どんなにラブラブなカップルでも、一見すればほんのささいなことで恋愛感情が冷めてしまうことはあります。
また、付き合いが長いと気になる異性がいたり、お互いの態度に変化があったりと、原因はいろいろとあるものです。
人の気持ちは環境や生活を合わせて変化していくものですが、冷ましたくて恋愛感情を冷ませたわけではないでしょう。
だからこそ、「最近恋愛感情が冷めてきたかも?」と思ったら、何か対策はしたいですよね。そのまま別れを望むカップルばかりではないはずです。
では、恋愛感情がカップルの中で冷めてしまったときはどうすれば良いのでしょうか。恋愛感情が冷める原因と、対処法を考えていきましょう。
カップルの恋愛感情が冷める原因と対処法とは?
気になる異性が他にいる
よくある恋愛感情が冷める原因の一つとして、気になる異性が他にできるということがあげられます。環境が変わると、出会う人も変わっていくものです。
特に社会人であれば、いろいろな人と接する機会があるものですし、恋人以上に魅力を感じる人に出会うこともあるでしょう。
そんなとき恋人と少しマンネリしていたりすると、余計にその人のことが気になってしまうことはあるはずです。
マンネリした時期に出会う魅力的な異性は非常に危険です。冷めかけている恋愛感情にどんどん拍車をかけてしまう原因になってしまいます。
ですが、恋人以上に魅力を感じる人に出会うということも、人と人との出会いにおいてはよくあることです。
もしかすると恋人が自分以上に誰かに魅力を感じて心を奪われることは、可能性として考えておいた方が良いかもしれませんね。
付き合ってから彼の態度が変わった
付き合った頃や付き合う前と、今で彼の態度が明らかに変わっていることも、恋愛感情が冷める原因の一つです。
関係性に慣れ過ぎてしまうと、気遣いが雑になり、優しさを感じることが少なくなっていくと言います。彼の思いやりが最近欠けていると感じたら、恋愛感情が冷めてきている証拠です。
ですがその場合、実はあなた自身も彼に対して同じような態度を取ってしまっていることもあります。
あなた自身も付き合いたての頃と今とで態度が変わり、彼への思いやりがなくなってしまっているのかもしれません。
そのせいで彼もあなたに対して優しさや思いやりを見せることがなくなってしまっているのです。
お互いに関係性に慣れすぎて、思いやりを見せなくなるという嫌な連鎖が起きてしまっているというわけですね。
マメな連絡が減った
「最近恋愛感情が冷めてるかも?」と思ったとき、彼と連絡を取り合う頻度に変化はないでしょうか?
付き合う前はLINEなどでたくさん連絡をくれた、もしくは連絡をしていたかもしれません。
でも、今となってはそんなマメな連絡も減り、必要最低限のことしか話さないようになっていないでしょうか?
カップルにとって、マメな連絡はお互いの気持ちを確かめ合う意味でも大切なことです。好き同士なら、自然と相手のことが恋しくなって連絡は取り合ってしまうものでしょう。
でも、連絡が減ったということは、明らかに恋愛感情が前よりも冷めてしまっているのです。早いうちに対策をしなければ、そのまま連絡を取らず、自然消滅もあり得ますので注意が必要です。
デートがHばかり
デートでも、内容がほとんどないようなデートでは、当然二人の仲は進展しないでしょう。一緒にいても、ラブラブになるどころか、心の距離はどんどん離れていくばかりです。
特に、恋愛感情が冷めていて惰性で付き合っているようなカップルは、デートをしてもHばかりになってしまうことも多いです。
愛情で付き合っているというよりも、それでは肉体関係目的に思えてきてしまいますよね。そうなってしまっては、彼のことを心から信頼することもできなくなってしまうでしょう。
体は繋がることができても、本当の意味で心で繋がることはいつまでもできないままです。
倦怠期との混同に注意
恋愛感情が冷めてきたとは言っても、倦怠期との混同に注意しておきましょう。というのは、倦怠期は彼のことを好きなことには変わりはないからですね。
最初のうちは何もかもが新鮮で、ドキドキすることも多かったでしょうが、いつまでもドキドキは続くものではありません。
最初に抱いていたそのドキドキする気持ちが安心感に変わっているだけなので、彼のことは好きでいるはずです。
倦怠期は恋愛感情が冷めているわけではないので、混同しないように一度冷静に考えてみましょう。ですが、考えてみても明らかに彼への愛が冷めている、そう感じたらやはり注意が必要です。
何か彼とのムードを再び盛り上げていく努力をしなければ、いずれ別れを迎えることになってしまいます。
対処法とは?
彼と一緒にいて楽しいか考える
では、恋愛感情が冷めてきていることに気づいたときはどんな対処をすれば良いのでしょうか?
まずは、一度落ち着いて彼との仲を冷静に考えてみましょう。彼と一緒にいて楽しいのか、つまらないのか、自分の気持ちに素直になって考えることが大切です。
素直に心に聞いてみて、楽しくないと思うなら、明らかに彼への恋愛感情は冷めていると言って良いでしょう。そして冷めているなら潔く別れを決意することも大切です。
カップルに絶対のことはありませんし、残念ですが愛情が再び盛り上がりそうなら別れを決めるしかありません。
惰性で付き合って、終わり方もスッキリしなくなってしまうより、冷めに気づいた段階できっぱり別れるのが一番ですからね。
もちろん再び彼との関係を修復できることが望ましいですが、難しいなら別れを考えることも時には必要なのです。
不満を伝えてみる
彼の恋愛感情が明らかに冷めていると感じたら、彼に直接その不満を伝えてみるのも大事なことです。
LINEなどのマメな連絡が不足しているなら、そのままの不満を伝えてみましょう。彼も反省してくれるかもしれません。
それに、直接はっきりと言うことで分かることもたくさんあります。
彼自身もあなたに不満を感じているのかもしれませんし、もしくは何かどうにもならない事情があるのかもしれません。
もし自分にも落ち度があるなら、お互いに反省するきっかけにもなります。何か事情があるなら、誤解が解かれ、仲が修復されることにも繋がるでしょう。
カップルの中で恋愛感情が冷めてしまうのは、非常に由々しき問題です。これからも彼とラブラブでいたいなら、我慢せず、感じている不満をそのまま伝えることも時には大事なのです。
関係性に工夫を加える
冷めきった関係性にはある程度の刺激が必要なこともあります。彼と再び良い関係を築きたいなら、関係性にまず工夫を加えてみましょう。
デートや趣味、連絡ルールなど何でも良いので、関係性に工夫を入れてみて、新鮮さを取り戻してみましょう。
工夫をして二人の仲を取り戻そうとする努力を忘れなければ、またお互いの恋愛感情は盛り上がるはずです。
一定の新鮮さがあれば、人は必ず楽しさや面白さなど、プラスの感情を抱くものです。楽しい、面白い、満たされていると感じることが、再び恋愛感情を取り戻すことに繋がっていくのです。
関係が冷めても諦めないこと
いかがでしたか?
恋愛感情が冷めてしまうと、昔の自分たちと明らかに違っていて、そのギャップを思うととてもつらくなりますよね。
でも、二人の関係を再び前のように戻したいと思うなら、努力次第で必ず修復はできるものです。もともとは大好きな恋人同士なので、好きという気持ちは少なからず残っていることでしょう。
あなた自身が彼を好きという気持ちを一途に見せることができれば、彼も再び振り向いてくれるはずです。
そのためには、関係性に工夫を加えたり、彼に直接不満を相談するなど、しっかりと今の関係と向き合うことが一番大切なのです。