好きで付き合ったはずなのに、いつの間にか愛情がなくなり情で付き合っている人というのは少なくありません。
そして情だとわかっていても、別れずにいる理由が自分でもわからない人も大勢います。なかには付き合っている相手への気持ちが、愛情なのか情なのかもわからず、悩んでいる人もいるのです。
そこで今回は恋愛で愛情ではなく情で付き合ってしまう理由について解説します。またあわせて情で付き合ってしまっている時の対処法についても紹介していきます。
恋愛で愛情ではなく情で付き合ってしまう理由と対処法とは?
付き合いが長い
付き合いが長いことが情で付き合ってしまう理由になることがあります。付き合いが長いことを理由になんとなく付き合いを続けてしまうのです。
付き合いが長いと相手がいる生活が当たり前になり、別れてしまえば当たり前の生活が壊れることになります。当たり前の生活が送れなくなるこというのは、大きな負担となります。
そのため別れたいと思う理由がなければ、相手のいる慣れ親しんだ生活を手放せず、付き合い続けてしまう人も多いのです。
別れる理由がないから長く付き合っているものの、別にドキドキもしなくなっているのであれば、そこに愛情はありません。付き合いが長いため惰性で付き合ってしまっているだけです。
惰性で付き合っているのは愛情ではなく、情で付き合っているということです。付き合いが長いと惰性で付き合ってしまうリスクが高まるため、情で付き合ってしまう原因にもなるのです。
優しい性格
本当に大切に思っていた人との別れというのは告げる方にとっても心が痛むものです。特に優しい性格の人は別れを告げて相手が傷ついたらと思ってしまうことでしょう。
なかには愛情がなくなってしまってもなお、相手を傷つけたくないという優しさで、別れを切り出せない人もいます。
愛情がなかったとしても人を傷つけることは誰だって良心が痛みます。愛情がなくてもできるだけ傷つけたくないと感じるのは当然のことであり、情なのです。
もちろん別れを切り出せる人が優しくないわけでも情がないわけでもありません。ただ人一倍優しい人は特に別れを切り出せず、愛情がなくても情で付き合い続けてしまいがちなのです。
年齢
年齢も愛情がなくても情で付き合ってしまう理由の1つとなる可能性があります。特に30歳以上になると、この人以上の人に出会えるのかと疑問になる人が多いからです。
私たちは年を取るにつれ自分に対する自信を失いがちになります。特に多くの女性は綺麗でいたいと強く思っているため、老化はどうしても自信を喪失する原因になってしまいます。
そして年齢と共に恋愛対象として見てもらえなくなる不安が強くなります。今後好きな人ができても相手に好きになってもらえるのか、恋愛ができるのかと不安に感じてしまうのです。
すると恋人に愛情がなくなっていても、先の不安から別れをなかなか切り出せなくなってしまいます。この人以上の人に出会えなかったら…と考えてしまうのです。
年を取ると別れて新しい恋をする自信がなくなり、別れたことを後悔するかもしれないという不安な気持ちが強くなります。年齢というのも情で付き合ってしまう理由の1つになるのです。
とりあえずキープ
恋人がいることをステータスに思っている人の中には、愛情がなくなっても他に良い異性が現れるまで付き合う人も多いです。愛情がなくてもとりあえずキープしておくのです。
また恋人がいない状態が寂しくて仕方がない人も、愛情がなくても付き合い続ける場合が多いです。1人や恋人以外と過ごす毎日が耐えられず、とりあえずキープする人も少なくありません。
肉体的、精神的、経済的などの理由で、恋人がいない生活を考えられない人は、愛情がなくてもキープする傾向があります。他に良い異性が現れるまでは付き合い続けるのです。
色んな意味で恋人に依存し、恋人がいない生活を考えられない人は、情で付き合ってしまいがちです。とりあえずキープするというのも、愛情ではなく情で付き合ってしまう理由の1つなのです。
対処法とは?
一緒にいて楽しいかを第一に考える
愛情はなく情で付き合ってしまうことがある人は、恋人と一緒にいて楽しいかを第一に考えるようにしてみましょう。そして楽しくない、嫌なところが目立つなら別れを告げるべきです。
恋人というのは一緒にいて楽しいかどうかが重要です。一緒にいても楽しくなく、むしろストレスが溜まるようであれば、付き合っていてもお互いの生活に悪い影響を及ぼすだけです。
一緒にいて楽しくない人と一緒にい続けても、楽しめることも楽しめず、幸せになれる可能性を潰すことになります。自分が楽しめていない状態では相手も心から恋人のいる生活を楽しめません。
相手の嫌なところばかりが目立てば一緒にいることが苦痛になってしまいます。一緒にいることが苦痛だと思いやりを持てなくなってしまうので、相手にも嫌な思いをさせてしまうでしょう。
幸せな恋愛をしたいなら、一緒にいて楽しいかを第一に考え、楽しくないなら別れましょう。別れを告げて新しい恋愛を見つけるべきです。
結婚の意思がお互いにあるか確認
あなたは将来結婚したいと思っていますか?もし結婚したいのならお互いに結婚の意思があるかすぐに確認しましょう。だらだら付き合っても時間の無駄です。
愛情ではなく情でだらだら付き合って結婚してしまえば、必ず後悔することになります。相手を傷つけることになります。きっとたくさんの人が悲しい思いをすることでしょう。
付き合い続けるか決めるためには、情で付き合っている相手と本当に結婚していいのか自分の気持ちを確認しましょう。同時に相手も自分との結婚を望んでいるのかも確認しましょう。
お互いに結婚の意思がないのにだらだら付き合っても、結婚はできません。結婚できても幸せにはなれないでしょう。
距離を置いてみる
愛情があるかがわからず、情で付き合っていると言い切れないことも良くあります。愛情があるのか、情で付き合っているのかをはっきりさせるためにも、距離を置いてみることをおすすめします。
もし会う機会を減らしても何とも思わないなら特に必要のない人なのかもしれません。距離を置くことで初めて見えてくる気持ちもあるのです。
相手と関わる時間が多いことで付き合っているべきという思い込んでしまう場合も良くあることです。寂しさや不安から別れを決断できずにいても、離れてみたら意外と大丈夫かもしれません。
長く付き合っていても愛情があれば、距離を置くことで不安になったり会いたい気持ちが募ったりするものです。何とも思わないなら自分の人生にいなくても良い人だということでしょう。
自分の気持ちをはっきりさせるためにも、愛情ではなく情で付き合っている可能性が少しでもあれば、距離を置いてみてください。
情の恋愛は自分も相手も不幸になる
恋愛で愛情ではなく情で付き合うことは基本的に自分のためにも相手のためにもなりません。必ず自分も相手もそして周囲も嫌な思いをすることになります。
また情で付き合ってしまう理由は人それぞれですが、どんな理由であれ根本にある考え方を見直す必要があります。
情で付き合ってしまうような考え方を持っていたら、いつまでも幸せな恋愛はできないのです。
愛情がなくなってしまえばたとえ情があったとしても、必ず相手を大切にする気持ちが薄れてしまいます。傷つけたくないという優しさはただのエゴで、結局相手を傷つけることになります。
年齢や体裁を気にしたり、寂しさを埋めたりするためだけに付き合っていても、お互いに心が満たされず幸せにはなれません。
お互いに一緒にいて楽しいと感じることができ、将来を真剣に考えられなければ、恋愛は長くは続きません。
ぜひ今回を参考に自分の気持ちと向き合い、自分のためそして相手のためになる道を選んでくださいね。