ブライダルフェアで質問しておくべき項目とは?

ブライダルフェア

ブライダルフェアは、結婚式場を決める大切な1日です。雰囲気だけを見るのではなく、疑問に感じていることは全てクリアにしておきたいですよね。

模擬挙式や模擬披露宴の後には、必ずプランナーと話す相談会の時間があります。そこで質問事項をまとめて聞くのがおすすめです。

ある程度質問事項を決めておき、あとは当日感じた疑問を加えると良いですね。数カ所ブライダルフェアに参加予定であれば、質問事項を定番化しておくのも良いでしょう。

そこで今回はブライダルフェアで質問しておくべき項目について紹介します。ぜひ参考にして、質問ノートを作成してみてください。

ブライダルフェアで質問しておくべき項目とは?

会場の設備

ブライダルフェアの会場の雰囲気

結婚式をする時には、会場の設備が重要です。新郎新婦はもちろんですが、列席したゲストが快適に過ごせるかどうかも大切なポイントですらね。

ブライダルフェアでは案内されない場所もあるので、必ず質問しておくと良いでしょう。

収容人数

挙式会場と披露宴会場の収容人数を確認しましょう。自分たちが招待する予定のゲストがきちんと着席できるかは確認しておく必要があります。

まず挙式会場は、収容人数が100名と記載があっても全員が座れない場合もあります。着席50名であとは立ち見となることもあるので、着席数を把握しておきましょう。

また披露宴会場も収容人数100名となっていても、隙間なく詰めて座ることになる場合もあります。どれくらいのゆとりがあるのかも確認しておくと良いでしょう。

控室・更衣室

新郎新婦が結婚式の前後に過ごす控室も確認しましょう。落ち着いた空間で待つことができる場所であると安心ですね。

また遠方からの列席者が早く到着することもあります。その場合に快適に過ごせる控室があるかどうかも聞いておくと良いでしょう。

ホテルや専門式場は設備が整っていますが、レストランなどは控室がない場合もあるので対応を知っておく必要があります。

トイレ・授乳室・車いす

100名のゲストを招待した場合、お手洗いは混雑することが予想されます。個室の数が少ないと、トイレ待ちで行列ができてしまうこともあるのです。

トイレはいくつあり、混雑時に他に使用できる場所があるのか質問しましょう。また赤ちゃん連れの人へおむつ替えや授乳室の有無も聞いておいてください。

車いすのゲストがいる場合にはトイレの対応やスロープの有無も確認しましょう。

雨の日の対応

今はガーデンがある会場も増えています。外での演出が多数できるのが魅力の一つでもあるでしょう。しかし雨の場合はどうなるのでしょうか。

雨でも対応できる設備なのか。もしくは雨の場合は別の演出ができるようになっているのか。当日の天気は予想できないことなので、雨の日も想定して質問しておきましょう。

ゲストへの対応

招待客への対応

結婚式当日は、新郎新婦は自分たちのことで精一杯になります。しかしゲストの人へのおもてなしはきちんとしたいものですよね。

そこでゲストへの対応についても、事前に確認しておきましょう。

宿泊施設・駐車場

結婚式には遠方からのゲストも来るでしょう。宿泊して帰る人も数人いるはずです。宿泊施設が結婚式場についているか、もしくは近隣に提携ホテルがあるかも質問しましょう。

提携ホテルであれば、割安で宿泊できることもあります。早めの予約が必要なことも多いので、宿泊の有無は知っておくと安心です。

また車で来るゲストは駐車場を使用できるのかも確認しておいてください。

ヘアメイク

ゲストの人は結婚式に参列するためにヘアメイクをします。通常は近くの美容院でするでしょう。

しかし、朝早いと美容院が空いていない場合もあります。また遠方から来る場合は、美容院の予約が困難な人もいますよね。

そんな人のために、結婚式場でゲストのヘアメイクの予約ができると安心です。ゲストへのヘアメイクの対応を確認しておきましょう。

結婚式の費用

結婚式の予算

結婚式場を検討する上では、必ず知っておきたいのが結婚式費用です。どんなに気に入っても予算から出てしまう場所では、結婚式をすることはできません。

具体的な見積もり

相談会では初期見積もりを作成してもらえます。これは会場使用料や料理などの最低限必要なものを含めた見積もりとなります。

しかし、どの結婚式場でも初期見積もりは最低限の費用です。実際に打ち合わせが始まると、どんどん費用は上がっていくものです。

そこで、初期見積もりを具体的に現実的に作成してもらいましょう。料理のコースやドレスの費用、花や演出も高めに設定してもらうのが良いです。

「最低限」ではなく「現実的」な費用を知ることは、絶対に必要なことです。決定してから後悔しないようにしておきましょう。

持ち込み

結婚式場によって、持ち込みの可・不可に決まりがあります。もし結婚式に手作りして持ち込みたいものがあるのであれば事前に可能かどうか確認しましょう。

また持ち込み可の場合も、持ち込み料がかかることもあります。割引の適用がなくなることもあるので詳細を聞いておくと良いです。

今後の打ち合わせやスタッフ

結婚式を相談するスタッフ

結婚式当日のことも大切ですが、結婚式を迎えるまでのことも大切です。どのような打ち合わせがあるのかも、ある程度把握しておきましょう。

打ち合わせの内容や回数

二人とも仕事をしているとあまり打ち合わせに時間をとれないこともあります。反対に心配性な人は、多く打ち合わせを希望している人もいるでしょう。

そこで、プランナーとの打ち合わせの内容や回数の目安を質問してください。通常は月に1回程度で全6回前後ですが、結婚式場によって様々です。

どこまで新郎新婦の希望に合わせて日程を組んでくれるかも聞いておくと良いでしょう。

プランナーや司会者はどんな人?

打ち合わせをしていく過程で重要となるのがプランナーや司会者です。当日まで安心して過ごせるかも大事なことですからね。

ブライダルフェアで案内してくれたプランナーと、打ち合わせをするプランナーは別であることが多いです。どのようなスタッフや司会者がいるのか聞いた上で、希望も伝えておくと良いです。

挙式

結婚式の様子

今は挙式にも自分たちらしさを取り入れる人が増えています。ありきたりな挙式ではなく、どこまでオリジナルな挙式ができるかも確認しましょう。

教会式?人前式?

牧師さんがいて、神に愛を誓う教会式。列席者に愛の承認になってもらう人前式。挙式にも種類があります。どんな種類の挙式を、どんなスタイルでできるのか確認してください。

今はチャペルでも和装で行う、和装人前式も流行っています。インパクトがあって素敵ですよね。何か希望がある場合には、可能かどうか聞いてみましょう。

またリハーサルは直前の1回のみなのか。事前にリハーサルができるのかも重要なポイントです。心配な人はリハーサルの詳細も質問しておくと安心です。

挙式後の動線や演出

挙式と披露宴の間にできることや動線も重要なポイントです。大きな階段からフラワーシャワーで登場できるのか。バルーンリリースは可能なのか。

挙式後の演出も聞いておきましょう。また雨の場合の対応も確認しておく必要があります。

その後、披露宴会場に入る前にウェルカムパーティーのようなことはできるのか。どのような動線でゲストを案内するのかも確認しましょう。

披露宴の詳細

披露宴の様子

結婚式のメインともなる披露宴。聞きたいことは盛りだくさんですよね。まずは基本の内容と、自分たちの希望が叶えられるかを中心に質問しておきましょう。

料理・ドリンク

披露宴での料理とドリンクは列席するゲストの大きな楽しみです。どのようなコース設定で、どんな料理があるのかを確認しましょう。

通常は1万2千円ほどから2万円の中で5種類前後のコースがあります。どこまで費用を上げれば、納得のいく料理になるのかは重要です。

またキッチンはどこにあって、どこから運ばれてくるのか。アレルギーの人への対応も聞いておくと安心できます。

可能な演出

披露宴でやりたいことや重要視していることはありますか?もし具体的なことがあれば、伝えて可能かどうかを聞きましょう。

もし具体的に決まっていない場合は、抽象的なことでも良いです。

  • アットホームでゲストの人との距離が近い披露宴にしたい
  • 盛大で派手でインパクトのある披露宴にしたい
  • 感謝の気持ちを伝えることをメインにした披露宴にしたい
  • このようなことを伝え、その上でどんなことができるかアイディアを聞くのも良いでしょう。希望に沿ったアイディアを考えてくれる式場は安心できます。

    ある程度は二人の結婚式の理想を話し合ってから、ブライダルフェアに参加することをおすすめします。

    ブライダルフェアは質問をクリアにするためにある

    ブライダルフェアの質疑応答

    ブライダルフェアは結婚式の良い部分を見せてくれます。でも実際、ブライダルフェアと結婚式は異なることもあります。

    結婚式を本気で検討しているのであれば、マイナス面も含めて知る必要があります。疑問はすべてクリアにしなければいけません。

    せっかくブライダルフェアに行くのですから、聞きたいことは全部質問しておきましょう。その上で結婚式場を検討するようにしてください。

    有意義なブライダルフェアが過ごせるように準備を整えて出発してくださいね。

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