会社と家の往復でずっと彼氏ができなかった私に友人が紹介してくれたのは、「タップル誕生」というマッチングアプリでした。
女性のプロフィールを見て、「いいかも」を押してくれた男性とマッチングをすると、メッセージ交換ができる仕組みです。
プロフィールを見て、仲良くなれそうな男性に「ありがとう」を押しました。
登録したての2日間で100を超える男性から「いいかも」が来ました。マッチングにOKした男性とメッセージやり取りの開始です。
慣れてくると「タップル誕生」で楽しくやり取りができるようになりました。それでは、「タップル誕生」の仕組みにのっとった、男性の心をつかむ、メッセージのコツを紹介します。
婚活アプリでメッセージのやり取りが盛り上がる7つの方法とは?
最初のメッセージが大切
経験上、みなさんまったく同じメッセージを送っています。それでは他の女性との差別化ができません。
プロフィールを見て、「いいかも」と思った男性です。「ほかの子とは違う」いい印象をもたれるように、最初が肝心です。
どうしたらいいか分からなくて、アプリのテンプレートを使う女性は多いです。私も最初は経験しました。
アプリに慣れていないうぶな印象は与えられますが、いつまでも頼るわけにはいきません。
たとえ年下の男性であってもタメ口はやめましょう。相手の男性が「タメ口にしましょう」と提案しない限りは敬語です。
初めて会った男性にタメ口で話しません。アプリ内の世界もリアルと同じです。いつかリアルで会って交際をするようになるのです。
だからといって、固すぎてもダメです。文章は会話をしている時のように、表情や口調から表わすことのできないものです。「敬語+顔文字」で可愛い女性の出来上がりです。
男女ともに最初のメッセージを「よろしく」の四文字で終わらせてしまうケースが多いです。これではやり取りが進みません。
特に男性は文章になると特に淡泊になりがちです。普段は話せるのに文章にまとめるのが苦手でついつい女性に主導権を任せてしまうのです。
あだ名を考える
ぐっと距離を近づけるために、お互いの呼び名を特別なものにしましょう。「○○」と呼んでください、と自分のあだ名を呼ばせることで、相手にとって気軽に話せる女性になります。
よく呼び名で使われるのは、「みんなには○○とよばれています」と言われてそのまま呼ぶケースです。それでは他の女性との差別化が取れません。
相手の男性をドキドキさせて、特別な女性だと思われることが大切です。だから、普段は呼ばれないようなあだ名を勝手に決めちゃいましょう。
例えば「ハシモト」と名乗る男性だとします。
「よく呼ばれるあだ名は、ハッシー」と言われても違うあだ名にします。「はっちゃん!って呼びますね」と返すと男性は恥ずかしさとともに親近感を持ちます。
人間が相手との会話で一番呼ばれるのは名前です。その呼ばれた名前が特徴的だったら、呼んでくれた相手も印象的な相手になります。
それに、アプリでは、複数の男性とやり取りをしているのです。どの男性とメッセージ交換をしているか、忘れないようにするための対策になります。
相手のプロフィールをきちんと見て返信をしましょう
タップル誕生は趣味から繋がるアプリです。そのため趣味についてプロフィールに明記してあります。これを利用しないのはもったいないです。
相手が自分のプロフィールを見ていてのメッセージが来たら嬉しいですよね。心を開かせるためには、趣味の話をした方が良いです。年齢や仕事はどうしても「婚活感丸出し!」になってしまいます。
相手の趣味の欄を見て、自分と少しでもリンクするものがあれば、会話は盛り上がります。まったく知らない趣味でも、どんなものなのか聞いてみるだけで会話は続きます。
自分も興味のあることを尋ねられたら嬉しいですよね?
寡黙なメッセージばかりだった男性もここで急にメッセージが濃厚になります。「相手に興味がある、相手にアピールする場を提供できる」女性を目指しましょう。
恋話を振ってみる
彼女がいるかの確認は必須です。彼女がいないのは当たり前でしょうが尋ねましょう。
いつからいないかくらいは聞いてもいいですが、言ってこない限りは、過去の彼女との思い出などは聞かないようにしましょう。
過去を聞かれるのが苦手な男性が多いです。別れた女性との思い出なんて悪い意味でしか盛り上がりません。
「どんな女性が好みですか?」
「もし彼女ができたらどこへデートをしたいですか?」
など未来に向けた質問をしましょう。もしデートをしたら……と想像をさせる効果があります。
質問の答えは、できる限り肯定をしましょう。デートに行きたいところを言われたら「いいですね」で終わらせず、「私も行ってみたいなあ」と付け加えましょう。
相手に「会いたい」と言わなくても「会いたい」と思わせる方法はたくさんあります。
相手が行きたいところに行きたい、食べたいものを食べたいと言うことで、相手は「一緒に……」と思うようになります。
もし連絡先を聞かれたら
すぐに連絡先を聞かれたり、ポイントがないなどの理由で聞かれた場合は、「もう少し仲良くなってから」と返信しましょう。最低でも、一か月くらいは教えないほうがいいです。
男性はお金をかけて登録をしています。お金をかけてでも連絡をしたい、と思われる女性になりましょう。
恋愛はタイミングが命です。マッチングアプリを制すにはこの一ヶ月間でどれだけ仲良くなるかが重要なのです。
一か月メッセージのやり取りをすれば、相手の生活リズムやいいところや悪いところも見えてきます。
一か月メッセージの送り合いをしていると、やきもちを妬いたり、じゃれあいの延長でプチ喧嘩をしてしまうくらい仲良くなります。疑似恋愛状態のような不思議な感覚です。
これは、アプリを経験した人にしか分からないものです。この前に連絡先を教えてしまうと、まだ疑似恋愛に発展していないままになるので、ぎこちない雰囲気のままになります。
メッセージだけのやり取りで、いい感触を得てから連絡先の交換に移りましょう。それに、一か月待ってくれる男性は、誠実です。
男性の教えたい願望をくすぐりましょう
男性は自分の趣味に興味を持ってくれる人に好意を抱きやすいです。また、人に教えてあげることも好きです。彼の趣味を知り、自分がした経験のないものの場合はチャンスです。
「やってみたいです。コツはありますか?」など頑張りたい気持ちとコツを聞くことで教えたい願望をくすぐります。
やってみたいので教えてください、と頼むと会うきっかけができます。最初のデートは、お茶や食事でないと嫌、と思う女性は多いです。
テンプレートなデートをしようと考えるより、男性が誘いやすい環境を与えることを優先しましょう。
私は、ボルダリングが趣味の男性に、「やってみたいから教えて下さい」とお願いをしました。一回目のデートが、ボルダリングだった経験があります。
やってみると楽しくて、「もう一度、行きたいです」と頼むと二回目からのデートに繋がりました。
お茶や食事がしたいならその流れでいけます。男性は、自分の趣味を共有しようと努力してくれる女性が可愛いのです。上級者編としては自分の趣味を相手に共有させるのです。
ボードが好きな女性の場合は「○○くんと、一緒に行けたら楽しいだろうな」と返します。直接誘っているわけではないので書きやすいやり方です。インドアな趣味の場合も同様です。
読書が趣味だったら、相手がどんなドラマが好きかを聞いて傾向を見てから、好きそうな本をおすすめしましょう。
もう一か月ほどメッセージのやりとりをしている女性相手なら本を読んでみようと男性は購入します。私はこの方法で、5人の男性に同じ本を買わせることに成功しました。
素直が一番
素直な女性が嫌いな男性はいません。
褒められたら「とっても嬉しいです」「照れちゃいます」など思ったことを素直に返します。意外にこれができない女性が多いです。
恥ずかしいと思う女性が多いのですが、実は男性が一番喜ぶのは素直な反応です。
相手とのやり取りが楽しければ「○○くんと話していたら楽しいです!(顔文字)」と送ることで、彼も楽しい気持ちになります。
大人になると、子供の時のように甘えていられないと素直に笑ったり泣けなくなる女性は多いです。
映画館で、感動したのに泣くのをぐっと我慢した経験はありませんか?
寂しいときに、一人で我慢して過ごした経験はありませんか?
本当に彼氏にするのにふさわしいのは、すっぴんの心を出せる男性です。飾ったメッセージを送り続けても、いつか、我慢ができなくなります。
婚活アプリのメッセージは自然体を心がける
婚活アプリのメッセージで男性に好感触を抱いてもらう方法が分かりましたでしょうか?
彼に合わせたり、ときには積極的にアピールしたりと大忙しです。でも、将来的なことを考えると自然体でメッセージできることが大切です。
我慢をしなくてすむ、男性を選ぶべきです。メッセージを心から楽しんで、素敵な男性に出会いましょう。