どんなに好きだった相手でも突然やってくる別れ。つきあっている相手と別れる方法はいくつかあります。会ってきちんと別れを告げる方法や電話をするなど。
今回は別れ話の方法をメールでする場合のメリットとデメリットに焦点をあてました。別れ話をメールですべきではない理由って・・?
別れ話をメールですべきではない理由
別れ話をメールで行うデメリット
あなたがもし、別れを告げられる立場でメール1本でサヨナラされたとします。どんな気持ちになりますか?
恐らく突然過ぎて別れを受け入れ難い気持ちにならないでしょうか?メールで別れを告げた場合、相手から受け入れてもらえない可能性が高くなります。
別れを受け入れてもらえないということはこじれることを想定しなければいけません。別れをメールで告げた場合のデメリットはいくつかありますので紹介します。
いつ開封されるかわからない
まず、メールで別れを告げた場合、いつ読んでくれるのか分かりません。別れを告げるということには想像以上にエネルギーを必要とします。
もしかすると、告げられる方よりも辛い気持ちで決断している場合だってありえますよね。メールで「別れたい」と告げたはいいけれど、返事がない。届いているのかもわからない。
相手の反応がわからない以上、別れられたの?別れられていないの?と曖昧な状態になる可能性も。精神的にストレスがかかる場合が高くなります。
恋愛なのに仕事じみたドライな印象を与えてしまう
あんなに大好きだったはずなのに気が付けば別ればかりを考える毎日。もう会いたくないからメールで別れてしまおう。そんなことを思っていませんか?
メール1本で別れるのは、ドライな印象を与えてしまいます。今は別れたい思いが先行してしまっていても、1度は好きになった人。
最後まできちんと向きあうことが、自分と向き合うことにつながります。恋愛は仕事のように淡々とこなすものではありません。
最後は相手への思いやりや感謝の気持ちを面と向かって話しましょう。真剣に彼に向き合った誠意を伝えることへもつながります。
書面なので、誤解を生む可能性がある
メールで別れを告げる場合、話言葉ではなく書面となってしまうため、誤解を与えやすくなります。
面と向かって話をしたり、電話で話す場合は相手の感情が見え隠れします。相手へもあなたが気をつかってくれていることや、声に感情が入るのでどんな思いでいるのかも伝わります。
書面だと同じ言葉でも誤解を生む可能性があります。ニュアンスが伝わりづらく、別れに納得してもらえないことが起こる場合もあります。
記録に残ってしまう
メールは、記録として相手のパソコンや携帯電話に残ってしまうこともデメリットのひとつです。もしも共通の友達がいた場合、あなたからのお別れメールを誰かに見せる可能性も。
相手があなたを逆恨みした場合など、SNS上公表されたりしてしまう危険性もあります。記録が残るという意味では手紙も同じことが起こる可能性もあります。
記録が残ってしまうメールでの別れ話は危険性がはらんでいるということを忘れずにいましょう。
結局対面や電話で別れ話を要求されることが多い
メールで別れ話をした場合、相手が納得しないケースが考えられます。何度かメールのやり取りをしなければいけなくなりますが、相手から対面を要求される可能性も。
書面では伝わらないニュアンスがあり、結局会ったり電話をしなければいけなくなります。会うことを避けたいからメールでの別れ話を選択する人も多いですが、二度手間になる場合があります。
別れ話が長期化した影響による精神的ストレスで、あなたが更に苦痛になる場合もあります。
別れ話をメールで行うメリット
別れ話をメールでする場合、デメリットばかりではなく、メリットもあります。
メールで別れ話をする1番のメリットは相手に会わずに済むということ。言葉を選びながらメールを書くこともできるので、自分の気持ちを整理することへもつながります。
会って別れ話をすると話が進まない可能性もあります。メールでの別れは一方的な印象は拭えませんが、捉えようによってメールは、きっぱり別れを告げられるツールとなります。
メールでの別れ話は、どうしても相手に納得してもらえない時や会いたくない事情がある場合、便利なツールとなります。
感情的にならないで済むことがある
電話や会って別れ話をした場合、相手が別れを受け入れてくれずに感情的になるケースがあります。相手だけではなく、自分も苛立ちから言いたくない言葉を投げつけたりする可能性も。
メールならば、言葉を選んで相手に伝えることができます。反応がわからないので感情的になることなく、冷静に自分の気持ちを素直に伝えることができるでしょう。
感謝の気持ちや、別れたいという気持ちに至った理由を丁寧に伝えることで、誠意が伝わります。
問題がある彼の場合、友達と連携して別れ話を進められる
もしも、付き合っていた相手の性格に問題があって別れに至った時。DVやモラハラをされていた相手とは会うことなく別れを告げたいですよね。
そんな相手と別れる場合、一人で話し合いに行くのは危険が伴います。友達に協力してもらいながら別れを告げる場合、メールは便利なツールになります。
まずは、別れたい思いをメールで相手に送ります。性格に難がある相手は家で待ち伏せをしている可能性もありえます。
友達に家で待ち伏せされていないか確認してもらい、メールで連絡をもらうこともできます。友達と連携をとりながら、徐々にフェードアウトしていくという方法も取れるでしょう。
メールで別れを告げる場合、書くべきことと気を付けるポイントをご紹介します。
まずは、相手への「感謝」。どんな理由で別れることになったにせよ、つきあっていた時はお世話になった相手です。
自分の人生に関わってくれたという意味で、相手からいろいろ学びを得ているはず。そういった意味でも感謝の気持ちを入れましょう。
次に、文面が一方的にならないように注意してください。「もう無理。別れたいから連絡しないでね。」など、相手への感謝もなく一方的過ぎる内容は、後々あなたを苦しめる原因になる場合も。
一方的な文ひとつで納得できるか!と相手に逆上されて別れ話が余計こじれる可能性があります。相手への気遣いや感謝の言葉をきちんと入れた文面を、メールで送るように気をつけましょう。
メールでの別れは原則NG
メールで別れをしたときのメリットとデメリットを紹介しました。どんなに別れたいと思っている相手でも1度は好きになったひとです。
出来るだけ誠意をもって別れたいですよね。
でも、愛と憎しみは紙一重。かわいさ余って憎さ100倍という言葉があるように、別れを告げた途端、中には相手が豹変してしまう可能性もあります。
どうしても会って話が出来ない状態が時にはあるかもしれません。そんな時、味方となってくれるのがメールというツール。
会うことなく、相手へ別れを告げることができます。メールで別れを告げることには、一方的な印象が付きまとうため一般的に良い印象はありません。
メールでの別れ話は、どうしても、相手に会えない、会いたくない事情があるときのみに使うことをおすすめします。
遠距離恋愛や、会うと決心が揺らいでしまうなど、他にもメールで別れを告げる理由はいろいろあると思います。
メールへ書く文面には、必ず感謝の気持ちを書いてください。恋愛関係は終わっても、新しい関係性がどこでつながるかわかりません。
「これからも応援してます」など、前向きな言葉をプラスすることもいい方法。感謝の言葉はあなたの次のしあわせへとつながります。
次のあなたの恋がより一層しあわせなものになることを、お祈りしています。