょう。夜景でディナーなど普段しないような特別感のあるデートをしてみてください。

気持ちが高揚しているとどんな小さなことでも素敵に見え、一緒にいる相手もいつもよりも魅力的に感じます。いつもと違って見える相手にきっとドキドキすることでしょう。

デート自体が恋愛を盛り上げてくれるものなので、特にドキドキしたい時にはテンションの上がるデートがおすすめなのです。

スキンシップ多め

スキンシップを多めにとることもドキドキに繋がります。ドキドキを感じなくなったカップルはスキンシップも減る傾向にあるので、スキンシップを意識的に図るようにしてみましょう。

多くの男性は好きな女性に触れたいと思うのと同じくらい、好きな女性から触れられたいと思っています。そして言葉よりも触れる方が、気持ちが通いやすいとも言われています。

スキンシップが少なくなったカップルは愛情が冷めやすくなっていまいます。しかし今からでも遅くありません。スキンシップを図るようにしてみてください。

スキンシップが少なかった分、急にスキンシップが多くなったことで必ず相手はあなたにドキドキするはずです。

好きな人から触れられれば誰でもドキドキします。普段はしないようなスキンシップや不意を突いたスキンシップで相手をドキドキさせちゃいましょう。

スキンシップは愛情も良く伝わるので、スキンシップを多めにするようにすれば、きっと2人の仲も深まるはずです。

サプライズをする

代り映えのない毎日の中からドキドキするようなことを探すのは難しいです。ドキドキしたいなら、自らドキドキするようなことを積極的にする必要があるのです。

たとえばサプライズをしてみるのはいかがでしょうか？

サプライズというのはされる側よりもする側の方が楽しむことができるものです。「また驚くかな、喜んでくれるかな」とドキドキすること間違いありません。

好きな人が喜ぶようなこと考える時も、準備する時も、決行する時もワクワクドキドキするでしょう。好きな人が喜ぶようにと考えているうちに、きっと好きな人への気持ちも強まります。

好きな人もサプライズされたことに歓喜し、あなたへの愛が強まるはずです。サプライズで一緒にドキドキを経験することは、きっと2人の仲を深めてくれることでしょう。

思い出の場所に行く

付き合いたてというのはどんな小さなことにもドキドキするものです。しかし時と共に相手や相手と過ごす時間に慣れてしまうと、ドキドキは薄れていってしまうのです。

そのため付き合いたてのドキドキを蘇らせるために、初めて付き合った頃の思い出の場所に行ってみましょう。

なるべく最近は行っておらず懐かしいと思う場所で、特に思い出深い場所が良いでしょう。きっと懐かしさと同時に当時のことを思い出して、相手への気持ちが蘇ってくるはずです。

思い出の場所に行くことで初心を思い出せば、その後の気持ちにも変化があるはずです。ちょっとしたことでも相手にドキドキする日々がまた蘇ってくるかもしれません。

ドキドキは好きな気持ちが高ぶっているからこそ感じるものです。初めて付き合った頃の思い出がよみがえってくれば、きっと好きという気持ちも再び熱を持ち、ドキドキが増えるはずです。

ドキドキしない恋愛は安定している証拠

ドキドキしないことにこだわりすぎてしまうと恋愛は上手くはいきません。ドキドキばかりを求めていては、自分や相手の本当の気持ちに気付くことができないのです。

どうしてもドキドキしたいと思うなら、自分からドキドキするきっかけを作りましょう。自分の努力次第でドキドキは手に入るのです。

もし今ドキドキしていない恋愛をしていると感じたら、今回紹介したことを思い出してみてください。そしてまずは自分、相手、そして2人の関係を見つめ直しましょう。

ドキドキしなくても良い関係が築けている可能性は十分あります。今している恋愛や自分の気持ち、相手の気持ちを測り間違わないようにしましょう。

とは言ってもたまにはドキドキも必要なので、ぜひ自分から積極的にドキドキする環境を作ってみてください。