学生結婚の良い点・悪い点とは?
学生結婚と聞いて、何を思い浮かべますか?実際に、まわりで学生結婚をした友人や知人がいるという方もいるのではないでしょうか。
出来るだけ若いうちに結婚したいと、学生結婚に憧れを持つ人もいます。
今回は、学生結婚の良い点・悪い点について紹介します。結婚とは、早い場合も遅い場合も人生の中の一大イベントであり、ターニングポイントであるといえます。
学生結婚を考えている方にとって、良い点・悪い点を頭に入れておくことは大切です。今後どう学生結婚と向き合っていくべきかの参考になるでしょう。
良い点
体力があるうちに子育てができる
学生結婚の良い点の一つとして挙げられるのが、体力のあるうちに子育てができるという点です。
学生結婚の場合、子どもが先にできてしまったために、できちゃった結婚をするという人も少なくありません。子どもの成長は大人から見るとあっという間です。
小さいといえ、体力もあなどれません。子育てにおいて、体力はあればあるだけ良いものといえます。
歳を重ねてからの結婚の場合、若い頃より体力が衰えてしまって体力的に子どもについていけない、ということが良くあります。
ですが、学生結婚であれば、体力が衰える前に子育てをすることができます。
部活やサークルで体を動かしていればなおさら、現役の状態で子どもに接することができます。
両親を早くに安心させられる
学生結婚の良い点として二つ目に挙げられるのが、両親を早くに安心させられるということです。
早く結婚して欲しい、孫の顔を見たいといった両親からのプレッシャーがかかるシチュエーションを見たことはありませんか?ドラマや映画、漫画などでもそういった場面賀見られます。
もちろん、現実でもそういったシチュエーションに遭遇している方は少なくありません。
学生結婚には賛否が分かれる意見があり、反対する両親もいます。ですが、結婚する、子供どもができる、という点では両親を早くに安心させることができます。
学生結婚は大変なことも多いです。ですが、若いうちの結婚であるため、お互いの両親も周りと比べて比較的若い可能性が高いといえます。
両親にも体力があるうちであれば、結婚生活や子育てについて教えてくれたり、サポートしてくれやすいというメリットもあります。
好きな人とずっと一緒にいられる
学生結婚の良い点として次に挙げられるのは、好きな人とずっと一緒にいられるという点です。これは、ロマンチックであるとともに物理的な考え方です。
早いうちに結婚すればするほど、平均寿命から計算して、結婚相手と一緒にいられる時間は長くなります。
学生のうちに、一生一緒にいたい。できるだけ長い期間を一緒に過ごしたい。と思える相手に出会えるのは、多くの人が憧れることではないでしょうか。
その機会を逃してしまったら、今後同じくらい思える人と出会えるとは言い切れません。
結婚は人生において重要なものです。決断する前に、十分に考える必要があります。ある程度歳を重ねると、結婚に慎重になってしまうことも少なくありません。
好きな人とずっと一緒にいられるという理由で学生結婚に踏み切れることも、学生結婚の良い点といえます。
周囲から応援してもらえる
学生結婚の良い点としてもう一つ挙げられるのは、周囲からの応援を得られるということです。両親からはもちろん、周りの友人や同僚、上司など多くの人がサポートしてくれます。
特に、学生結婚をして子どもを持つ男性の場合、同じように子どものいる男性からの応援は手厚くなります。子育てについてアドバイスをくれたりすることもあるでしょう。
その男性が職場の上司だったりする場合は、仕事と家庭の両立などについてもサポートしてくれることがあります。
周囲からの恩恵を多く受けられるという点も、学生結婚をする上での良い点といえます。
悪い点
勢いでの結婚が多い
学生結婚の悪い点として挙げられるのが、勢いでの結婚が多いということです。子どもが出来てしまった、好きな人と一緒にいたいからのなど結婚する理由は様々です。
ですが、若さゆえに勢いで結婚してしまい、結果的に後悔することになるという失敗も少なくありません。
結婚には、お金がかかります。子どもがいれば、なおさらです。学生結婚は現実的に考えると、金銭的な問題があることはいなめません。
また、学生であるということは金銭的にだけではなく、人として自立出来ていないこともあります。
結婚して一緒に生活をするということは、変わらないように感じても実際の環境は大きく変化します。
もちろん、勢いで結婚すると必ず失敗してしまうというわけではありません。ですが、一度立ち止まって十分に考えることが大切です。
よりよいパートナーを見つけるチャンスを失う
学生結婚の悪い点としてもう一つ挙げられるのが、よりよいパートナーを見つけるチャンスを失ってしまうということです。
学生結婚の場合、周囲と比べて人生経験の少ないうちに結婚をすることになります。離婚などの場合を除いて、一生のパートナーをそのタイミングで決めることになります。
人生経験が少ない分、人との出会いの数も少ないという可能性が高いです。学生というくくりは、社会における一つの小さなコミュニティでしかありません。
学生生活を終えて就職などで新しいコミュニティに入ることで、人生経験や人との出会いの数は多くなります。
人生経験や出会いの数が多ければ良いとは限りませんし、あまり良い出会いに恵まれなかったということもあります。
ですが、視野を広げてより多くの人と関わりを持つことでよりよいパートナーと出会うチャンスを得る可能性は高まるといえます。
学生生活と子育ての両立が難しい
学生結婚の悪い点として次に挙げられるのが、学生生活と子育ての両立が難しいという点です。
特に女性の場合、妊娠出産の際にはある程度長期の休みが必要ですし、出産後もすぐに復帰できない可能性が高いです。結局両立が出来ず、辞めてしまうことも少なくありません。
学生結婚は、社会に出てからの結婚と比べると多くありません。珍しいという理由から周囲の嫌な視線を浴びることも考えられます。
また、学業がおろそかになってしまう可能性はもちろん、友人などとの時間も限られてしまいます。今まで自分のために使っていた時間は、制限されます。
いくら体力があるといっても、両立は簡単なことではありません。学生結婚をして学生生活と両立する場合は、ある程度の覚悟が必要といえます。
学生結婚は良い面も悪い面もある
いかがでしたか?学生結婚には、良い点も悪い点もあります。若いうちの子育ては体力的にも心配は軽減されますし、家庭を持つことは早いタイミングで両親を安心させることができます。
また、好きな相手とより長い期間一緒にいることができますし、周囲からの応援やサポートなどにも恵まれることが多いです。
一方、学生結婚は勢いでしてしまうことも多いといえます。そのため、後々後悔してしまうという可能性も高いです。
よりよいパートナーと出会う機会を失ってしまったり、学生生活と子育ての両立が難しいことも悪い点として挙げられます。
今回紹介した良い点・悪い点が、全ての学生結婚に当てはまるわけではありません。ですが、学生結婚を考えている方にとって、良い点と悪い点を頭に入れておくことが大切です。
今後学生結婚とどう向き合っていくべきかの参考になるでしょう。結婚とは人生における一大イベントであり、ターニングポイントであるとも言えます。
自分や相手にとって、ベストな決断をしてくださいね。