付き合っているときは、どんなにひどい彼氏でもひどいと認識していないものです。彼氏に対する熱が冷めるまでは、付き合っていると美化されて映るのです。
いくら冷静な第3者である周りの人間から頭を冷やすように言われても、盛り上がっているときは、全く聞く耳が持てません。
むしろ、「自分の交際相手を悪く言うなんてヒドイ!」と、知人を否定したくなってしまうものです。実際問題、別れてからでないと冷静に元彼のことは判断できません。
割り切って相手のことを見れるようになったり、自分のなかでも踏ん切りがつくまでは時間がかかるものです。
では、いざ冷静に落ち着いて考えられるようになったときにわかる、最低な元彼の特徴とはどのようなものがあるでしょう?具体的な例を挙げて紹介していきます。
ここで挙げられるような特徴のある人と付き合っている方は要注意です。あなたに害が及ばないように、彼氏の行動をしっかりチェックしましょう。
最低な元彼の特徴とは?
浮気性
言うまでもなく、浮気性な彼氏は最低です。不特定多数の女性と交際をしている浮気っぽい男性や、既婚者なのに不倫をしている男性ほどひどいものはありません。
本命の彼女がいても、それを隠して浮気する男はいます。職場や学校など別のコミュニティーにそれぞれ彼女を作っている男もいます。彼女がいることを隠さず、堂々と複数人彼女を作る男もいます。
既婚にも関わらず、職場で相手を作っている場合もあります。出張に帯同させたり、夜勤中に逢瀬を繰り返したり、帰宅時間をごまかしてデートをしていることもあります。
また、飲み屋などで愛人を作り、嫁を放置で貢いでいることもあるでしょう。バレないと勘違いしているかもしれませんが、とりわけ嫁は案外敏感なので、すぐに気付いてしまうものです。
なにはともあれ、浮気は気持ちが他の人に向いているということです。彼女や嫁のことを大切にしていない証拠です。まさに、最低な特徴です。
男性がみな浮気性なわけではありません。浮気をされたからと言って自分を卑下するのではなく、前向きに、もっと大切にしてくれる男性を探す方が幸せへの近道です。
DV
男性が女性に比べて力が強いことは明らかです。男性が本気を出したら、女性が太刀打ちできないことは言うまでもありません。
力を盾にして女性をひれ伏せようとしたり、思い通りに操ろうとする男性は最悪です。暴力、いわゆるDVは深く頭の中に刻まれ、一度されたらトラウマが心に残ります。
また殴られるのではないか、蹴り飛ばされるのではないかという気持ちから、怖くて抵抗できなくなる女性も多いのです。
恐怖政治にも似た付き合い方は全く平等ではなく、女性にとっては何一つメリットがありません。理不尽としか言いようがありません。
しかし、DV男の傾向として、DVの後はとてつもなく優しくなったり心配したりします。アフターフォローに騙され、愛されているかのような錯覚に陥る場合もあります。
いくらアフターフォローがあったとしても、DVは繰り返されるし、DV癖は治りません。優しさもまた、事後の一瞬しか続かないことを忘れてはならないのです。
精神衛生上もよくなく、また肉体的にも耐え忍ばなくてはならないDVもまた、最低な元彼の特徴の一つです。
嘘つき
付き合っていく上で大切なことは、お互いを信用することです。信用し合うためには、誠実に向き合うことが必要不可欠になってきます。
あってはならないことが嘘をつくことです。昔から「嘘は泥棒の始まり」ともいうように、嘘をつくことは信頼を失うことにつながります。
時に優しさからつく嘘も、結果的には相手を思いやれてはいないことが多々あります。残酷なことであったとしても、隠し事や嘘はバレたときに失うものが大きいのです。
構って欲しくて、嫉妬させるような嘘をつくこともよくないです。オオカミ少年のように、本当に大事なときに信用してもらえなくなり、身を滅ぼすことにつながります。
また、一度嘘をつかれたら、相手をどこまで信用していいのかわからなくなります。なにが本当か、誰を信じていいのか、全てに対して不信感を覚えてしまい、孤独感さえも覚えます。
温かい人間関係を作っていくためには、正直になんでも話し合える関係性が大事です。そこに、嘘や偽りがあってはなりません。
周りに彼女と紹介しない
浮気性な相手に共通することとして、周りに「彼女」と紹介しないような男性もまた、最低な元彼の特徴の一つです。
「彼女」と紹介しないにはもちろん理由があります。男性にとって、彼女がいると都合が悪いからです。例えば、他に彼女がいる、他に好きな人がいるなどが挙げられます。
他の理由としては、あなたを彼女として紹介することによって支障をきたすものがあることも挙げられます。つまり、あなたを「彼女」として紹介しないまでして、他に守りたいものがあるのです。
彼女を邪魔者扱いするような男性が、女性を幸せにできるのでしょうか?絶対にできるはずがありません。
多くの場合、彼女であると思っているのは女性だけであり、男性にとっては実は「彼女」ではないことでしょう。都合のいい女性なだけ、というところが実態なのです。
情緒不安定
情緒不安定な男性もまた、最低な元彼の特徴でしょう。感情というのは移りやすいものです。ましてや一緒にいる時間の長い相手だったら、尚更のことです。
突然怒り出したり、訳もまからないままに泣き出したりされては心が落ち着きません。また、四六時中疑われたり心配されまくっては、心が安らぐ場所がありません。
本来、恋人というのは一緒にいて楽しいという要素だけでなく、一緒にいて癒しあえるという側面も大切なのです。
情緒不安定な相手では、癒しどころか常に相手に気を使わなくてはならないし、気を張っていなくてはなりません。こんな相手では、一緒にいて疲れてしまいますね。
情緒不安定な相手とは、一時我慢できたとしても、長期間一緒にいることは難しいです。あなたにまで悪影響を及ぼしかねない、最低な特徴です。
束縛
人間、誰しも自由な時間や1人になりたい時間があります。そんな時間も許してくれない束縛もまた、最低な元彼の特徴です。
束縛は、心に余裕がなかったり、自分にやましいことがあるから相手を信用できない場合によく起こります。
過去に大きなトラウマがあったり、裏切りられたりで、相手の全てを知っていないと納得できない人にもみられる傾向です。
しかし、過度な束縛はプライバシーの侵害にもつながるし、何より堅苦しくなって生き辛くなります。愛情の裏返しを超えた束縛は犯罪にもつながるので、早めに芽を摘むことをおすすめします。
お金にルーズ
付き合いが長くなれば、約束事にルーズになってくることもあるでしょう。しかし、嘘つきがダメなのと同じで、貸した金を返さないなどの信用問題に関わることはルーズになってはなりません。
貸した金を返さない、返す期日をすっぽかす、金額をちょろまかすなど、お金にルーズな人もまた、最低な元彼の特徴です。
お金の貸し借りは、揉めごとや別れの原因になったり、逆に別れられない原因にもなりかねません。付き合っていても他人は他人だし、自分を守れるのは自分しかいないのです。
金銭目的の交際の可能性もあるので、あまりにお金に執着する相手は警戒することも必要でしょう。もし貸すなら、あげたと思って諦めて貸すくらいの心でいるべきですね。
働く気がない
働く気がないニートもまた、最低な元彼の特徴です。いわゆる「ヒモ」というやつで、女に食わしてもらう体質の男性ですね。
だいたいの場合、働く意欲だけ見せて口だけ、というパターンが多いです。本音で言ったら働く気などない、完全依存型で、悪いとも思っていません。
一生養っていく覚悟、男気が女性側にあればもちろん問題ありません。主夫という職業も、最近は徐々に確立されつつあります。しかしもちろん、双方の理解あってこその主夫です。
ただ純粋に働く気のない口だけニートは、不誠実で、甘ったれて無責任な、最低なものと言えるでしょう。
法を犯す
恋人としてだけではなく、そもそも根底には人として許してはいけないし、人として最低なことがあります。それは、法を犯すことです。
窃盗などはライトなものであるから許していい、なんて問題ではありません。許してしまったら常習性がでてくるし、もっと大きな犯罪まで手を染めかねません。
今まで紹介してきた最低な元彼の特徴の中でも、束縛やDV、お金の貸し借りなどは犯罪につながりやすいので注意が必要です。
法を犯すことは、周りにも被害を及ぼします。犯罪者の彼女、というダークなレッテルを貼られかねません。保身のためにも、巻き込まれないためにも、身を引くことが身のためですね。
最低な元彼とは早めに別れて正解
いかがでしたでしょうか?最低な元彼の特徴は参考になりましたでしょうか?
みなさんの彼氏にこのような特徴が見られず、後悔のない交際ができるよう、心から願っていますね。