付き合う前は優しくて「自分を大切にしてくれている」と思って、いざ付き合ってみたら、とんでもない束縛男だった!
そんな場合、嫌だから別れたいと思っても、付き合い始めてしまうと、束縛男と別れる時は、面倒な事態に発展しかねません。束縛男の特徴を知っておけば、事前に対処することができます。
この記事では、束縛男の特徴と付き合う前に気をつけたいポイントをご紹介します。
付き合う前の「束縛男」チェックポイント
自分に自信がない
束縛するという行為は「束縛しないと彼女がいなくなってしまうのではないか」という不安の表れから来る場合が多いです。
表面上は自信があるように振舞っていても、心の奥では自分を認めきれていなくて、自信がないのです。
彼女ができても「自分は彼女にふさわしいか?」「釣り合っていないと思われ、離れていったらどうしよう?」などと考えます。
このような不安な気持ちを解消できず、束縛してしまう、という心理状態です。
また負けず嫌いな面もあります。自分よりも何か一つでも優れた人がいると、「彼女がその人を素敵と思ってしまうのではないか」と疑ったりしてしまいます。
他人と比べていつも優位に立っていたい気持ちが強いです。いつも誰かと比べて自分が優っているかどうかを意識している場合が多いです。
他人と比べるという行為は、考え出したらきりがないことです。
「世界レベルで見て自分が1番容姿が整っている、頭もいい、性格もいい」というお墨付きがあれば話は別でしょう。
しかし全て完璧に揃った人というのは、この地球全体を探しても見つからないでしょう。
プライドが高い
いつも輪の中心でいたくて、「自分は特別な存在だ」と思っているタイプはプライドが高い場合が多いです。
何人かのグループで集まって話をしている時などに観察してみると、わかりやすいです。
話の輪に入るのが苦手で、話に入っていけないと、あからさまに不機嫌になったりします。自分は特別だと思っているから、人のことを見下すような発言をする場合もあります。
他人を見下すことで、自分のほうが優勢だと思いたいのでしょう。他人から認められたい気持ちが前面に出てしまうので、ついつい自慢話やうんちくに、火がついてしまいがちです。
「自分の話を聞いてくれている相手が、今何を思っているか」ということには到底考えが及びません。その結果「あの人はちょっと面倒くさい」と思われて浮いてしまう傾向にあります。
他者の悪口を言う
他人の悪口を言い、間違いを指摘することで、自分を特別な存在だと思わせることもあります。
「昨日はこんな奴がいて、ありえなかった。自分だったらあんな発言はしないのに」などと会った人の言動の間違いを、ひたすら繰り返します。
「人の間違いを指摘できている自分はこんなに正しい考え方ができるんだ!」とアピールしているのです。しかし、人のことは指摘するくせに、自分の発言を注意されることが苦手です。
何か指摘されると、怒ってしまったり、間違いをなかなか認めることができません。また、自分より優れた人を見るとついつい悪いところを探してしまう癖もあります。
「自分にはできないことをその人はできる」という事実を、認めたくはありません。その悔しいと思う気持ちの反動で、攻撃的になってしまうのです。
男性がまわりにいるときだけあなたに触れる
公共の場で、あなたと親密な関係であることをアピールするために 、ベタベタ触わってくる男性には注意しましょう。
周りに男性が沢山いる時にだけ触ってくる場合は彼女を見せびらかして、周りの男性より優位な立場にいると感じたいのでしょう。
見せびらかす行為は、「彼女を大切にしたい」という心理とはかけ離れています。彼女を守ってあげたい場合は細く気配りしたり、軽くエスコートするだけで十分です。
「触れられること=愛されている」と誤解しないようにしましょう。
傷つきやすい、心配性
束縛男は些細なことで傷ついたり、極度の心配性だったりと、繊細なタイプが多いです。
彼女から連絡が少しでも遅れただけで、「嫌われてしまったのか?」「他の男と一緒にいるのか?」などと思い込んでしまいます。
少し携帯から離れただけで、「不在着信が何十件も入っている!」なんてことも頻繁に起きます。「今何してるの?」「何処で誰といるの?」と細かいことまで詮索してくることもあるでしょう。
彼女の行動をいつも把握していないと気が済まないのです。また「彼女を一人にさせると危ない」と過度に心配したりもします。
ですがこの場合は心配しているのではなく、自分と一緒にいない時間も独占していたいだけなのです。
同級生の飲み会などに参加するだけで、「男と飲んだのか?」と、ありもしない浮気の疑いをかけられることもあるでしょう。
頑固で他の人の意見を聞き入れない
一度決めたことを絶対に曲げない、自分が一番正しいと思っているので、他人の意見を聞くことができません。頭が固く、思い込みが激しいので柔軟に物事に対応することも苦手なのです。
一つの出来事を沢山の視点から解釈することもできません。ある一つの局面からしか判断できないので、はたから見ると「視野が狭くて思い込みが激しい人」とみられてしまうことも多いでしょう。
過去に浮気されたなどのトラウマがある
過去に酷い振られ方をして、新しい彼女が出来ても不審がる癖がついてしまっている場合もあります。
信じていた彼女が他の男に乗り換えてしまったトラウマがある場合、相手を心の底から信じることは難しいです。
疑うことが当たり前になってしまうと信頼関係も築くことができません。付き合う前に、昔付き合っていた彼女の話をそれとなく聞いて探ってみましょう。
昔のことをまだひきずっているかどうかは、彼の表情や話し方で、すぐにわかるでしょう。
突然に不機嫌になる
束縛男は自己中心的なタイプであることが多いので、自分にとって不都合な出来事を流すことや、気分を切り替えることが苦手です。
一緒にいる時に、突然不機嫌になってしまったり、急にイライラし始める、なんてことも、少なくありません。思い込みが激しくて、気分もコロコロ変わる人には注意しましょう。
機嫌が悪い原因が彼女とのやりとりにあるなら話は別ですが、ほとんどが原因不明です。「昔の嫌なことを思い出してしまった」「天気が悪くなってきた」など、どうしようもないこともあります。
すぐに気分がコロコロと変わってしまう彼とは、安心して側にいることが難しくなるでしょう。
せっかくのデートでは一緒にいる時間を楽しみたいものです。彼の機嫌ばかり伺ってビクビクしていては、その時間を楽しむどころではなくなってしまいます。
束縛男は面倒くさい
束縛男の特徴はプライドが高く、自分に自信がないが故に、相手を必要以上に疑ったり、他人を見下してしまう傾向にあります。
不安な気持ちが大きいけれど、彼女にはずっと側にいてもらいたいし独占していたいのです。束縛するようになる原因は、人それぞれです。
元からの性格の場合もありますが、過去にトラウマとなる出来事があったのかも知れません。
束縛男だと知らぬ間に付き合ってしまうことがないように、今回ご紹介したポイントからそれとなく探ってみましょう。独占欲や束縛は、相手を思いやる気持ちとは懸け離れたものです。
束縛されることが愛情表現だと、誤解しないように注意しましょう。