婚活アプリで出会った男性と結婚に至るまで

婚活

婚活という言葉が世間に広く浸透し、婚活サービスも充実している昨今。婚活パーティー、結婚相談所、ネット婚活など、自分の希望に沿ったものを選ぶこともできます。

同じ婚活でも、ネットを通じた出会いにはネガティブな印象を抱いている人も多いことでしょう。特に女性だと身構えたくなる気持ちはとても理解できます。

しかし大人数だと緊張して自分が出せない恥ずかしがり屋さんには、ネット婚活がおすすめです。二人だけのペースでじっくり縁をつなぐことができます。

何を隠そう、私は婚活アプリを利用して先日結婚し、幸せな毎日を過ごしています。夫婦ともに、世間では結婚が難しいと言われるアラフォー世代ですよ。

私自身の経験を通して感じた、婚活アプリの活用法や注意点などについてご紹介します。

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婚活アプリで出会った男性と結婚に至るまで

なぜネット婚活だったのか

マッチングアプリをいじる女性

私が婚活を始めたのは、30代後半になってからでした。それまでも結婚を意識したお付き合いはしていましたが縁がなく、ずっと独身でバリバリ仕事をしてきました。

私には健康上の問題があり、ある日を境に仕事や恋愛から遠く離れた状態になってしまいました。運よく山場を越え身体が回復してきたときにふと「パートナーが欲しい」と感じたのです。

しかし仕事は辞めていましたし、まだ回復途中で気軽に出歩くこともできない状態でした。さらにもともと人見知りな性格もあり、パーティーなどに参加するのは難しいと判断したのです。

そこでSNSでよく広告を見ていた婚活アプリに登録してみることに決めました。もちろんダメもとです。その時は半信半疑で、これがきっかけで結婚に至るなんて思いもしませんでした。

マッチングアプリに登録してから

マッチングアプリ

はじめは別のアプリに登録をしており、それ一本で活動をしていました。活動といっても時々サイトをのぞいてお申し込みのチェックをしたり、相手とやり取りしたりする程度。

私自身もけっして気持ちが100%婚活に向いていたとはいえませんし、ほんの片手間程度の気軽な気持ちでいました。今思えば、相手側もそう思っていた人もいたのでしょうね。

登録当時すでに30代後半のアラフォーでしたから、そこで初めて世にいう「35歳の壁」を痛烈に感じることになりました。アラフォーの婚活事情は想像以上に厳しいかもと肌で感じました。

まずお申し込みをしてくれる男性は、ほとんどが年上でした。40代ならいいほうで、中には50代、60代の方まで。男性はいつまでも年下好きというのは、どうやら間違いではなさそうです。

自分がよほどの年上好きでない限り、選択肢はかなり狭まります。そもそも同年代のお申し込みが少ないのです。

個人的な体験なので一概には言えませんが、週に3人のお申し込みがいいところで、その中で同年代は1人いるかどうか。30代前半までの女性とは比べものにならないほどでしょう。

こだわりが強ければ当然選択肢がより少なくなり、婚活が長引く可能性があります。アラフォー婚活は、これだと思う必須事項以外はこだわりを捨てることをおすすめします。

もちろん女性から申し込むこともできます。私の経験では女性から申し込んでもあまり進展しませんでした。やはりこういう場面でも男性がリードしたいのでしょう。

また婚活アプリも選択肢が増えていますので、複数のサイトに登録しておくといいですね。別サイトで見た顔がちらほらと見つかることも多いですが。

マッチングして実際に会う

カフェデート

お互いに好印象ならマッチングが成立し、メールのやり取りがスタートします。趣味や仕事など一般的なことから話すのがほとんどですが、中にはすぐに会おうという男性もいます。

婚活アプリでは本人確認書類を提出する必要があるためひどく怖がることもありません。しかし見ず知らずの男性ですので、いくつか注意点があります。

まずは明るい時間帯に会うこと。夜からやお酒を飲みながらというのは、初めて会う場合はリスキーです。休日のランチやお茶などが最適でしょう。

相手によっては仕事終わりに会いたいという人もいます。その場合は人の多く集まる場所で、食事だけというのがいいでしょう。

メールのやり取りをしていると、文章から相手の人となりが伝わってきます。仕事の愚痴などネガティブ要素が強い人や、下ネタに走りがちな人、忙しいアピールをしてくる人。

お互いのやり取りが気持ちよくないと、自然とフェードアウトしていくのがネット婚活の特徴とも言えます。

また一度目のデートは割とスムーズに決まることが多いのですが、二度目に進むのが本当に難しいです。ネットを介して気軽に出会える分、つながりも希薄になりがちなところがあります。

普通恋愛が始まるときはその前に関係性(友人や同僚など)がありますが、婚活では前段階の関係がまったくありません。昨日まで赤の他人だった人と恋愛関係になろうというのです。

ですから一度だけ会ってフェードアウトというのはよくある話。非日常のつながりだからこそ、普段の生活では絶対にしないような行動や言動をしてしまうことも多いのです。

しかしネット婚活では、普段の生活では絶対に知り合えない職業の男性と恋愛できるチャンスもあります。実際私の夫も、私の職種とはあまり交わりのない業界です。そこはネットの面白みです。

少しずつ関係を深める

デートで少しずつ関係を深める男女

いざ恋愛がスタートすると、その進度はカップルによって本当に千差万別です。出会って1週間で結婚を決めた、なんて話もサイトに載っていたりしますが、勢いに任せるのは危険な場合もありますね。

若いうちは勢いに任せた結婚もアリですが、年齢を重ねるにつれ様々な問題を抱えることもあるはず。隠したくなる事情もありますが、信頼できる人には素直に話すことをおすすめします。

マイナス面を話してみて離れる人はそれまでだと割り切ったほうが、よほどいい人に出会えます。同じく年齢で女性を見るような人も、こちらから願い下げましょう。

私は前述したとおり健康上ハンディがあり、結婚はできないかもと思っていました。でももし結婚できそうな人が現れたら、自分の状況を知ってもらってからという気持ちでした。

婚活をしていてその話をしたのはほんの数人でしたが、今の夫だけは真剣に聞いてくれ、私の体調を気遣ってくれました。メールを始めた当初、体調を崩していて長い期間会うことができませんでした。

初めてのデートまで時間がかかっていたので、このまま終わっても仕方ないかなと思っていました。しかし彼は根気強く毎日のようにメールをくれ、ときに励ましてくれました。

初めて会ったのは結局、メール開始から2か月くらい経過してから。時間はかかりましたが、メールを介して夫の内面を垣間見ることができました。

彼の気遣いが結婚の決め手になったといっても過言ではありません。結婚した今でも同じように接してくれ、温かい気持ちで毎日を過ごすことができます。

二人の仲を深める手段は様々ですが、長い結婚生活を思い描いて居心地のいい関係になれるといいですよね。自分から心を開いて接すると、相手も安心してくれることでしょう。

婚活アプリで結婚できるかはメッセージの段階が大事

メッセージする女性

婚活アプリでも活用のしかたによって、結婚まで進展することがある実例をご紹介しました。まずは文字のやり取りで人柄を想像することからスタートします。

返信のタイミングやリズム、時間帯など、自分の気持ちいいやり取りができる人というのが、必ずいるはずなのです。メールの段階で違和感があった人は、会ってもやはり違和感があるのです。

焦りを感じる女性の気持ちもわかりますが、しっかりと相手の本性を見極めて、最高の結婚相手を見つけてください。

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