恋愛の延長上に結婚があるように思われがちですが、実際のところ恋人と結婚のパートナーの選び方は違うのが現実です。もちろん、どちらも交際をするので相手を好きなことには変わりません。
しかし、「ドキドキする」「一緒にいて楽しい」と主観的に交際を決めてしまう恋人。「収入が生活できるレベルか」「子供は好きか」と客観的に結婚を考えるパートナー。微妙に違いがあるのです。
よく、彼女にしたいタイプだけれど、奥さんにはちょっとね…」という話を聞くこともありますよね。男性も女性も、無意識のうちに恋愛と結婚を別に考えているのです。
今回は、恋愛でパートナーただの恋人との違いについてまとめました。7つのシチュエーションに分けて紹介していきますので、是非参考に読んでみて下さいね!
恋愛でパートナーとただの恋人の7つの違いとは?
楽しさよりも安心感
恋愛の相手を決める場合に、ただの恋人と結婚するパートナーとしての一番の違いは「楽しさよりも安心感がある」です。恋愛をしている時はドキドキが一番ですよね。
楽しいですし、恋人とのドキドキ感を満喫することが大好きだという人も少なくありません。しかし、結婚となると話は別です。結婚はただドキドキしておけば安心というものでもありません。
結婚後は生活があり、現実的なお金の出費も出てきます。親戚づきあいや子育てなど色々と経済面以外にも面倒なことは多いです。そういう煩わしさを、きちんと相談できるかが重要なポイントです。
素直に色々と相談できるのは、「自分のことを理解してくれる安心感」があるからです。ドキドキした恋愛は若いうちにしたから、結婚後は安定した生活を手に入れたいと思う人は多いです。
真剣な恋愛
恋愛をしている以上、ただの恋人でも結婚のパートナー候補でも、ある程度の好意はあります。それなりに相手の良い部分も知っているし、一緒にいて楽しいと感じることも多いでしょう。
しかし結婚のパートナーとして考えている方が、やはり将来を見据えている分、真剣な交際になってきます。具体的には、お互いの貯金額を話したり、将来設計を話すこともあるでしょう。
子供は何人欲しいとか、結婚後も仕事を続けるかとかも含めて、一緒に将来のビジョンを共有することが多くなります。お互いの親に挨拶に行く場合もあるでしょう。
楽しいから付き合う。もし嫌なところがあれば別れれば良いやというような、ただの恋人とは決定的に違います。結婚をすれば簡単に離婚はできませんので、それだけ真剣になるのは当選です。
責任感が伴う
ただの恋人と付き合うことと、結婚のパートナー候補と付き合うことでは、「責任感が違う」ということが挙げられます。結婚のパートナー候補は、今後の生活も担う可能性がありますよね。
自分の給料でやっていけるのか。お互いの親と上手く付き合っていけるのか。婚約してから白紙に戻すことはできないからと、慎重に相手を選びます。
その結果、「付き合いに責任感が出てくる」ことも多いです。結婚をすると、簡単に離婚はできません。子供がいると尚更ですし、そうでなくてもお互いの親が入り、2人の話ではなくなります。
好きな時に距離を置いたり、別れたりできる恋人とは状況も環境も全く違うのです。結婚を考えているパートナーとの付き合いは、慎重に誠実にする人がほとんどと言えるでしょう。
頭で考えて付き合うのがパートナー
恋愛感情はあるものの、ただの恋人よりも結婚のパートナーとして考える方が、頭で色々考えてしまう傾向にあります。条件で考えると言っても良いかもしれません。
例えば、ただの恋人ならば好意を寄せられたり、少し気になった時に「付き合ってみようかな」と軽い気持ちで交際しますよね。お試しとまではいきませんが、最悪別れられることも可能です。
「一緒にいたら楽しそう」と、半ば好奇心のような動機で付き合う場合もあるでしょう。しかし、結婚のパートナとなると、好奇心だけではいけません。きちんと現実を見ることから始まります。
例えば学歴が良い。収入が良い。親が優しそう。転勤が無い企業に勤めている。長男ではないか。子供は好きか。家事に協力的かなど、チェック項目はたくさんあります。
例えドキドキする恋愛感情が、なかなか沸かなかったとしても、「結婚するなら悪くない条件だな」と妥協することもあるでしょう。結婚を考えると、それだけシビアになるのは当然です。
子供でもなれるのがただの恋人関係
極端な話、ただの恋人なら子供だってなることは可能です。実際に、最近では結婚の能力もない小学生に、彼氏や彼女がいることも珍しくありませんよね。恋人は、両想いなら可能なのです。
「好き」という感情に、答えてしまえば恋人関係の成立です。一緒に遊び、楽しむ関係を続けて行くことができるでしょう。仮に、過ごしていく中でズレが出た場合は、別れてしまえば良いのです。
しかし、結婚生活は違います。好きと言うことだけでは生活はできません。実際の生活費に老後の貯金、子供の養育費だってかかります。その他、保険や税金も掛かってくるでしょう。
結婚には生活する経済力も必要です。ただ好きというだけでは務まりません。法律的にも結婚を子供がするのは不可能なので、大人にしかできない関係と言えるでしょう。
恋人の先にパートナーがあることも
恋人と結婚のパートナーは違うという話をしてきましたが、もちろん恋人時代を経て、結婚のパートナーとなる人もいます。元々、恋人というのは好きという感情を持っています。
ドキドキ感や見た目が好きという以外に、「優しいところが好き」「取り組み方が尊敬できる」など、内面で好きなことも多いです。また、一緒にいると居心地が良いから付き合うという人もいます。
最初から、内面や雰囲気が好きで付き合っている場合は、結婚のパートナーと選び方が同じなので、自然と関係性が変わります。
また、元々は顔が好きで付き合ったけれど、付き合ううちに家庭的な内面が見れたと評価が上がり結婚対象になる場合もあり得ます。恋人だから結婚のパートナーとは別なんだと思わないで下さい。
恋人関係から結婚に変わることはよくあります。付き合いながら、結婚を意識させる工夫を、さりげなくすると良いことがあるかもしれません。
子供にとってよいパパになれるか
ただの恋人なら、自分が彼を好きならそれで問題ありませんよね。お互いが好きでさえいれば良いのです。ただ、結婚のパートナーとしてなら、「子供が好きかどうか」も関わってくるようです。
恋人関係は、2人で楽しめば良いですが、結婚は違います。お互いの家族や友人と仲良くできるのか考える必要があります。そして、子供を育てていくことも考えられますよね。
そうなった時に、「子供が好きかどうか」「子供にとって良いパパになれるかどうか」はとても重要です。どんなに格好良くても、子供嫌いなら母親として辛いですよね。
逆に、ギャンブル好きでフラフラしているものの、子供にはとても優しい人は、意外と結婚したりします。そのくらい、子供にとって良いパパかどうかは重要なのです。
恋愛の恋人と結婚パートナーは少し異なる
恋愛でただの恋人と、結婚のパートナーとしての違いについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?恋愛は2人でするもので、結婚は家同士がするものとはよく言ったものですよね。
結婚をするのなら、ある程度恥ずかしくない付き合いをする必要があります。自分の友人、上司、家族と上手くコミュニケーションが取れることは必須でしょう。
もちろん、恋人から結婚のパートナーに昇格する場合も多いです。まずは2人の関係性をしっかりと楽しみ、その上で誠実な付き合いをアピールしましょう。
自然と、いつの間にか結婚のパートナーとして、選ばれているかもしれませんよ!