お互いに好き同士で付き合い、ずっと一緒にいたいと思っていても、ドキドキする新鮮な感情は次第に薄れていくのが普通です。特に、付き合って半年の頃は一番危険なのをご存知でしょうか?
ドキドキと新鮮なトキメキがなかくなってしまっても、「安心する」「リラックスできる」というカップルもいます。しかし、「つまらない」と感じてしまうカップルも多いのが現実です。
半年というと、ちょうど素の自分がお互いに出てくる頃ですよね。相手の欠点も見えますし、自分も無理をして良い子ぶることができなくなってくる期間なのが原因です。
今回は、カップルが半年で別れやすい理由についてまとめました。対処法も紹介しますので、どうして別れやすいのかを分析し、長く続けていく秘策を考えてみましょう!
カップルが半年で別れやすい理由と対処法とは?
付き合った当初と変わらない過ごし方をしている
付き合い始めた時は、好きな人と恋人同士になれたことで気分的にも舞い上がっていますよね。毎日会いたいと思いますし、実際に毎日会っても飽きないという場合が多いです。
家に帰ったらすぐに連絡したくなりますし、また早く会いたいなと思うことも多いでしょう。用事があって会えない日などはLINEや電話をする場合も少なくありません。
しかし、この「付き合い始めと同じ過ごし方をしている」という人こそ、実は半年後に別れるカップルとなりやすい傾向にあります。付き合い始めは楽しくても、半年経つと疲れてくるからです。
もちろん、嫌いになったわけでも愛情が冷めたわけでもありませんが、やはり窮屈になることが多いです。義務感や責任感から会う習慣になっている場合も多いです。
そういう状態が続くと、友達と遊んだり、別の異性と話すきっかけが合った時に「マンネリだな」と自覚しやすいです。付き合う時期に見合った付き合い方が必要となるでしょう。
ドキドキ感が薄れる
付き合って半年が経つと、付き合い始めのようにドキドキするということが少なくなる傾向にあります。好きな気持ちは当然残っているものの、前のような新鮮さがなくなるのが半年という月日です。
好きだけれども、ドキドキしない。他の人が良く見えるなど、マンネリと言われる症状がでてきます。それが原因で「愛情が冷めたかも」と思う人も少なくありません。
ドキドキしなくなるのは、「側にいるのが当たり前」と感じるようになるからです。新鮮さは無くなったとしても、安心感が得られるようになりますし、素の自分でいられることが多いでしょう。
しかし、その感覚を「家族や友人としてしか見れない。恋愛感情とは違う」と解釈して別れを選択する人も少なくありません。ドキドキ感が薄れたことを、どう分析するかがカギになります。
彼の嫌な部分に耐えられなくなる
付き合い始めの頃は、相手の嫌なところが少し見えたとしても気になりませんよね。無理な要求や不満を言われたとしても、なるべく合わせようとするはずです。
しかし、半年が経過すると「もう前からずっと言っているよね?」「何で分かってくれないの?」とイライラせずにはいられません。相手の嫌な所が目につきだすのもこの時期からと言えるでしょう。
付き合い始めたラブラブの頃は、相手の嫌な所が見えません。たとえ見えたとしても、好きな気持ちが大きく気になりません。しかし、半年経つと状況は変わります。
相手を冷静に見ることが出来るようになるので、悪い所に気がつくようになってきます。好きな気持ちはあるものの、今まで見えなかった悪い面だけがどんどん見えてくることも多いです。
次々に嫌な面が見えてきますし、自分も合わせるのが面倒くさくなってきます。半年も自分を抑え続けると苦痛ですよね。それよりはもう別れようかなと考える人も少なくありません。
対処法とは?
コミュニケーションの仕方を変える
付き合って半年での別れを回避するには、早めのうちに「コミュニケーションの仕方を変える」ことがおすすめです。付き合い始めの頃のようにコミュニケーションの頻度が多いとお互いに疲れます。
LINEや電話の頻度を減らしたり、会う回数を減らすのも良いでしょう。いきなり減らさなくても、少しずつでOKです。
例えば毎日会っていたのを週末だけに減らす代わりにLINEは毎日するなど、どちらかでバランスをとるのも良いでしょう。連絡の頻度が愛情に比例するわけではありませんよね。
デートの回数は減ったけれども、あった時にはキスやハグをたくさんするなど量より質を充実させれば寂しくはありません。コミュニケーションの仕方を調節しながら、無理なく続けて下さいね。
ドキドキから安心に変わるのはポジティブ
付き合い始めのドキドキが無くなると、「本当に好きか分からなくなった」と思ってしまいがちです。あんなにドキドキしていたのに、冷めたのかもしれないと自分でも不安になるでしょう。
一度悪いことに気がつくと、どんどんネガティブな方向へ思考が向いてしまう場合があるので要注意です。本来付き合いが長くなりドキドキ感よりも安心感が勝るのは決して悪いことではありません。
素でいれられる。安心できる。リラックスして過ごすことができるなど、どれも「相手はこんなことで嫌いになったりしない」という自信や信頼があるからです。
もしも彼に、安心感しか感じなくなってしまっても、新しい視点を養いましょう。ドキドキから安心感に変わるのはとてもポジティブな傾向ですので、自分の気持ちを肯定すると楽になりますよ。
少し距離を置いてみる
彼の嫌なところが気になると、どうしても口に出してしまわずにはいられません。一緒にいても「またあんなことをして…」と目がとらわれてしまいがちですし、イライラしてしまいます。
あまり指摘すると相手を怒らせてしまいますし、かといって自分がずっと我慢をしながら過ごしてもストレスがかかります。そういう場合は、「あえて距離を少し追いてみる」というのもおすすめです。
常に一緒にいるから目についてイライラしてしまいます。それならばいっそ、目に映らないように、冷静になれるように一旦思い切って距離を置いてみましょう!
別れて後悔しないか自問自答する
ドキドキする気持ちや新鮮さが無くなって、「相手を好きかどうかわからなくなる」ということはよくあります。しかし、そう思ったからと言ってすぐに別れを選ぶのは早すぎるかもしれません。
好きかどうか分からなくなって、別れを選んだけれど、いなくなった時に相手の大切さや存在感の大きさを自覚することもあります。そうなった場合、とても後悔する人が少なくありません。
いるのが当たり前になっていて気づかなかったけれど、彼がいないとダメなんだと気づいた時にはすでに遅し。相手に新しい恋人がいたり、復縁はしない人だったりするととても後悔します。
マンネリさを感じて別れようかと思った時には、とりあえず自分の中で連絡の頻度を抑えたりして、彼のいない生活を試して下さい。彼に言わなくて良かったと思う日人も結構多いです。
自分の中だけで解決できたら一番問題はありませんよね。彼との別れを選ぶ前に、本当にもう好きではないのか?彼がいなくて平気なのか?自問自答して答えを出して下さいね。
半年たったカップルは付き合い方を考える
カップルが半年で別れやすい理由と対処法について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?誰でも付き合い始めの気持ちと行動を、ずっと維持するのは難しいものです。それは当たり前です。
たくさん会うから好きなのではなくて、付き合い始めと半年後の付き合い方は考えてみて下さい。無理なくライフスタイルに入れることが長く続く秘訣です。
好きならばいつでも会いたいはず!と思うのは間違いです。相手にも事情がありますし、連絡の頻度と好意の大きさは比例するとは限りません。
お互いにとって、丁度良い距離感で付き合っていけるよう、無理のないお付き合いを目指すようにして下さいね!