浮気がバレたときに有効な謝罪のやり方とは?

浮気

浮気は、これまであなたと恋人が築きあげてきた信頼関係を一気に崩します。相手に「これまでの交際はなんだったんだろう?」と自暴自棄な念を抱かせるでしょう。

それだけでなく、「これからも一緒にいれるのか?」、「将来のことはどうするのか?」。そんな今後の交際の維持という問題にも直面します。

ですが、浮気したらからといってすぐ別れに直結するカップルは少ないです。関係継続を選択した方が、将来的な人生設計で良い結果となる可能性もあります。

彼との信頼関係を築き直すためにも有効な、浮気がバレた際の謝罪のやり方をきちんと知っておきましょう。

浮気がバレたときに有効な謝罪のやり方とは?

事実関係をメモしておく

浮気の事実関係をメモする女性

浮気はいきなりバレる訳ではありません。「連絡が返ってこない日が続いたから」、「街で男性と歩いていたと聞いたから」。そんな疑いの目から入ります。

ですから、彼から「浮気しているでしょう?」と問いかけられた時は2パターン考えられます。

1つは、浮気をしているかもしれないというフワっとした確証しかないとき。この場合、彼は浮気の全貌を知っていない可能性が高いですね。

もう1つは、既に浮気をしているという確証を得ているとき。この時も、どこまで浮気の事実関係を知っているかは分かりませんよね。

ですが、彼から浮気を疑われるとその瞬間は動揺してしまう人が多いのではないでしょうか。そのため、とりあえず事実を焦って話してしまい、より相手の怒りを買うなんてこともありえます。

そんな状態を防ぐためにも、だれと、いつから、どこまでいったか、などの浮気の事実関係を書き出すようにしましょう。

あなたの記憶だけでなく、LINEや電話などの記録も辿り、できるだけ正確に書き出すことが大事です。また、人によって、浮気と判断するボーダーラインが違います。

法律上では、浮気=不貞行為とは、性的関係のみを指すそう。つまり、デートやハグ、キスをしただけでは該当しないんです。

動揺しながら聞いてくる彼氏に、そんな理論が通じるかは分かりませんが把握はしておきましょう。「浮気までの行為はしていないのに、疑われている」場合だったときも同様です。

なぜ彼が不信感を抱いているのか。事実をしっかり把握して、潔白を証明できるようにしておくことが大事です。事実関係をすべて書き出したら、時系列で覚えるようにしてください。

メモを見ながら話すのは誠実さに欠けます。それだけでなく、メモの長さで「俺が知っている以外にも浮気してる?」と変に疑われないようにしましょう。

まずは事実関係を説明する

浮気の事実を面と向かって説明する女性

彼に謝罪をするにしても、謝罪がいい方向へ進んで復縁に傾いてもらおうとするためにも、事実をしっかりと伝えることが大事です。

彼も事実関係を知らなければ、今後どうすればいいかなどの答えが出てきません。事実関係を説明するときは、主に5つのポイントを押さえておきましょう。

浮気相手は誰なのか? 浮気相手との交際期間はどれくらいなのか? 不貞行為はあるか? どれぐらいの頻度でどこで会っていたのか? どちらが誘い、浮気に積極的なのはどちらか? 

男性は、恋愛に関してもビジネスライクで考えている部分があります。事実を受け止め、分析し、結論を出すのです。この時、あなたの感情は考慮されません。

事実関係を説明しながら心情を伝えても「余計な情報はいらない」と逆に苛立たせてしまう可能性があります。事実関係だけを淡々と伝えましょう。

ただ、いきなりすべてを明らかにする必要はありません。まず、彼が知りたいのは「浮気があったかどうか」です。その事実から伝えましょう。

それから彼に「あなたはどこまで知っていますか?」と聞いてみましょう。その答えから、彼に伝える事実関係の量も変わってきます。

すべてがバレてしまっているのであれば、誠実に事実関係を伝えるべきです。ただ、彼が知っている範囲が半分程度なのであれば、そこまででOK。必ずしも全てを伝えることが正しいとは限りません。

既に『あなたが浮気をした』という事実に、彼は傷ついています。これ以上、傷にえぐったり塩を塗り込むようなことは避けてあげるのも優しさです。

次になぜそうしてしまったのか失敗の原因を説明する

浮気の原因を説明する女性

浮気の事実関係を説明したら「なぜそんなことが起こってしまったのか」について、彼に伝えましょう。何事もキッカケや引き金があったからこそ、起きてしまったことのはずです。

彼自身も浮気の有無の次に、浮気された原因を知りたがります。やはり、一番多いのは「寂しかったから」ではないでしょうか。

仕事などで彼が忙しく、ほとんど相手にしてもらえないと「寂しい」という心理状態に陥りやすくなります。

特に、仕事やプライベートでストレスを抱えるような出来事があったときは、恋人に頼りたくなるもの。なのに相手にしてもらえなかったり、連絡も少ないと愛されてるかが分からなくなりますよね。

そんな時に自分をきちんと見てくれて、相手として認めてくれる男性が目の前に現れたら……。魅力的に感じ、浮気に走ってしまうこともあるのではないでしょうか。

他にもよく聞くのは「お酒の勢いからズルズル……」。こうなってしまったのには、あなたの中にどちらかの欲求があったからと言えます。

1つは「他の男性の体が知りたい」。浮気をしたことがある女性の半数以上が、浮気をした原因としてこう答えているというアンケート結果があるほどです。

特に恋愛経験が少ない方だと、「彼とはどう違うのかな?」という性的好奇心がお酒の力で爆発してしまうのだそう。興味本位な始まりかもしれませんが、それがバレていては誰も幸せになりません。

もう1つの欲求は、ストレートに「性欲を満たすため」。お互いに忙しく、すれ違いが続いていると性的な欲求が満たされてない状態に陥りやすいです。

そんな時、ちょっと好みの男性と出会ったら……。普段は抑えられていても、アルコールの力を借りてしまう女性も少なくないでしょう。

一夜限りの浮気と罪悪感もなく、関係を持つ女性は意外と少なくないです。

どちらの理由もとても自分本位ではありますが、彼とコミュニケーションを取ることで状況を打破出来ていたかもしれません。

ですから、彼にショックを与える可能性もありますが、ストレートに伝えましょう。

「仕返しの気持ちから」という理由もありえますね。彼が浮気をしたことがあったり、そんな疑いが生じたことがあると不安や対抗心から自身も走ってしまうのです。

彼にとっては予想していなかったことでしょうから、驚かれることは覚悟してください。

最後に反省点を伝える

反省する女性

事実と原因を伝えたら、次は反省点です。「浮気は良くないことだと分かっていた」ということを、しっかりと相手に伝える部分でもあります。

「疲れていたなら飲み会に出るべきではなかった」「寂しいという気持ちを、まずはあなたへ伝えればよかった」。しっかりと反省点を伝えるようにしてください。

暗に「今後はこういうことには気をつけます」という改善案のプレゼンテーションでもあります。一番気合いを入れて、向かってくださいね。

謝罪の言葉を述べる

浮気を謝る女性

最後はもちろん、謝罪の言葉で締めましょう。目をしっかりと合わせてから「ごめんなさい」と、謝罪するだけでは足りません。

終始ちょっとうつむいて、少し伏し目がちに。肩は落として、言葉数は少なく。何か言われたら「……すみませんでした」と、一言目には謝るようにすることが大事です。

大切なのは、誠心誠意の謝罪。自分のプライドをかなぐり捨て、許してもらうならどんな事でもやるという姿勢を示すことを忘れないようにしましょう。

謝り方の注意点は?

何を言っているかわからないと余計に怒らせてしまう

論理だてて謝る女性

女性は感情的、男性は論理的と聞いたことがありませんか? 男性は「何が起こって、原因はどこにあって、どういう対策を取ろうとしているのか」を聞きたがるのです。

一方、女性は感情に任せて、時系列をバラバラに伝えしまう傾向があります。これでは、彼を逆上させてしまいかねません。

そうならないためにも、事実関係をしっかり把握しましょう。そして順序立てて、冷静に伝えることを忘れないようにしてください。

泣いてはいけない

泣いて謝る女性

アドラー心理学の創始者でもある、アルフレッド・アドラーはこう言っています。「人は悲しいから涙を流すのではない、同情や注目を引くために流す」と。

そして、多くの女性が流す涙はこれにあたり、男性陣も知っているのです。つまり、あなたが泣くと「ああ、同情を買っているんだな」と思われます。反省しているとは捉えられません。

浮気はあなた自らが蒔いた種です。悔しさや無力さから涙がこみ上げてくるかもしれませんが、ぐっと耐えてくださいね。

相手の話や質問をよく聞く

彼の話を聞く女性

浮気がバレた時に一番考えなければいけないのが、彼の気持ちです。彼が何を思っているかを知るためにも、相手の言い分に耳を傾けましょう。

そして、謝るときも話を聞くときも必ず彼の目を見ること。感情的になっているのであれば、冷静に話を聞く姿勢を見せましょう。それだけで、相手も落ち着きを取り戻します。

質問には誠実に答え、反省の気持ちも率直に伝えてください。これだけでも、あなたから彼への誠意を伝えることにつながります。

浮気の謝罪は感情的にならないこと

冷静に浮気を謝罪する女性

裏切ったのは、あなたです。彼の言うことをよく聞き、マイナスをプラスに変えるような言葉のキャッチボールとコミュニケーションを心がけましょう。一概にこれが正解というのはありません。

大切なのは「相手の心や人間性を的確に理解できるかどうか」です。彼の気持ちと真摯に向き合い、しっかりと謝罪することだけは忘れないようにしてくださいね。

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