同棲をすれば、当然のように結婚できると思っている人は多いですよね。しかし男性からのプロポーズはなく、結婚する気が感じられないこともあるでしょう。
このまま同棲を続けるだけの関係?
なぜ同棲したのに結婚しないの?
女性からすると、男性心理がわからずにモヤモヤしてしまいます。いったい結婚しない男性は、どのようなことを考えているのでしょうか。
今回は、同棲しても結婚しない男性心理を紹介します。結婚したいのに話が進まずにいるという人は、ぜひ参考にしてください。
同棲しても結婚しない男性心理とは?
同棲している現状に満足してしまっている
同棲は、男性にとって居心地の良いものです。好きな人と一緒に暮らしているけれど、ある程度の自由も確保することができます。大きな責任もないでしょう。
そうすると現状維持を求めてしまいます。結婚することに意味を見いだせなくなってしまうのです。このまま同棲を続けたいという思いの方が強くなり、結婚しないのです。
- 共働きでお金にも余裕がある
- 家に帰れば恋人が待っている
- 時間に制限はないので自由もある
- いつでも別れられるという気持ちの軽さがある
これは男性にとって手放してたくないような生活です。だからこそ同棲という現状に満足し、結婚する気持ちになれないのです。
何か結婚することでのメリットを提示すると、もう少し前向きに考えてくれるでしょう。あまり結婚に責任を感じさせないようにするのも一つの方法です。
もともと同棲と結婚をむすびつけていなかった
女性は、同棲の先に結婚を見ています。同棲をするということは、結婚を前提に暮らしていくということだと最初から認識しているのです。
しかし男性が必ずしも同じように考えているとは限りません。同棲は同棲であり、結婚とは別物だと思っている人も多いでしょう。
「同棲をしても結婚しない」というわけではなく、「同棲したからといって結婚するわけではない」のです。
もちろん結婚を意識することもあるでしょう。しかしそれは「同棲しているから」という紐づけはないのです。他にきっかけがあったときに決意するものです。
もし「同棲をするからには結婚したい」と思っているのであれば、同棲をする前に意思を伝えましょう。
- 同棲の期間を決める
- 結婚を前提に同棲をする
このように将来について明確にした上で、同棲を始めると相違がなくて良いでしょう。同棲=結婚ということを男性の心理に入れ込んでおいてください。
同棲したことで結婚を考え直している
同棲をすると、お互いの知らなかった部分も見えてきます。これは同棲のメリットでもあり、デメリットでもあるといえるでしょう。
メリットとしては、好きな人の知らなかったことを知ることができるということです。また結婚をしてからのズレを失くすこともできるでしょう。
デメリットは、相手のマイナスな部分ばかりを見つけてしまうことです。悪い部分ばかりが目につき、結婚の意欲がなくなってしまうのですね。
- 価値観が合わない
- 家事ができない
- 性格がきつい
- 癒されない
このようなことを同棲することで感じてしまい、結婚を考え直してしまっているのです。このまま結婚してもうまくかないと感じているのでしょう。
もともと期間を決めて同棲を始めていたり、結婚を視野に入れていたはずなのに・・。まったく結婚に話が進まないという場合は、気持ちが変わってしまった可能性が高いです。
何が悪く、どう対処していけば良いのか。同棲自体がダメになる前に2人で話し合いを設けた方が良いでしょう。
結婚を決意するための目安を設定している
同棲しても結婚しないのは、男性なりのタイミングを待っているのかもしれません。男性は女性よりも結婚することで責任が増えます。気軽に結婚を申し出ることはできません。
そのため結婚するには、男性の意思をかためるきっかけが必要となるのです。
- 仕事の昇格昇給
- 30歳の節目
- 貯金額が目標に達した
何か目安があるのでしょう。それに達したことをきっかけに、結婚をしようと考えているのです。そのため結婚をしないのではなく、結婚のきっかけを待っているだけなのです。
結婚の意思がないとイライラせずに、もう少し男性の決意がかたまるのを待ってあげられると良いですね。素敵なプロポーズが待っているかもしれません。
今よりも自由がなくなってしまう不安がある
男性は、同棲することで少しだけ自由が奪われてしまったような気がします。自由を好む男性にとっては、窮屈な思いを感じてしまうのでしょう。
そうすると結婚したときに、さらに自由がなくなってしまうようで怖いのです。時間もお金も結婚をすると、ある程度は管理されてしまいますからね。
今よりも生活が窮屈になってしまうなんて嫌だという気持ちが生じ、結婚に踏み切れないのです。特にまだ若くて遊び足りない男性は、このような心理が強いでしょう。
ある程度遊びつくして、もう自由でいることに飽きてしまった・・。となれば、男性は結婚について前向きに考えてくれるはずです。それまで待ってあげられる器があれば、結婚が実現するでしょう。
同棲自体を解消したいと思っている
同棲していても、なかなか結婚に話が進まないとモヤモヤしている状態の人。もしかしたら男性は、同棲自体を解消したいと思っているのかもしれません。
最近の彼の様子や言動を思い返してみましょう。
- 変わらぬ愛情を注いでくれている?
- 同じように優しさがある?
- 将来についての話をする?
- 帰宅時間や休日の過ごし方に変化はない?
何か変わってしまった部分はないでしょうか。もしかすると、少し気持ちが冷めてしまっている可能性もあります。
同棲をしていて、破局してしまうカップルも多数います。結婚を急ぐ前に、同棲をうまくいかせるよう話し合いや努力をするのが先決といえるでしょう。
結婚に対しての自信がない
結婚を決意してプロポーズする男性は、少なからず自信がある証拠です。
- プロポーズをOKしてくれる自信
- 今後家族を養っていく自信
- 彼女を愛し続ける自信
これらの自信がそろってこそ、結婚しようと思えるのです。一つでも欠けてしまうと、結婚を決意しようと思うことができないのです。
男性がこのような自信をつけるのは、仕事での地位や給料の安定も大切です。また彼女との関係性や信頼感も必要でしょう。
もし結婚したいと考えているのであれば、男性に自信をつけてあげることも必要なのです。
結婚への壁がある
結婚したい気持ちがあるのですが、現実的に結婚への弊害があることもあります。その壁が邪魔をしていて、結婚に踏み出すことができないのでしょう。
例えば、
- 両親に反対されている
- お金がない
- 仕事が忙しい
というようなことです。
これらの問題が片付けば、本人は結婚したいのです。もちろん本気になれば、越えられる壁なのでしょう。ただ今は壁を乗り越えるだけの気持ちがないのですね。
結婚への小さな弊害を、大きな壁に見立てているのです。自分に言い訳して、結婚を後回しにしているのかもしれません。
男性が結婚したがらない心理を探る
同棲しても結婚しない男性心理には、さまざまなものがあります。必ずしも結婚したくないということではありません。男性は女性とは違う複雑な思いが交差しているのです。
結婚しないことを責めてはいけません。まずは様子を見つつ、結婚できるような道を女性が用意して誘導できると良いですね。
結婚しない心理を逆手にとることで、結婚までスムーズに進むこともあります。なぜ結婚しないのかという心理を読み取りましょう。そしてうまく結婚までの道筋を考えて、用意してみてください。