ブライダルフェアを予約していたのに、突然行けなくなってしまうこともありますよね。残念なことですが、キャンセルしなくてはいけないときもあるでしょう。
しかし一度予約したブライダルフェア。キャンセルするとお金がかかってしまうのでしょうか。またキャンセルした会場には再度予約することは可能なのでしょうか。
今回はブライダルフェアへのキャンセルを検討している人へ、キャンセル時の詳細をお伝えします。やむをえない事情が出来てしまった人は参考にしてください。
ブライダルフェアはキャンセル可能なの?
そもそも予約って必要なの?
ブライダルフェアの日の予定が曖昧という場合。予約をしてキャンセルするのは手間なので、予約はせずに行けたら参加しようと考える人もいるでしょう。
しかしブライダルフェアは、基本的には予約が必要です。特に試食会や試着会がある場合は、予約必須となるでしょう。
ブライダルフェアは、1組に対して準備することが多いです。着席スタイルなので席を用意し、サンプルやお土産も用意します。
それにカップル1組にプランナー1名がつくので、人員の確保も必要です。必ず人手が足りているというわけではないでしょう。
予約なしの飛び入り参加でも、空きがあれば受け付けてくれる場合もあります。しかし空きがなければ断られてしまいます。
どちらにしても予約するのは常識だと覚えておきましょう。もし予定が曖昧なのであれば、予約の時点でその旨を伝えておいてください。
事前予約はするのが当たり前だと考えておき、行けない時にはキャンセルするようにしましょう。
基本的には負担なくキャンセル可能
ブライダルフェアは、キャンセルが出来ないということはありません。様々な事情で来場が困難になることは、誰にでもありえることです。
どこの会場でもキャンセルを伝えれば、スムーズにキャンセルの受付をしてくれるでしょう。
またキャンセル料がかかったりすることも基本的にはありません。キャンセルすること自体はノーリスクです。理由があってキャンセルするのは仕方のないことです
だからといって席確保のために、とりあえず行きたいブライダルフェアの予約をとるような行為は避けましょう。ダブルブッキングは明らかな迷惑行為となります。
あらかじめキャンセル前提となるような予約は避けてください。その上で事情がある時には。キャンセルしても大丈夫です。
連絡なしでキャンセルするとブラックリスト入り
キャンセルするのが面倒になり、そのままバックレしてしまうなんて人は要注意。再度予約をしようとしても、すでにブラックリストに入っていることがあります。
膨大な数の新郎新婦を管理している結婚式場は、専用のPCシステムを導入しています。そしてシステムには新郎新婦の細かい情報を入力していきます。
新郎新婦の入力をするのは、予約をもらった時点です。名前や年齢、希望時期など。現時点でわかっている情報を入れて、全スタッフで共有します。
つまり予約をしたら、予約をした結婚式場には名前が登録されます。そして連絡なしでキャンセルすると、はっきりと名前の下に連絡なしキャンセルだと明記されます。
システムの内容にもよりますが、気をつけるべきお客様は赤や黒で色付けができます。これがいわゆるブラックリストのようなものになるのです。
一度名前に色がついてしまうと、要注意人物となってしまうので気を付けましょう。何よりマナーとして、連絡を入れることは最低限必要なことだと心得てくださいね。
有料ブライダルフェアにはキャンセル料がかかる場合もある
基本的に無料ブライダルフェアでキャンセル料がかかることはありません。当日のキャンセルであっても、何も負担はないでしょう。
しかし有料ブライダルフェアの場合には、キャンセル料がかかることもあります。事前に確認しておきましょう。
有料ブライダルフェアは、試食会に料金がかかる場合が多いです。試食にこだわって、材料の仕入れや仕込みを行う会場です。
通常のレストランは予約をすると3日前ほどからキャンセル料がかかります。3日前は料金の50%ほどで、当日であれば100%というところもあります。
これは安易なキャンセル客を防ぐためでもあります。また材料や手間の無駄を防ぐためでもあります。小さな会場は特にキャンセルはダメージが大きいですからね。
有料である意味を考慮して、キャンセルする場合には料金の負担があると心得ておきましょう。そしてキャンセルは確定した時点で早急に伝えるようにしましょう。
ドタキャンの場合は理由を明確に伝える
キャンセルも数日前であれば良いですが、当日のドタキャンには注意が必要です。ドタキャンをするのはどのような理由なのか結婚式場に伝えましょう。
ドタキャンの場合には主にこのような理由が考えられます。どんな理由にしても、ドタキャンは大きな迷惑をかけてしまうことです。
断るのであれば、明確な理由を伝える義務があるでしょう。理由によっては、再度予約をする時の印象が大きく変わります。
二人の情報は結婚式場に記録されますからね。「〇〇のため、当日キャンセル」と納得できる理由が記載されるようにしておきましょう。
直近の場合はメールよりも電話が良い
キャンセルする時は、どのような方法でキャンセルするのが良いのでしょうか。キャンセルはネットからでも電話からでも可能です。
もともと予約方法がネットからであれば、ネットからキャンセルしやすいでしょう。また電話予約の場合は、電話でキャンセルするのが良いです。
ただ3日前をきった直近のキャンセルの場合は電話がおすすめです。特に前日の場合にはネット確認しない場合もあるので、直接電話してください。
キャンセルの理由と、謝罪の言葉を伝えましょう。たかがキャンセル、されどキャンセルです。軽く考えては失礼です。
このような時こそ人柄が出るもの。迷惑をかけてしまうと感じる行為の時には、文字ではなく言葉にして伝えることを心がけてください。
キャンセルしても再予約は可能
一度キャンセルしたブライダルフェアに再度行きたい時はどうすれば良いのでしょうか。再予約は可能なのでしょうか。
通常、再予約は可能です。ただ予約する時には、前回予約してキャンセルした旨を伝えてください。
結婚式場側は調べれば、再予約のお客様だとわかります。しかしそれを新郎新婦から言うことで、印象が大きく変わってきます。
前回のキャンセルを謝罪した上で、再度予約をしていることを伝えれば、良識的な人だと判断されます。
これが前回はドタキャンで、連絡もなしのバックレ。予約する時は何も言わずに初めてのように電話してきたなんてことになると印象は最悪です。
せっかく行くブライダルフェアを楽しく過ごすためにも良い印象で、素敵な時間になるように。キャンセルと再予約の対応には気をつけましょう。
忘れていた場合なども気付いた時点で電話する
ブライダルフェアの予定を忘れてしまうという人もいます。また1件目の見学が長引いて、気付いたら時間が過ぎていたなんてこともあるでしょう。
1日2件ブライダルフェアの予定を入れていると、1件目が長引いてしまうのは良くあることです。
気付いた時には時すでに遅し。もう予約の時間が過ぎていたなんて時はどうしたら良いのでしょうか。
ブライダルフェアの時間が過ぎていたら、その時点ですぐに結婚式場に電話を入れましょう。正直に理由を話して相談してみてください。
結婚式場側は参加できる最善の方法を提案してくれます。どんな理由にしてもお客様に足を運んでほしいと願うはずです。
そこで行ける方法を考えて、どうするか決めましょう。そして感謝と謝罪の言葉も忘れないようにしてください。
ブライダルフェアは誠意をもってキャンセルする
ブライダルフェアはキャンセルできないなんてことはありません。突然行けない理由ができてしまうのは仕方のないことです。
大切なのは、キャンセルが決まった時の対応です。面倒だからと先延ばしにしたり、スルーするなんてことは避けましょう。
人としてキャンセルする時には誠意をもって伝えてください。
そうすれば、いざ再予約する時や成約する時にも好印象で進めていくことが可能です。キャンセルからブラックリストに載らないように気をつけてください。