キスのとき目を閉じるのは普通ですが、よくよく考えてみればなぜ目を閉じてしまうのでしょうか?
キスは絶対に目を閉じるものと決まっているわけではありませんよね。でも、なんだか目を開けてキスをしたら、ちょっと不自然なような気もするのも事実です。
皆が当たり前にしている目を閉じてするキスに、何か理由はあるのでしょうか?
今回は、キスで目を閉じる理由についてまとめてみました。
キスで目を閉じる理由とは?
緊張して無意識
キスはとても緊張しますよね。ファーストキスは心臓が止まるくらいドキドキしてしまいますし、キスに慣れている人でもキスをするその瞬間は緊張するものです。
人は緊張すると、その緊張のあまり目をつむってしまいがちです。不安な気持ち、怖い気持ち、心配な気持ち、もしくは恥ずかしい気持ちなどを避けるために目を閉じてしまいます。
ファーストキスのとき、緊張しすぎて目を閉じるというよりは、固く目をぎゅっとつむってしまう人も多いはずです。ただ、目を閉じてしまうのは、緊張のためなのでほとんどが無意識なのです。
キスは緊張するもの、緊張すると人は無意識のうちに目を閉じてしまうため、キスのとき皆目を閉じる癖がついているのです。
恥ずかしくて相手の顔を見れない
そもそも恥ずかしくて相手の顔が見れず、目を閉じてしまうという理由もあります。キスは唇を重ね、お互いの顔を密着させます。そんなに顔を密着させたら、恥ずかしいと思う方が普通ですよね。
相手の顔を見るのも恥ずかしいですし、自分の顔を見られるのも恥ずかしいと思うはずです。キスは誰でも緊張するように、キスを嬉しいと思う反面恥ずかしいという気持ちは誰でも持っています。
嬉しいと思いながらも、恥ずかしさもあるため、多くの人が目を閉じてキスをするのです。目を閉じていれば恥ずかしいという気持ちは感じずに済みます。
キスに慣れてきたり、相手の表情を見てみたいと思えるくらい余裕が出てくるまでは、皆恥ずかしさで目を閉じるものです。
唇の感触に集中している
キスは唇の感覚を楽しむものです。唇が合わさったとき、相手の唇に柔らかさやぷるぷるとした感触に気持ちよさを皆覚えることでしょう。
その唇から感じる気持ちよさが癖になり、皆キスを重ねていきます。また、情熱的で濃厚なキスがしたいとき、唇に感触を集中させたいと思うことでしょう。
気持ちよさを存分に感じるため唇に感触が集中すると、他の感覚をシャットアウトしようとするため目を閉じてしまうのです。
一つの感覚に集中したいとき、人は目を閉じてその感覚に集中するものです。例えば耳を澄まして小さな音を聞き分けたいとき、視覚によって脳に入ってくる情報を無くすために目を閉じますよね。
このように別の情報が頭に入ってこないようにするのと同じになります。キスするときに目を閉じるのは、唇の気持ちよい感触に集中しているからなのです。
目を閉じていた方が良い?悪い?
初キスなどキスの回数が少ないときは閉じていた方がよい
そもそもキスするときは目を閉じていた方が良いものなのでしょうか?
まず、間違いなくファーストキスのときやキスにまだ慣れていないときは目を閉じるべきでしょう。なぜなら、初めてのキス、もしくは初めてに近いキスは本当にお互い緊張するからです。
お互いファーストキスでしたら緊張は半端ではないでしょうし、片方だけが初めてでも、初キスを奪う側も緊張はかなりします。
ファーストキスは大切な思い出ですから、嫌な思いをさせないようにプレッシャーになるからです。このように初めてのキスは、お互いに緊張する思いでいっぱいになります。
お互いに緊張する思いをほぐすためにも、キスは絶対に目を閉じ落ち着いてできると良いでしょう。目を閉じることで、変に気負うことなく、キスを楽しめるはずです。
また、目を閉じてするキスは初々しい気持ちや真剣な気持ちの表れです。改まった場でのキスも、真剣味を出したいと思うならキスは目を閉じてするべきでしょう。
目を閉じていた方が雰囲気は出やすい
目を閉じてキスをした方が、恋人としての良い雰囲気は出やすいと言います。なぜなら、キス中に目が急に合うと現実に戻されてムードが台無しになってしまう場合があるからです。
そもそもよく考えてみてください。唇を重ねる行為であるキスの距離は、顔同士が本当に近いです。
目を開けると超至近距離で目が合ってなんだか不自然な感じがしますよね。せっかくの良い雰囲気が壊れてしまいます。
それにキスといえば目を閉じるところが普通になっているものですから、突然キス中に目が合っては驚きますよね。
それだけで余計な感情が入ってきてしまって、ロマンチックなキスどころじゃなくなってしまいます。
キスに慣れていないうちに目を開けてしまうと、相手の顔が目の前にあってつい恥ずかしさのあまり笑ってしまうこともあります。
そうなると相手にもちょっと失礼ですよね。真剣に雰囲気に浸りたいなら、目を閉じてするキスが一番です。
目を開けて相手の表情を見るのも楽しい
実際にキスをするときに目を開けてキスを楽しむ人もいるものです。
目を閉じてするイメージが強いキスですが、キスも慣れてくると、目を開けて相手の表情を見ることが楽しくなることもあります。
最初のうちは至近距離で目が合うことに対して、恥ずかしい、気まずいと思うのは当然です。
でも、キスも慣れてくれば、ちょっと相手の表情を見て表情を楽しみたいと思う余裕も出てくるものです。
例えば、恋人のことが好きで好きでたまらない場合、キスをしている間も恋人のことを見ていたくなることもあるでしょう。
キスをしている時の相手の甘い表情、キスに夢中になっている目を見たいという気持ちも出てくるはずです。
最初はキス中は恥ずかしくて目なんて見れない…という人がほとんどでしょうが、慣れてきたら目を開けてみるのも良いでしょう。
自分だけに見せてくれる相手のキスの表情を見つめることも、キスの楽しみ方の一つになります。
目を開ける場合は凝視しすぎないように注意
目を開けてキスを楽しむとき、ただ目を開けていればいいというわけではありません。
せっかくのロマンチックなキスのときに、相手を凝視してしまったらそれこそ雰囲気が台無しですよね。目を開ける場合は、絶対に凝視しすぎないように注意しましょう。
相手が目を閉じていても、開けていても、見るときは笑顔を心がけましょう。キスしているときに目が合って、相手がじっと自分の顔をじっと凝視していたらなんだか怖いですよね。
せっかくの恋人としての良いムードを保つためにも、不自然に凝視するのはやめましょう。もしくは、笑顔だけではなく、トロンとした目で相手を見つめるのも効果的です。
二人のキスに夢中になって、身も心もとろけてしまっている証になります。そんな相手の表情を見たら、興奮して更にキスが盛り上がることは間違いないですね。
キスで目を閉じる理由は緊張と恥ずかしさ
目を閉じてキスをする主な理由は、恥じらいや緊張、そしてキスというロマンチックな雰囲気を大切にするためです。
目を開けてキスをするのは、相手の表情を楽しむという、ちょっと上級なキスの仕方になります。最初のうちや、真剣にキスを楽しみたいときは、目を閉じてキスをすることが好ましいでしょう。
キス中に目を開けていて、相手に引かれてしまうようなことがあってはたまりませんからね。それに、人は一つの感覚を真剣に感じたいと思ったとき、目を閉じて感覚に集中するものです。
その感覚に集中するさまはキスでも同じですね。目を閉じてキスをする理由としては、このこともかなり大きな理由の一つです。
キスという行為を楽しみたいと思ったとき、目を閉じて唇の感覚に集中してみましょう。彼の柔らかな唇を集中して感じることは、彼の深い愛を感じることと同じです。
目を閉じて真剣にするキスほど、相手からの深い愛情を感じられるキスはないのです。