恋愛というのは常に不安な気持ちが付きまとうものです。不安な気持ちに負けずに懸命に努力することができなければ恋愛を成功させることはできないのです。
とは言え恋愛の不安というのは簡単に拭えるものではなく、時に負けてしまうことだってあるでしょう。なかにはすぐ自己嫌悪に陥ってしまう人もいるかもしれません。
しかし恋愛で自己嫌悪に陥ると、頑張る方向性を見失うためうまくいかなくなってしまいます。自己嫌悪に陥った時はすぐに対処する必要があるのです。
恋愛で自己嫌悪に陥る理由と対処法について解説していきます。
恋愛で自己嫌悪に陥る理由と対処法とは?
コンプレックス
恋愛で自己嫌悪に陥る理由の1つはコンプレックスです。好きでいてほしいという思いが強いほど、コンプレックスが気になり、自分がどんどん嫌いになってしまうからです。
誰だって好きな人には良く見られたいと思い、コンプレックスは隠したいと思うものです。しかしコンプレックスは誰にでもあるため、上手く付き合っていくしかありません。
しかしなかにはコンプレックスを極度に気にしてしまい、自分を責めてしまう人がいます。コンプレックスに捉われ、自己嫌悪になるのです。
コンプレックスに捉われて自己嫌悪するようになると、どんどん自分の悪いところばかりが見えてきてしまいます。
コンプレックスが増えれば自分を嫌う気持ち、否定する考えも強まっていきます。そして誰も好きになってくれない、好きでいてくれないなど、さらに恋愛で自己嫌悪に陥ってしまうのです。
見栄を張る
見栄を張ることの多い人も恋愛で自己嫌悪に陥りやすいです。見栄を張ってしまうと後々苦しい思いをすることになってしまうからです。
よく好きな人に良く思われたいために、無理をしないとできないことまでやろうとする人がいます。たとえば無理に高いものをプレゼントするなどのアプローチです。
でも無理して高いものをプレゼントすることにはいつか限界がきます。同様に見栄を張ってやったことは、いつかできなくなる日が来るのです。
恋愛で見栄を張ってしまうと、相手の自分に対する評価が落ちてしまうという不安が特に大きいです。自尊心も傷つくため自己嫌悪することになるでしょう。
見栄を張ることは自分で飛び越えられない高いハードルを作ってしまうことと同じです。自分の首を絞め、自己嫌悪する原因を自ら作ってしまっているということなのです。
好きな人を意識しすぎ
好きな人を意識しすぎる人も恋愛で自己嫌悪に陥りやすい傾向があります。自分や相手のちょっとした行動などが気になり、不安になったり必要以上に反省したりしてしまうのです。
好きな人を意識しすぎていると、相手の行動が気になって仕方がなくなります。そのため必要以上にSNSをチェックし写真などを見て、ちょっとしたことでも不安になってしまうのです。
また自分に自信がないことも好きな人を意識しすぎる人によく見られる特徴です。自信がないからこそ好きな人にどう思われているか不安で、なおさら気になってしまうのです。
そして少しでも不安なことがあると、もっと早くアプローチしていればよかったなどと、必要以上に自己嫌悪するのです。好きな人を意識しすぎることも、恋愛で自己嫌悪に陥る原因になるのです。
対処法とは?
自己嫌悪に陥る原因を探る
恋愛で自己嫌悪してしまう時は、まずは自分が自己嫌悪してしまう原因を探ることが一番です。自己嫌悪してしまう原因がわからなければ、対処のしようがないからです。
たとえばどんな時に自己嫌悪してしまうか考えてみてください。唐突に自己嫌悪してしまうことがあるのか、何か特定のことがきっかけで自己嫌悪してしまうのか思い出して見ましょう。
またどんなことで自己嫌悪してしまうのかも大切です。自分自身のことが原因なのか、自分のとったある行動が原因なのかなど、自己嫌悪の内容も思い出して見てください。
特に恋愛では相手の行動や相手に対してとった自分の行動、そして自分自身のことが原因で自己嫌悪しやすいでしょう。
自己嫌悪するきっかけや内容によって対処の仕方は大きく変わってきます。自己嫌悪する自分を変えるためにはまず、自己嫌悪している時の自分を分析してみましょう。
過度に悪い部分を意識しすぎない
自己嫌悪するということは自分のことが好きになれず、悪い部分ばかりを気にしてしまっているということです。自己嫌悪をやめるためには過度に悪い部分を意識しすぎないことが大切です。
そもそもこの世に完璧な人間などいません。誰にだって悪い部分はあるにもかかわらず、過度に悪い部分を意識する必要はないのです。
また愛するということは悪い部分も含めて相手を受け止めるということです。自分の悪い部分を受け止められず、過度に意識して責めているままでは、人を愛することはできないでしょう。
悪い部分を顧みず開き直ることはよくありません。治す努力も必要です。しかし過度に悪い部分を気にしすぎてしまえば、良い部分まで活かせなくなってしまいます。
自分の良い部分と悪い部分両方と上手く付き合っていくためには、過度に悪い部分を意識しないことが大切です。そうすれば自己嫌悪することも減るでしょう。
自分を大切にする
過度に悪い部分を意識しすぎないことに加え、自分に大切にする気持ちを持つようにしましょう。悪い部分に目を向ける気持ちは大切でも責める必要はないのです。
自分を大切にするには、良い部分を伸ばす努力が必要です。悪い部分を責めているだけでは何も変わりません。悪い部分を直したいなら、良い部分を伸ばすことから始めましょう。
また自分を大切にできない人は、他者を大切にすることができず、好きな人を大切にすることもできません。自分を責めている人というのは周囲に想像以上に気を遣わせてしまうのです。
良い部分を伸ばすことは自分を大切にすることに繋がります。そして自分を大切にすることは他者を、そして好きな人を大切にすることになるのです。
自分を大切にする気持ちが芽生えてくれば、自分を嫌ったり責めたりする負の感情は必ず薄れてきます。自己嫌悪することも少なくなるはずです。
事実に目を向ける
自己嫌悪してしまう人は、周囲の評価や意見を気にしすぎる傾向があります。そのため事実ではないことにまで気を取られて、必要以上に自己嫌悪してしまうことが多いのです。
自己嫌悪をやめたいのであれば、事実に目を向けるようにしましょう。噂など不確かなことに耳を傾ける必要はないのです。必要な時に必要な分だけ反省すればいいのです。
特に恋愛では周囲の評価や意見を過度に気にしてしまいます。好きな人の気持ちを知りたいため、周囲からの情報にも敏感だからです。そのため不確かな噂にまで一喜一憂してしまうのです。
不確かなことばかりに目を向け、事実を見ることができなければ、自分にとって本当に必要なことが見えてきません。必要な努力だけを全力でしなければ恋愛は上手くはいかないのです。
たとえ自己嫌悪に陥るきっかけになるようなことがあっても、事実でなければ気にする必要はありません。自分を変えたいなら事実にだけ目を向け、無駄な労力や気を遣わないようにしましょう。
恋愛では自己嫌悪する自分と上手く付き合う
ありのままの自分を受け止め大切にする気持ちを持てば自己嫌悪することはありません。しかし恋愛をしているとどうしても不安や見栄などが先行して自己嫌悪に陥りやすくなってしまうのです。
自己嫌悪に陥りやすい状況ではあるものの、自己嫌悪してしまえば恋愛の妨げになってしまいます。好きな人と良い関係を築くためには、自己嫌悪する自分と上手く付き合っていく必要があります。
まずは自分が自己嫌悪に陥る理由に目を向け、対処法を見つけましょう。そして自分の良い部分に目を向け、周囲の評価や意見を過度に気にしないようにしましょう。
そうすればきっとあなたらしくいることができ、あなたに合った素敵な恋愛をすることができるはずです。ぜひ自己嫌悪しない自分になるためにも今回解説したことを参考にしてみてください。