映画デートというのはデートの中でも定番のデートですよね。横に並んで1つの作品を見ることで、2人の距離を自然と縮めることができます。
緊張してなかなか近くに寄れない人にとっては相手に近づくいいチャンスです。また映画を口実にすればデートにも誘いやすく、時間や場所を決めやすいというメリットもあります。
映画が始まれば周りは暗くなり会話もしなくなります。会話することに慣れていない段階でも緊張せずに一緒に過ごすことができます。
このように映画デートとはたくさんのメリットがあるので、なかには初デートで映画に行く人もいるのではないでしょうか。しかし初デートでは映画に行くことがかえって裏目に出ることもあるので注意が必要です。
そこで今回は初デートで映画はありなのか、なしなのかを判断してもらうために、あり派となし派の意見を紹介していきます。ぜひこれを参考に素敵な映画デートを演出してみてください。
初デートの映画はあり派
まずは初デートの映画はあり派の意見を紹介していきます。冒頭でもいくつか挙げたように映画デートというのは2人の仲を深めることのできるたくさんのメリットがあります。
映画中は会話をすることがないという点で、緊張してなかなか話すことができない初デートには良いという意見もあります。
まずは映画を見ることで心をリラックスさせ、緊張をほぐすことができるのです。このような理由から、初デートの映画はあり派の人も多く存在するのです。
ここではそんな初デートの映画があり派の意見としてのメリットを紹介します。もしあなたが初デートで映画に行くことになったら、ぜひこれから挙げるメリットを最大限に活かしてみましょう。
きっと2人の仲が深まるはずです。
終わった後に映画の話題で盛り上がれる
初デートというのはどんな会話をしたらいいのか迷ってしまうことが多いですよね。そんな時、初デートで映画に行くと会話に困らなくて済みます。
なぜなら映画が終わった後にその映画を話題にして盛り上がることができるからです。そこで感想や意見に共通点があれば、お互いに親近感を感じることができるはずです。
また意見が異なっても否定せずに真剣に聞いてあげましょう。相手の意見に興味を示せば相手も悪い気はしないはずです。
映画の好みや一緒に映画を見ている様子から、性格や趣味など相手がどんな人なのか知ることもできます。
「いきなり趣味はなんですか?」と聞くよりもそこから話を広げていくことができれば、とても自然で話しやすいですよね。
ぜひ初デートで映画に行った際は、お互いに映画の感想について話しながらそれをきっかけにお互いの話をしてみましょう。きっと盛り上がることができるはずです。
上映前の予告で次のデートを想起させやすい
映画の上映前に流れる映画の予告はいつもちゃんと見ていますか?
1人や友達なんかと来ている時には気にしていない人も多いでしょうが、初デートの時はよく見るようにしてください。なぜならばそれが次のデートに繋げるチャンスとなるからです。
面白そうな映画だなと思ったらその流れで、この映画見に行こうよと思い切って誘ってみましょう。デートは口実があるととても誘いやすいものです。
特にまだそこまで仲が深まっていないと、次のデートに誘おうにも勇気がいりますよね。ぜひこの上映前の予告を利用してみてください。
初デートは特に緊張してしまうものなので、次のデートになかなか誘えず焦ってしまうこともよくあります。
そのため予告を見た流れで次のデートに誘うチャンスを逃すのは非常にもったいないです。ぜひ意識して見てみてください。
ポップコーンを一緒に食べるなど、意外に親密になれる
デートで映画を見に行った時はポップコーンなどを1つのものを一緒に食べてみてください。なぜなら食べ物を一緒に食べると親密度を上げることができると言われているからです。
食べ物を一緒に食べるという行為は、自然と2人の距離を縮めます。また気を許した相手でないとしにくい行為です。
なので、それをあえてすることで、自分にとって相手は親密な関係にある人なのだと思うようになります。
また一緒に食べるとなると、相手の食べるスピードに合わせたり、相手が食べやすいように持ち方を考えたりします。
自然と相手を気遣うことになります。それはあなたの優しさをアピールする絶好のチャンスとなるのです。
ただ1つのものを一緒に食べるというシチュエーションはなかなか作りにくいですよね。
その点、映画館では大きいポップコーン1つと飲み物2つのセットが用意されている所も多いので、とても自然です。
初デートはいかに相手に親近感を抱いてもらえるかが重要です。その点において映画は良いきっかけ作りができます。
ぜひ初デートで映画に行った際は、このポップコーンを利用して、お互いの距離を縮めましょう。
初デートの映画はなし派
次は初デートの映画はなし派の意見を紹介します。映画デートでも初デートには不向きであるという意見もたくさんあります。
初デートというのはまだお互いをよく知らない状態でなおかつ緊張状態で臨むデートです。
そのため家族や友達であったら気にしないようなことも、初めてデートする相手となると気にしてしまうことも多いです。
そして初デートでのお互いの印象やデート中の雰囲気で、次のデートに繋がるか否かが決まります。
そこでしっかり互いのことを知り、楽しい雰囲気を作り出すことができなければ、次のデートに繋がる可能性は当然低くなります。
その点で映画デートというのは弊害となるデメリットも持っているのです。
もしあなたが初デートで映画に行くなら、2人の仲を深めるために、なし派の意見として挙げるデメリットにも気を付けてください。
初デートは相手を知る機会(映画デートは会話がない)
初デートの最大の目的は、まずはお互いのことを知るということです。お互いをよく知らなければ、またデートしようともデートの誘いを受けようとも思いにくいからです。
そのため初デートでは話をする機会を多く持つ必要があります。しかし映画デートでは上映中に会話をすることができないため、会話のない時間が非常に多いです。
映画デートではない場合と比べて必然的にデート中の2人の会話が少なくなってしまいます。
映画自体を楽しめたとしても、それだけでは相手のことをよくわかっていないと好意を持つことはほとんどありません。
また好意を持ってもらうためのアピールをすることができず、不完全燃焼となってしまう可能性もあります。
初デートで映画に行く場合は、相手を知る機会が少ないことを理解した上で臨みましょう。またそれを補うためにしっかりプランを立ててお互いを知る機会を設ける必要があると言えます。
映画がつまらないとデートもつまらなくなる
映画デートの醍醐味と言えば、映画を見た後にその話題で盛り上がれることでしょう。しかしそれが期待外れでつまらなかったとしたらどうでしょうか?
「つまらなかったねー」と盛り上がることはできるでしょうか?
友達とだったら、つまらなかったとしてもそれをネタに笑うことはできるかもしれません。しかし初デートの場合は恋愛対象としてお互いに意識することになるかもしれない相手です。
同じようにはなかなかできませんよね。初デートでは予定通りにいかず何かハプニングがあると、それが大したことないことであっても結構なダメージを受けます。
緊張状態にあるのでそれを挽回する柔軟な対応ができないことも多いでしょう。そうなるとせっかくの初デートの雰囲気を損ない兼ねません。
なので初デートで映画に行く場合は、見る映画をよくリサーチし、詰まらなかった場合の対策を考えて臨むようにしましょう。
マナーが悪い人(席をける・スマホを開くなど)がいて、雰囲気が悪くなる
大変残念なことですが、映画館にはマナーが悪い人がいることも少なくないです。やはりそんな人を見るとそれだけで雰囲気が悪くなってしまいますよね。
それが直接自分に被害があるものであったらなおさらです。例えば「席をける」、「スマホを開く」などの行為があったらどうでしょうか?
せっかく映画を楽しんでいるのに十分に楽しむことができませんよね。それがデートであったら本当に残念なことです。
初デートではお互いどういう人かをまだ知らず緊張しているので、そうした居心地の悪さが尾を引く可能性があります。
なぜなら初デートでは印象や雰囲気というのがとても大切で、そこから次があるかなしかが決まってくるからです。
そのため初デートで映画に行く場合は、映画館や時間帯、内容や席選びに注意しましょう。できるだけマナーが悪い人の影響を受けないよう考慮するようにしましょう。
初デートでの映画はメリットもデメリットもある
初デートで映画デートにいくことがダメなわけではありません。今回挙げたように初デートで映画に行くことのメリットは多数あります。しかし同じようにデメリットもあるということです。
メリットとデメリットを理解し、メリットは最大限活かしデメリットは最大限抑えられるように気を遣うことができれば何も問題はありません。きっと素敵な初デートとなるでしょう。
初デートは誰だって緊張します。しかし相手にいい印象を持ってもらうためにはお互いをよく知り、自分に好意を持ってもらえるように努める必要があります。
あなたが初デートを成功させるために、映画を見ることは必要なのか否かを考えればいいのです。初デートで映画はあり派となし派の意見を踏まえた上で初デートの計画を立ててみてください。
そして素敵な初デートで2人の仲を深めてくださいね。