最近では、心理学という学問がテレビなどでも非常に話題になっています。相手の心や動きを読み取り、それに応じて自分の行動を変えていくことでより良い関係が作れます。

男女の恋の悩みは永遠のテーマともいえます。恋をしているときの人は目がキラキラと輝いていて、行動もイキイキとしています。できればその恋を実らせたいと誰もが思うはずです。

彼の行動やしぐさ、態度から分かること、また自分の行動が彼に与える心理などを知っておくだけで余計なことをせずに済みます。

余計なことをしなければ、おのずと彼とうまくいく可能性も上がってくるわけです。恋愛心理学を使えるようになれば、自分に自信が付き積極的にアプローチをすることだってできます。

また、心理学は恋愛だけでなく、仕事や友人関係でも応用できます。そうなれば、あなたの人生がより豊かで素晴らしいものになっていくでしょう。

下記では、恋愛心理に最も使える心理学用語をご紹介します。

【恋愛心理学】恋愛で役に立つ心理学用語を紹介

初頭効果

これは、心理学ででは非常にポピュラーなものの1つです。初頭効果というのは、人は最初に入ってきた情報が頭に残りやすいというものです。

よく面接などでも、第一印象が大事と言われたりしますよね。恋愛でも同じで最初の印象を良くすることは非常に有効な手段です。

ほとんどの人は初めて会ったときに、この人はこういうタイプの人なんだなと、勝手に判断をします。まずは最初に目に入る部分については気を遣うようにしましょう。

容姿などは不快感を与えないように、最低限の身だしなみは当然です。むしろそれ以外の言葉遣いや態度などを気を付けるようにしたほうがいいです。

一度、変な印象を初頭で与えてしますと、それを後から取り返すのは非常に大変なことです。好印象を無理に意識するのではなく、悪い部分を見せないことのほうが重要といえますね。

ドア・イン・ザ・フェイス

これは、営業マンによく使われる心理学です。相手に要求を呑んでもらうために、わざと無理な要求をし、相手に断られたところで本来の要求をするという心理テクニックです。

恋愛でももちろん有効に使うことができます。たとえば、デートの誘いをするとします。なんとか相手にOKをもらいたいですよね。

そんなときは、初めに「今日これから空いてる？ご飯でもどう？」など、かなり無理な要望を押し付けます。それで断られたら、「じゃあ明日は？」などと返します。

それも断られたら、「そっかぁじゃあ今週はいつが空いてる？」のように少しずつ広げていくのです。そうすると、最初はいきなりで無理だったけど、だんだん断りずらくなってきます。

人は3回断ることはなかなか難しいといわれています。自分に当てはめて想像してみてください。これは、なにかプレゼントをお願いするときにもかなり使えますよ。

吊り橋効果

吊り橋効果という言葉を聞いたことがありますか？人は恋したときのドキドキと恐怖のときのドキドキを区別できないといわれています。

一緒に吊り橋をドキドキしながら渡ることで恋愛感情が芽生えてしまいます。要するに本当は違う意味のドキドキでも人は勘違いしてしまうのです。

ジェットコースターやお化け屋敷でも同じことがいえます。これらドキドキするアトラクションを2人で一緒に挑戦することで恋愛に発展しやすくなります。

ですので、初デートでジェットコースターは意外とおすすめなのです。もし気になる彼がいれば、遊園地に行きたいとさりげなく伝えてみてもいいかもしれません。

そのときに、ジェットコースターに乗りたい理由を正直に説明する必要はありませんよ。もし彼とうまくいったら後でネタばらししても面白いかもしれませんね。

ミラーリング

ミラーリングとは、心理学ではかなり一般的に使われます。ミラーの名のとおり相手と同じことをして鏡のようになることです。そうすることで親近感が沸き、話しやすくなります。

人は、自分とよく似た人を好きになりやすいのです。顔が似ているという事ではなく、動きや会話のテンポなどです。

意図的に相手の真似をすることで、自分がまるで鏡に映ったように見せることができます。すると、相手に信頼を与えやすくなるのです。

なにを真似ればよいのかというと具体的には、手の動き、タイミング、話の内容、座り方、タイミング、姿勢、言葉遣いなどです。考えればいくらでも真似ることはあります。

相手のする行動全てといってもいいくらいです。たとえば、男性と食事に行ったとします。

メニューを見ながら彼が「○○美味しそう」と言ったらあなたも「私もそれ美味しそうだと思った」と返します。これだけでも気が合う感じがします。

さらに、店員が来て注文を聞いた時に彼が「○○1つください」と言いました。あなたも「私もそれ食べたいと思ってたんだよね」「気が合うね」という流れで相手との距離を縮めることができます。

どんなことでもいいので、彼との距離を縮めたいときはまず何か真似るところを探してみてください。

単純接触効果

人はその対象となる人と何回も会ったり、見かけたりすると不思議と親近感が沸き他人ではない感覚になります。

こんな経験はありませんか？いつも学校へ行く電車の中で見かけていた男性が、ある飲食店へ行ったときに、そこでバイトをしていました。

そしたらあなたは、「いつも電車にいる人だ！」と思いますよね。もし話しかけられたとしても全く知らない人に話しかけられるよりも少し親近感があるはずです。

このように、なにげなく日々自分の目に入ってくるものは気になります。テレビでよくみるCMの商品をスーパーで見かけると気になりますよね。全て同じ心理です。

恋愛でこれを活用するならば、気になる人がいる場合、何度もその人の目にふれるのが大事です。話す機会がある方は、あいさつだけでも、できるだけ話す回数を増やしたほうがいいです。

また、帰りの時間を合わせてみたり何度も彼の目に入ることによって、あなたのことが彼の脳に蓄積されます。そうすると彼もあなたのことを思い出しやすくなるのです。

返報性の原理

こちらもビジネスだけでなく恋愛でも幅広く使われている心理学の1つです。返報性の原理とは、与えることで与えてもらうという鏡の法則に似た原理です。

鏡というと先程のミラーリングと勘違いしそうですが、内容は全く異なります。人は誰かに物をもらったり、なにかしてもらうと、自分もお返しをしなければいけないという気持ちになります。

ではこの返報性の原理を恋愛でどのようにつかのでしょうか。ギブアンドテイクという言葉を聞いたことがありませんか？

人に何かをしてもらいたいならまずは、自分から与えることです。とにかく最初はギブギブギブです。与えるものはたくさんあります。

愛情表現、褒め言葉、プレゼント、料理、悩みを聞くなど、なんでもいいのであなたが与えることができるものを精一杯与えます。

すると、男性側もたくさんもらったのだから、何かお返しをしようという心理が働きます。そしてあなたに愛情やプレゼントが返ってくるのです。

最初は待つだけじゃなく、自分から与えるということに意識してみてください。

恋愛心理学を活用しよう

いかがでしたか？上記では心理学用語をご紹介しましたが、用語を覚えなくても内容を覚えてしまえば十分使うことができます。

用語にすると、少し難しく感じるかもしれませんが、内容はいたってシンプルなものばかりです。自分にもできそうと思ったものもいくつかあったのではないでしょうか。

恋の駆け引きというのは、考え過ぎるととても難しく感じるものです。そんなときに助けてくれるのが、心理学に基づいた恋愛テクニックです。

心理学に基づいたものなので、それによって得られる効果は高いものになります。まずは、恋愛で困ったときに心理学をつかってみましょう。

モテる女性は案外、この心理テクニックが身についている方が多いです。自然と身に付くようになれば、恋愛経験が少なくてもうまくいく可能性は格段にアップします。

ぜひ参考にしてみてください。