好きな人と話せない…上手く話せない理由と対処法とは?
好きな人と仲良くなりたいと思うのは、誰でも感じる当然の心理ですよね。少しでも好きな人との距離を縮めたいと願っていることでしょう。
しかし、いざ好きな人を目の前にすると、言葉が上手く出てこないことがあります。会話をしたいのに、沈黙が続いてしまうのです。
せっかくのチャンスなのになぜ?
どうしたら上手く話せるの?
上手く会話ができない自分対して、苛立ちと後悔の念を感じてしまいます。そして進展しない恋愛に、悩んでいる人も多いのではなでしょうか。
そこで今回は、好きな人と上手く話せない理由と対処法を紹介します。今のままでは前に進めないと感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
好きな人と上手く話せない理由
とにかく緊張してしまう
好きな人と上手く話せないのは、とにかく緊張してしまうという理由が大きいでしょう。理屈ではなく、生理現象のようなものです。勝手に頭や体が緊張状態になってしまいます。
好きな人を目の前にして、緊張してしまうことで上手く話せなくなってしまうのです。
・緊張とは?
実は緊張とは、人間がもつ防衛本能だといわれています。外部から自分を守るために、体の機能を高めることが緊張状態につながるのです。
体の機能を高めることは、勉強やスポーツには良い影響となります。通常以上の力を発揮できることもあるでしょう。
しかし神経伝達機能が過剰に分泌されてしまうと、自律神経が崩れてしまいます。それが、震えやどもりにつながってしまうのです。
好きな人と話しているときに、言葉が上手く出てこない場合は、過度の緊張状態であるということでしょう。
好かれるために自分をつくってしまう
好きな人には、好かれたいと思いますよね。そこで過剰に『好かれるための自分』というのを計算しながら話してしまいます。
どうしたら良く思われるかな?
どうしたら興味をもってもらえるかな?
どうしたら好きになってくれるかな?
頭にあるのは、相手の気持ちを動かすことばかりです。その気持ちで埋め尽くされてしまうことで、会話ができなくなってしまいます。
会話で相手の気持ちが左右すると思うと、一言が重く感じてしまうのです。そして取り繕った自分になると、中身がなくなってしまい、会話も上手く続かなくなってしまうでしょう。
嫌われたくない気持ちが強い
好きな人には、絶対に嫌われたくないですよね。好きになってもらえなくても、嫌われることだけは避けたいでしょう。
そのため、嫌われる恐怖から、上手く会話ができなくなってしまいます。余計なことを言わない方が得策だと感じて、どこかで壁を作っているのでしょう。
例えば、人から質問をされたとします。通常であれば、自分の感じていることを素直に返答しますよね。しかし、相手が好きな人であると、嫌われない返答を考えてしまうのです。
『どう返答すれば嫌われないか』それが会話の最優先事項となるでしょう。会話の中で考えることが多く、キャッチボールが続かないのです。
相手を探ってしまう
好きな人と話すときは、純粋な気持ちで会話を楽しむだけではありません。どうにかして少しでも好きな人の近況や情報を探りたくなるでしょう。また心情や本音も気になるはずです。
たとえば、
- 今好きな人や恋人がいるのか
- どんな人が好きなのか
- どこに住んでいるのか
というようなことは知りたいですよね。
しかし、ストレートに質問することが出来ません。そのため遠回しに質問をしたり、会話の中から探ろうとします。
そうすると、会話をすることよりも、知りたいことの答えを見つけることに集中してしまうものです。結果として、上手く話しが続かなくなります。
好きという気持ちがバレたくない
好きという気持ちを相手に伝えていない場合、それを知られてしまうことは避けたいでしょう。そのため、過剰に『好きでない』というアピールをしてしまうのです。
好きでないというアピールをするために、会話にも興味がないふりをしてしまいます。本当はもっと知りたいのに、それ以上聞くことが怖くなってしまうのです。
「へー」
「ふーん」
このように流すような相槌をすることで、自分の気持ちを誤魔化します。しかし相手からすると、気分が悪いですよね。それ以上話す気がなくなってしまうでしょう。
そのため上手く話せないどころか、話す機会そのものが失われてしまうことになるのです。
自分を良く見せることしか考えていない
人は良い部分と悪い部分があってこそ、人間味に溢れていて魅力や興味を感じます。しかし好きな人に自分の悪い部分は見せたくないですよね。
自分を良く見せることばかり考えて話してしまいます。そうすると人間としての魅力がなくなってしまうのです。良く見られるばかりの話に、それ以上もそれ以下もないでしょう。
好きな人もあなたの良い人アピールに飽きてしまいます。興味を持つこともないでしょう。そのためお互い心に蓋をしてしまい、開けようとも思わなくなるのです。