恋愛は楽しく幸せなものと考える人は多いですが、時には恋愛に疲れてしまうこともあるものです。
確かに考えてみれば一喜一憂してこそ恋愛というものという考え方もありますよね。彼氏と両思いで幸せと思いつつも、「浮気されたら…」と心配しすぎて嫌になってしまうこともあるでしょう。
また、片思いであれば楽しいと感じるのは最初のうちで、徐々につらくて疲れると思うことも増えてきます。
恋愛は時に疲れるものと思っておかなければ、恋愛にいつも振り回されてしまって大変な思いをすることにもなりますよね。では、恋愛が疲れる理由とは実際どんなものがあるのでしょうか?
恋愛が疲れる7つの理由とは?
思い通りにならないから
恋愛は二人の人間が関わることによって成立するものです。
二人の感情や意思などが非常に強く関係してくるものなので、恋愛で自分が思い描いたようにうまくいくことはなかなかありません。
彼にもっとこうして欲しいと思っていても、彼はあなたが思ったように動いてくれないこともあるでしょう。
逆に、あなた自身はこれが彼のために正しいことだと思って動いていても、彼自身は望んでいない場合もあります。
お互いの感情や意思がうまくシンクロすることはなかなか難しいのです。思い通りにいかないことが増えると、人はイライラしたり、ストレスを感じやすくなります。
デートやプレゼント、何気ない会話でも恋人同士の意思がすれ違ってしまうことは多々あるものです。
すると思い通りにいかず、例え両思いで幸せな状況であっても疲れると感じることが増えていくのです。
彼氏が将来を考えてくれているか不安だから
彼氏が将来のことを本当に真剣に考えているのかどうかと思うと、とたんに不安になりますよね。
今が幸せで楽しくても、ふと1年後、さらにもっと先の将来を思うと、急に恋愛のはかなさを実感するものです。
ラブラブな今があっても、いつかは捨てられるかもしれないという不安をずっと抱えることになるからです。
特に心配性な人、ネガティブな人は、彼がどんなに優しくしてくれても将来の不安をなかなか取りさらうことができません。
その場の雰囲気で「ずっと一緒」と話していても、恋愛に必ずしも永遠があるわけではないというのが現実です。
いつか彼が心変わりしてしまうかもしれないという不安があると、なかなか今ある幸せも感じられないものです。
そしていつも将来を考えてくれなくて不安という思いを気にしすぎてしまうと、恋愛そのものに疲れてしまうことはよくあるのです。
彼の行動に一喜一憂するから
彼と付き合っていて感じる幸せや楽しみは、いつも感じることができるわけではありません。付き合っていればいろいろなことがありますし、自然とマイナスな感情を抱くこともたくさんあります。
特に嫉妬したりされたりするときの嫌な感情は、多くの人が振り回されてしまいがちです。
彼のことを大切に思うあまり、他の女性と接していることに嫉妬したことがある経験は誰にでもあるでしょう。
逆に、彼からすさまじく嫉妬されてあなた自身が大変な思いをさせられてしまったこともあるはずです。
このように、恋愛は相手の行動に一喜一憂して情緒不安定になってしまうという嫌な面もあるのです。特に心配性な女性、感受性の強い女性は、いつも彼の行動が気になりがちになってしまいます。
嫉妬はその人を狂わせると言いますし、彼のことは信じていつつもつい気持ちは乱されてしまうことも多いですよね。
恋愛で疲れると感じる時は、このように彼の行動に一喜一憂するのがつらいと感じる時に多いのです。
心の距離が離れている気がするから
恋愛感情や二人の心の距離は目に見えないものです。だからこそ恋人同士お互いに信頼し合うことが一番大切になって来るものです。お互いに信じてこそ恋愛関係は成立します。
心の距離が離れていってしまっているような気がする、と気にし始めてはきりがないでしょう。明らかに心の距離が離れていっている根拠がない限り、それは漠然とした不安でしかないのです。
特にネガティブな思考に陥ると、根拠もないのに彼のことを信じられなくなってしまう人は多いです。
彼を信じられなくなることで心の距離が離れてしまっていることを感じ、やがて恋愛そのものに疲れてしまうのです。
普段から物事をマイナス思考で考えてしまいがちな人は、特に過剰に彼との心の距離を気にしてしまうところがあります。
出会いを探すこと自体面倒
現在彼氏がいない状態の人でも、恋愛が疲れると感じる場面はたくさんあるものです。特に人は年齢を重ねるごとに出会いの場やチャンスは減っていくといいます。
学生のときと比べて社会人になると「出会いがない」と嘆く人が多いのはこのためですね。
特に同性ばかりの職場では、自分から外に出会いを探しに行かなければなかなか恋人はできないものです。
ですが、出会いを探すことも、状況やとらえ方によってはかなり面倒に感じるものです。
仕事などが忙しければ、出会いの場に足を運ぶことすらそもそも面倒と感じることも多いでしょう。また、相手を知って自分を知ってもらう過程がまず面倒臭いと感じてしまう人もいます。
面倒な駆け引きや歩み寄りはすっ飛ばして、サクッと彼氏ができればいいのに…と思ったことがある人は意外に多いはずです。
出会いの過程で、いろいろな男性を品定めされたり、逆に品定めされたりするのも気を遣って大変ですよね。
恋愛は出会いから既に気をもむものなので、なんだか疲れてしまうと感じる人は結構多いものなのです。
彼氏がいないと欲しいと思うが、いると独りの時間が欲しくなる
恋愛も自分にとってちょうど良いバランスで楽しめるのが一番です。ですが、彼氏ができるとつい暴走してしまって、恋愛一筋の生活になってしまう人も多いでしょう。
ですが、恋愛一筋の生活が幸せだと感じるのも最初のうちだけです。やがて独りで過ごす時間を恋しく思うときが来るものなのです。
彼氏がいなかった頃は「寂しい」「私も恋がしたい」と彼氏を熱望していたのに、なんだか複雑ですよね。
ないものねだりをしてしまう部分は誰にでもよくあります。彼氏がいないと欲しいと思ってしまい、ですがそんな幸せにも満たされると今度は独りの時間も欲しくなってしまうのです。
そんな複雑でコントロールできない自分の感情に嫌気が差したときなどは、疲れると感じる人はたくさんいるものです。
付き合うのも別れるのも精神的に負担がかかる
恋愛は楽しくてもつらくても、多かれ少なかれ精神的負担のかかるものです。フラットな感情で楽にできる恋愛なんて、なかなかないというわけですね。
付き合う際に気遣いを細かくしたり、テンションを上げたりすることも、もちろん精神的負担の一つになります。
そしてもちろん、別れる際に悲しんだり、寂しがったり、怒ったりするのも精神的負担です。別れ話をするとどっと疲れますよね。それは感情を振り切らせてたくさん出すからなのです。
逆を言えば、告白して、デートにでかけて、喜んだり楽しんだりることを一日続けていれば疲れもします。
プラスの感情といえど、喜んだりテンションを上げたりすることも精神的な負担の一つだからですね。
あまり感情を揺らされたくない人などは、特に恋愛で負担をかけられることを疲れると感じることも多いでしょう。
恋愛の本質は楽しいもの
楽しいばかりではないのが恋愛というものです。恋愛にはトラブルやすれ違いもつきものなので、恋愛自体に疲れるという印象を持ってしまいがちです。
それでも、恋愛の本質は「楽しい」「幸せ」というプラスなものであって欲しいですよね。恋愛とはどんなものなのかプラス面を取るのかマイナス面を取るかは、人によってさまざまです。
「恋愛は楽しいことしか起きない」という閉鎖的な考えは持たないように気をつけたいところですね。
トラブルがつきものだからこそ、時には恋愛に疲れてしまうこともあります。恋愛をうまく楽しむためには、恋愛に疲れるときのこともあらかじめ認識しておくことが大切なのです。