よく、男性は誰にでもキスできるものだと言われています。女性からしてみれば、誰にでもキスができるなんてとんでもないですよね。
確かに恋人同士の中でもキスをリードするのは主に男性であるものです。だからこそ男性はキスに慣れているイメージは強いかもしれません。
だからこそ男性は、「キスなんて簡単。何でもない女性にでもできる」と思っているものなのでしょうか?
男性は古来から女性よりも上の立場で、男女平等となった現代でもそれが本能として表れているのでしょうか。
今回は、男性は誰にでもキスができるものなのか、男性の恋愛心理を紹介していきます。
男性は誰でもキスできるって本当?
基本的に誰でもキスできない
男性は誰でもキスできるものだと言われていますが、実態はどうなのでしょうか。
結論から言えば、男性は誰でもキスできるというのは偏見です。勝手なイメージでしかありません。
女性に貞操観念という言葉があるように、男性だって節操なくどんな女性とでも関係を持てるのかといえばそんなことはないのです。
当然キスも「相手が女性なら誰でもOK!」なんて思っている男性は極めて少ないと言えます。男性は偏見で思われるほど節操のない生き物ではないのです。
むしろ、男性には一途に一人の女性を愛すような、非常に真面目な人も多くいるものです。
男性は意外と女性が思っているよりもロマンチストなので、女性よりも真っすぐな純愛を望んでいるところさえあります。
つまり、男性は誰でも簡単にキスができるというのは大きな誤解だと言えます。確かに女遊びの激しい男性もいますが、それは女性も同じです。男遊びが激しい女性も等しくいるものですよね。
基本的には誰にでもキスができるものではないのです。
女性に比べて恋愛感情なしのキスできる人は多い
男性は誰でもキスができるものではないとは言いましたが、男性にとってキスは女性よりもハードルが低いのは確かです。
キスは男性からリードすることが多いため、男性はキスをすることにそこまで抵抗を覚えないのは事実ですね。そのため、恋愛感情なしのキスができる人はそこそこいるものです。
恋愛感情なしのキスは、遊びのノリでキスが求められたときや、ちょっとしたお酒の席での悪ふざけなどですね。
場合によってはふざけて男性同士でキスをすることも、特に気にならない人もいるかもしれません。
これに対して女性はやはり恋愛感情のないキスであっても、キス自体のハードルが高いため、できない人は多いですね。
恋愛感情がないとは言っても、キスはそう簡単にできる行為ではないですよね。
男性と違って普段からキスをリードする立場にないため、キスというものをとらえる重さや軽さが違うのかもしれません。
キスは無理でもHはありの男性もいないことはない
時として、キスはHよりもある意味愛があるスキンシップだと言われることがあります。快楽のみを求めてHをすることはあっても、キスをすることはないですよね。
そのため、キスはHよりも重いものだとされることが多いのです。男性はいつも女性と遊んでいる印象が強いかもしれません。
しかし遊んでいるイメージが強いのは一夫多妻制の歴史や男尊女卑などの背景があるからでしょう。でも意外と男性は真面目で、キスも誰にでもできるわけではないのです。
そのため、Hはありでもキスは無理という男性がいるというわけなのです。
恋愛感情のないキスができる理由とは?
見た目が可愛いければ誰でもいい
ちなみに、男性にとって恋愛感情のないキスができるのはなぜなのでしょうか?
女性からしてみれば、例え遊びであっても恋愛感情のないキスなんてとてもハードルが高いですよね。本気のキスではないから気軽にできるのかと言われれば、そうではないはずです。
しかし、男性は恋愛感情のないキスは簡単にできる人はそこそこいるものです。簡単にキスができる理由の一つとして、見た目が可愛ければ誰でもいいということがあげられます。
男性はやはり女性よりも異性のことを見た目で良し悪しを判断するところが強く出るところがあります。
特に恋愛感情のないキスなら、キスをするのに抵抗を感じない相手を選びたいところはあるでしょう。自分のタイプの顔の女性だったらなおさらキスしやすいはずです。
発情したらなんでもよくなる
男性の傾向として、発情したら恋愛感情のないキスなんてなんてことないと思えてしまうところはあるのです。
男性は女性よりも性的な興奮を覚えやすい生き物なので、発情したらなんでもよくなってしまう部分はあります。
恋愛感情のないキスは虚しいものですが、発情しているうちはそんなことどうでもいいと思っている節があるのです。この場合、本命の彼女がいたとしてもお構いなしなところはあります。
例えば友達同士で遊びに来ていて、その場所で出会った女性から誘惑されたら、男性であれば欲情してしまうでしょう。
彼女がいたとしても、何かのきっかけがあって感じてしまう性的な興奮自体はなかなか止められないものです。
理性が働いて自分を抑制できる男性もいますが、発情したことをきっかけに簡単にキスしてしまう男性はいるものなのです。
キスして反応を見ている
たまに告白や好意の確認とキスの順番が入れ替わってしまう男性もいるものです。
普通は告白して、好き同士結ばれて、キスをして…の順序ですが、好意の確認をキスでしてしまう男性がいるのです。
例えば相手の女性が脈ありなのかどうか分からないとき、たくさん話したりなどで脈ありサインを見つけようとしますよね。
これが普通ですが、なんとなくのその場のノリで順序をすっ飛ばし、キスを相手にしてしまったらどうでしょうか。
相手の女性は間違いなく戸惑いますよね。脈なしなら本気で怒られることは間違いないでしょう。でも、脈ありの場合、顔を赤らめたり、まんざらでもなく嬉しそうな顔をすることがあります。
そう、この場合、キスをしても受け入れられるのかを男性は見ているのです。キスをすることで好意の有無を確認しているというわけです。
もちろん順序として告白してからのキスが一般的です。しかし、キスして反応を見てから相手を決めるというような男性もいなくはないのです。
酔って勢いなど雰囲気に流される
お酒の席では、特に男性は気が大きくなってしまいがちなので、雰囲気に流されて女性にキスしてしまうことがよくあります。
酔っ払うと気持ちが高揚しますので、楽しさのあまり何でもありになってしまうところはありますね。
学生のサークルの飲み会や、会社の飲み会など、何も意識していない男性からノリでキスをされたということはよくあります。
飲み会で感情が高ぶり、よりキスのハードルが低くなるところもあるのでしょう。キスというものが非常に軽くなり、外国人のように挨拶のノリで女性にキスをしてしまう男性もいるものです。
また、酔っ払うと女性にも隙ができるものです。女性の隙を見せると、迫りたくなるのが男性の本能です。つい良い雰囲気に流されて、恋愛感情はなくてもキスをしてしまうのでしょう。
誰にでもキスできる男性も一部いる
男性は確かに誰にでもキスができるというわけではありません。
でも誰にでもキスができないというのは、恋愛感情があったうえでの話ですね。キスをいつもリードする立場にある男性にとって、キスは比較的ハードルが低く感じられるものです。
女性経験が豊富で、キスに慣れている人はなおさら感じることでしょう。そのため男性は、女性と比べて恋愛感情の伴わないキスはしやすいと傾向にはあると言って良いでしょう。
男性は恋愛感情を持って誰にでもキスができるわけではないですが、恋愛感情のないキスなら誰にでもできるところはあるのです。
上で紹介してきたようなシチュエーションで、意識していない男性から急にキスされて戸惑うこともあったかもしれません。
女性からしてみれば、恋愛感情がなくても簡単にキスなんてできないので驚きですよね。キスというものを軽くとらえているのか、重くとらえているのかは、男女によって若干差があるのです。