ブライダルフェアは基本的に土日に行っていることが多いです。しかし、土日は仕事のため、なかなか参加できないというカップルもいるでしょう。
開催日数は少ないですが、平日にブライダフェアを行っている結婚式場もあります。電話やHPで平日のブライダルフェアについて調べてみると良いでしょう。
では平日のブライダルフェアは、土日に開催しているものと異なる点はあるのでしょうか。今回は平日のブライダルフェアに注目して、特徴を紹介していきます。
参加を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
平日のブライダルフェアの7つの特徴とは?
土日に比べると予約しやすいが規模は小さくなる
平日のブライダルフェアに参加するカップルは、土日の半分以下の組数です。土日に仕事があり参加できない人が平日のフェアに参加をします。
そのため、人気が高くて予約がとりにくい結婚式場のブライダルフェアも、比較的簡単に予約ができます。倍率が少ない分、スムーズに希望が通るでしょう。
ただブライダルフェアの規模は組数に合わせて小規模になることが多いです。模擬挙式や模擬披露宴を行わないことがほとんどでしょう。
また通常のフェアでは見られるような、指輪やハネムーンのような提携店の出店もありません。
試食会・試着会をメインとして、あとは会場の装飾がしてある程度だと考えておいた方が良いです。相談会を少し豪華にしたようなイメージです。
時間を気にせずゆっくり過ごせる
土日は、実際に婚礼が入っていることが多いです。そのため、会場を見学する時は婚礼と婚礼の合間になります。時間は限られているでしょう。
またブライダルフェアも土日は1日に2~3回行っています。次の回のフェアが始まる前までと時間に制限があるので、慌ただしく誘導されることもあります。
しかし平日のブライダルフェアは、婚礼のない日に設定しています。また1日に1回のみしか行わないことがほとんどです。
つまりブライダルフェアに来ているカップルが1日貸し切りにできる状態です。心行くまで、ゆっくりと会場の見学をすることができるでしょう。
接客するプランナーも急かすことはないので、時間をかけてゆっくりと対応してくれます。
ブライダルフェアで時間を気にせずに過ごせるのは嬉しいですよね。ゆっくりとした時間の中であれば、頭の整理もしやすく自分たちに合った会場選びができるはずです。
試食会がフルコースになる場合もある
通常のブライダルフェアの試食会はフルコースではないことが多いです。ショートコースやワンプレートで結婚式場の味を知ってもらうという内容になっています。
多数の組数が来ているので、フルコースを提供するのはコストや時間的に難しいというのが要因です。また人員も足りないでしょう。
しかし平日のブライダルフェアでは、試食会がフルコースになることがあります。土日でかけることができないコストや時間や人員をかけることができるからです。
婚礼も入っていないので、キッチンスタッフもサービススタッフもブライダルフェアのお客様に集中できるわけです。会場内で時間をかけて試食をしても問題ありません。
また平日のブライダルフェアは人が集まりにくいため、土日よりも特典をつける必要があります。無料の試食会をフルコースにすることで平日に来場する人を増やす意図もあるのです。
少し規模は小さくなりますが、特典が大きくなるのであれば行く価値ありですね。お得なことが多いのも平日のブライダルフェアの特徴です。
試着も無制限で好きなだけ楽しめる
平日のブライダルフェアでは試着会をしているところと、試着会をしていないところがあります。主に自社にドレスショップがあるところは平日でも試着会をしているでしょう。
しかし外部にドレスショップがある場合は、試着会をしていないところが多いです。ドレスの展示のみとなるでしょう。
もし試着会に参加したのであれば、平日でも試着会を開催しているか事前に確認しましょう。
平日でも試着会をしている場合は、かなり有意義な試着会となります。土日は多数のカップルがいるので、試着できるドレスにも限りがあります。
しかし平日であれば、数組のカップルしかいないので試着会もほぼ無制限です。ウエディングドレスにカラードレスも試着が可能です。
また男性もタキシードを着て、二人で記念撮影もすることができます。これも平日の試着会だからこそできるメリットです。
希望によっては和装も試着できる可能性があります。和装の試着はドレスの倍ほど時間がかかります。平日だからこそ時間をかけられるので、試着可能としている場合もあるでしょう。
色んなスタッフと話せる
平日のブライダルフェアは、各スタッフにも余裕があります。土日は婚礼や多数のカップルの来場のため、手が空いていないスタッフも平日は対応ができるのです。
そのため、普段は話すことができない専門スタッフとも話す時間があります。より専門的な質問をすることができるので有意義な時間となるでしょう。
例えば、料理にこだわりのある人はプランナーではなくシェフに相談したいですよね。そんな時にはシェフが相談会に顔を出して話しをしてくれます。
具体的な食材やメニューの相談までできるので嬉しいですよね。またどこまで融通が利き、どれほどの対応をしてくれるのかも確認できるでしょう。
他にも、花にこだわりのある人は装花のスタッフ。ケーキにこだわりのある人はパティシエ。写真にこだわりのある人はカメラマン。
各専門のスタッフと濃密な相談ができます。これは土日ではできないことでしょう。平日という余裕のある時間だからこそ具体的な相談が可能なのです。
プランナーの熱意が増加する
平日は来場するカップルは少ないです。プランナーも1日1組しか対応しないことが多いでしょう。そうなると1組にかける熱意が増加する傾向があります。
結婚式場側は平日に来場してくれた数少ないお客様を逃したくはありません。時間をかけてでも成約してほしいと願います。
良くも悪くも情熱を注いで接客してくれます。最後の相談会にかかる時間は土日であれば1時間程度。しかし平日であれば2時間程度にもなるでしょう。
もしデート感覚でブライダルフェアに参加するのであれば、平日の参加はおすすめできません。しかし真剣に式場選びをしている人にとっては有意義な時間となるでしょう。
サンプルやお土産はないが割引が増える
土日にはブライダルフェアの参加特典が多くあります。引菓子のサンプルやミニブーケがもらえることも多いです。
しかし、平日のブライダルフェアは規模が小さいため、あまりお土産はありません。提携店の出店もないので、指輪やハネムーンの割引券ももらえないことが多いでしょう。
その分、平日のブライダルフェアは成約特典が大きくつきます。ブライダルフェアに参加した日に成約すると、大きな割引がつきます。
「平日成約特典」という割引名で、見積もりから数十万円も割引になることがあるのです。またケーキやドレス1着プレゼントという特典などもつく場合があります。
成約特典は、成約前であれば調整できるものです。もし成約を検討しているのであれば「平日成約特典」についてあらかじめ詳細を聞いてみると良いでしょう。
平日だからこそ特別に対応してくれることは多いので、有効に平日利用をしてください。
平日のブライダルフェアは小規模なため濃密
土日のブライダルフェアには、土日ならではのメリットがあります。大規模で盛大な体験会となっているので、結婚式のイメージもつきやすいでしょう。
しかし平日のブライダルフェアには、平日ならではのメリットがあります。小規模で少人数だからこそ、希望が通りやすいことも多いのです。
土日の参加が難しい人。また平日の参加が可能だという人。ぜひ一度平日のブライダルフェアに参加してみましょう。
今まで見えなかった結婚式場の詳細を見ることができ、有意義なブライダルフェアとなるでしょう。