恋愛は、甘く楽しいという印象があるかもしれません。しかし、実は残酷な面もあります。
ここでは「恋愛は残酷だな」と思う7つの理由を紹介します。恋愛をすると、喜怒哀楽全ての感情を体験することになります。
そんな様々な感情を体験した分、失恋したときにより辛く感じるのです。また、恋愛にはシビアな面もあります。
恋愛対象かどうか第一印象で判断する場合、なんと約6秒で判断されます。ほかにも結婚するかどうか、別れるかどうかなどたくさん判断することがあります。
上手くいけば楽しいことばかりですが、そんなケースはまずありません。残酷な面も知ることで、次に付き合った人をより大切にできるのです。
「恋愛は残酷だな」と思う7つの理由とは?
あんなに好きだったのに別れたら友達以下
別れ話はお互いにとって辛いものですし、円満に別れることなんてほぼありません。よく「綺麗になって元彼を見返してやろう」という人がいます。
綺麗になったとしても、接点や会う機会がなければ元彼に見せつけることもできません。別れたら、全く連絡を取らなくなる人も多いです。
あっと言う間に友達以下の存在になってしまうのは残酷ですね。また、もし円満に別れたい場合は徐々に距離感を出すという方法があります。
別れを匂わす言葉を言ったり、フェイドアウトしたり…。だんだん気持ちが無くなって行き、心が離れているのを感じるのは寂しいものです。
別れるときに「友達に戻ろう」という理由で別れる人も多いでしょう。しかし一度お付き合いを経た男女の友情は、なかなか成立するのが難しいです。
お付き合いをする前に友達期間がなかった場合は、特に難しいです。共通のつながりがある場合でも、逆に周りに気を遣わせてしまうことがあります。
失恋の気持ちは和らぐが完全には消えない
「失恋は時間が解決してくれる」と言います。確かに時間が経つだけで思い出は美化されて、悲しい気持ちも和らぎます。
ですがお付き合いしたという事実がある以上、完全には解決してくれません。ふっきれた後でも、ふとした瞬間に思い出すことがあります。
有名なデートスポットや遊園地などは、何回も訪れるチャンスがあります。再び行ったとき「前に元彼と来たな」と思う日が来るでしょう。
SNSでつながっている場合は、見たくないのに元彼の情報が入ってくることがあります。元彼のアイコンが変わっていたり、楽しそうな写真を見てしまうとモヤモヤしますよね。
時間が経つことで、相手も失恋の悲しみが癒されます。そして、また新しい恋をする可能性が出てきます。こういった時の流れも残酷ですね。
もう恋愛なんてこりごりと思っても新しい恋人ができる
失恋してすぐの時は、もう恋愛なんてこりごりだと思うのではないでしょうか。しかしあんなに好きな人は出会わないと思っていても、案外すぐ好きな人ができるものです。
それはもちろん自分だけではなく、相手にも好きな人ができるということなのです。お付き合いをしていたときは、あんなに好き同士だったのに残酷ですね…。
中には別れた後、すぐ新しい人とお付き合いを始める人もいます。寂しいから、身体の関係が欲しいからなど理由は様々です。
ですが、男性にはある程度好みのタイプがあります。自分と似たような人とすぐ付き合っているのを見てしまうと辛いですよね。
なぜ自分じゃないのか…と。かなりの年下や、知り合いの女性と付き合っているのを知ったときもショックです。
また自分よりも容姿が劣っている人と付き合っている場合も、複雑な気持ちになります。自分が幸せであれば、相手のことも応援できるはずです。
元彼よりも先に幸せになるのがおすすめです。
恋は盲目
恋は盲目、あばたもえくぼと言われているように恋愛中は欠点に気づかないことが多いです。別れてから「なんであんな人と付き合ってたんだろう」と思ったことはありませんか?
恋愛中は相手の全てが良く見えてしまう傾向にあります。そのためダメ男を見抜けなかったり、ダメ恋愛を繰り返してしまうのです。
言い訳ばかりしてはいないかどうか、誠実かどうかチェックしてくださいね。好きだった部分が、気持ちが覚めるにつれて嫌いになることもあります。
男性は徐々に気持ちが覚め、女性は一気に覚めると言われています。男性が覚める理由として多いのは「面倒くさくなった」「女性として見れなくなった」などです。
ケンカの時に毎回泣かれてしまうと、言いたいことも言えず徐々にストレスが溜まるようです。最初は好きだった部分が嫌いになってしまうのは悲しいですね…。
恋はいつか終わるなら始まらなければいいと思ってしまう
バージニア大学の統計によると、恋愛は85%の確率で失恋に繋がってしまうようです。恋愛の終わりは2パターンしかありません。
別れるか、結婚まで行くかです。上手くいった場合でも、いつかはピークの終わりが来ます。
結婚してからも、浮気や死別などで別れることもあります。いつか終わったり別れることを想像してしまうと、恋愛に前向きになれなくなります。
しかし、終わると分かっているからこそ楽しい時間が愛おしくなります。「恋が終わり、愛に変わる」という格言もあります。
結婚をゴールだと考えすぎるのは禁物ですが、目標として捉えてみるのも良いでしょう。
思い出になってしまう
人の気持ちは変化します。あんなに好きでドキドキした気持ちも、いつかなくなってしまいます。
気持ちが覚めることで別れる人もいます。思い出の場所などへ行くと、なんとなく切ない気持ちになりませんか?
楽しかった思い出がよみがえってくる人もいるでしょう。しかし写真や心の中に思い出は残るけれど、思いは薄れていってしまいます。
だんだん色あせていくのです。徐々に忘れていってしまうというのは、合理的ですが残酷です。
そのためにも、一瞬一瞬を大切に過ごす必要があります。ただ、別れてしまった悲しい感情を思い出すとストレスになってしまいます。
思い出として心に封印しておくのは良い方法です。
何も変わっていないのに周りが幸せそうに見える
失恋すると、自分だけが辛い目に合っている気がしてしまいます。例えば、長年好きだった人に告白して振られた場合です。
自分の好きだった期間が無駄になったような気がすることでしょう。幸せそうな周りを妬んでしまう時期もあるかもしれません。
一度妬んでしまうと、自分がどんどん嫌になって自己否定の気持ちが強くなります。すると自信がなくなります。
ますます他人が良く見えて、妬みやすくなるのです。このような負のループから抜け出す為にも、自分を肯定する気持ちを高めましょう。
自分の得意分野を伸ばすために勉強し始めるのも良いかもしれません。周りに幸せオーラを振りまいている人がいれば、逃げずに寄っていくのも良い方法です。
「自分のなりたい姿」の人の近くに寄ると、目標として設定しやすいです。幸せも近づいてくるでしょう。
恋愛は残酷だけど美しいもの
恋愛には残酷な面があります。付き合っているときはどんなにラブラブでも、別れてしまったら友達以下になることは多いです。
全く連絡も取らず、他人のようになってしまうこともあります。別れる前も徐々にフェイドアウトしたり、心が離れていくのが分かると寂しいですよね。
好きだったはずのポイントが、嫌いになってしまうのも悲しいです。確かに時間が経つことで傷は癒されますが、ふとした瞬間に思い出すことも多々あります。
そしてまた好きな人ができたり、思い出が上書きされていきます。色あせていく思い出に切ない気持ちになることもあります。
時には周りを妬んだり、黒い気持ちになることもあります。ですが、恋愛はいつか終わるものだからこそ美しいのです。
一瞬一瞬を大切にしましょう。恋が終わった後、愛が始まったら素敵ですよね。