「仕事や進学の都合で、遠距離恋愛をすることになってしまった」。「出会った瞬間から遠距離恋愛であることが確定している」など、多くの人が遠距離恋愛を経験する機会が増えていることでしょう。
遠距離恋愛では、離れている距離が障害となり直接会うことができる機会は限られてしまいます。「会いたい…」けれど「会えない…」そんな気持ちが募ると苦しくなってしまうものです。
そんな遠距離恋愛中のあなたに是非一度真剣に考えていただきたいのが「ベストな会う頻度」です。
頻度が多いと経済的に負担になってしまうこともあるでしょう。逆に、少なすぎれば気持ちが離れてしまうこともあるかもしれません。二人の将来にも関わってくる非常に重要な課題です。
時間もお金もかかることだからこそ、是非、一度冷静になって考えてみたいですね。
遠距離恋愛でベストな会う頻度とは？
会いに行くのにかかる費用と日数を計算する
まずは、今のあなたの状況を整理することから始めましょう。遠距離恋愛で、会いに行くためにかかっている費用と時間を具体的に確認してみてください。
会いに行くためにかかっている交通費・宿泊費・滞在中の食費は、どれくらいかかっていますか？片道の移動にかかる所要時間は、どのくらいでしょうか？
また、移動時間と滞在の合計で何日かかっていますか？そして、自分と相手の負担にどれくらいの差がありますか？
もし、どちらかに負担がかかってしまっているようであれば、減らしていくような改善が必要です。どうすれば良いか二人で話し合う機会を持つことも良いでしょう。
現状で発生している費用と時間の負担について、改めて見つめ直すことから始めまてみしょう。
海外の遠距離なら現実的に半年～1年に1回
日本と海外で遠距離恋愛をされているという方も、少なくないのではないでしょうか？海外との遠距離恋愛の場合、国内の遠距離恋愛に比べて経済的・時間的な負担は断然大きくなることでしょう。
直航便の飛行機が運行しているか？トランジット(乗り継ぎ)が必要なのか？行き先の国によっては移動時間や体力的な負担も大きく変わってきます。
また空港から目的地への移動手段や所要時間も、日本国内での移動のように簡単ではないことの方が多いことです。
ゴールデンウィークや年末年始など長期休暇を利用したいところですが、飛行機の価格が高騰する時期と重なってしまうものですよね。
社会人の場合には、有給休暇などを申請して会いに行くことになる場合が多いのではないでしょうか？頻繁に長期で有給休暇を申請することも、気まずいものですよね。
となると、海外との遠距離恋愛の場合には、半年〜1年に1回程度会うようなペースが現実的な頻度となります。
国内であれば体力次第
国内の遠距離恋愛でも、飛行機の移動が必要な遠距離恋愛をされている方もいらっしゃるでしょう。
北海道と沖縄など長距離移動が必要な遠距離恋愛をされている場合では、飛行機の移動が必要な場合もあるかもしれません。
隣の都道府県など近距離の遠距離恋愛から、関東と関西など中距離の遠距離恋愛など、様々なパターンがあることでしょう。
移動手段も、距離によって電車・高速バス・新幹線・自動車など異なるはずです。国内の移動であれば、金銭的にも体力勝負となってくるものです。
近距離の移動であれば、隔週ペースで会うことができるでしょう。長距離の移動が必要な場合には、2・3か月に1回程度などカップルによって異なるペースが考えられます。
若ければ格安航空や夜行バスも利用する
移動手段を安くするために格安航空券や夜行バスなどを利用して、交通費を安く抑える工夫をするもの良いでしょう。
夜行バスの乗車券は、回数券でまとめ買いすると、さらに安く購入できる場合が多いものです。
さらに、チケットショップや金券ショップを使用して、新幹線や夜行バスの回数券を割引価格で購入するのも良いですね。
夜行バスの深夜移動は体力勝負な部分が多いため「若ければ…」という条件付きになることが多いものです。また、格安航空券を利用する際には、出発時間や到着時間に注意しましょう。
値段設定が特に安いものの中には、出発や到着の時間が早朝や深夜に設定されている場合が多いです。空港付近の交通手段の始発や最終の時間帯にも注意して、慎重に利用しましょう。
経済的に余裕はあるけれど、時間を節約したいという場合には高級な夜行バスもおすすめですよ。
パーテーションやカーテンで仕切られていてプライベートな時間と空間が確保されている高級な夜行バスも運行されています。
床がカーペット素材になっていて、靴を脱いでくつろぐことができたりするので、リラックスできます。高級な夜行バスであれば、疲れている仕事後の移動でも、時間の節約をすることができますね。
格安航空券で航空券の代金を節約する工夫では、幾つかのポイントがあります。航空会社のメールマガジンを購読しましょう。お得なタイムセールの情報を入手することができることがあります。
また、各航空会社のアプリをダウンロードしたり、LINEの公式アカウントを登録しておくことをおすすめします。セールやキャンペーン・クーポンを上手に活用して、航空券の代金を節約しましょう。
中間地点で会うのがお互いにとって楽
遠距離恋愛では、どちらかが「相手の住む場所へ会いに行く」という場合が多いことでしょう。基本的には、交代でお互いの場所へ会いに行くことが理想です。
しかし、忙しさなどの理由から、どちらか一方が会いに行くような状態に偏ってしまうこともあることでしょう。
偏りのある状況が続くことは金銭的にも経済的にも負担の原因となるため、あまり良いことではありません。中間地点で会ってみることをおすすめします。
中間地点で会うことには「平等さ」と「新鮮さ」というメリットがあります。
また、中間地点の目的地を、お互いが行ったことのない場所にすれば、旅行感覚を味わうことができるので一石二鳥ですね。
遠距離恋愛で、不平等感・停滞感・マンネリ感を感じたなら、会う場所を変えて新鮮な気持ちを取り戻す工夫をしてみましょう。
工夫次第で、遠距離恋愛のデメリットをメリットに変えることもできそうです。
次の会う予定は早めに決めること
ゴールの見えないマラソンは、非常に辛いものです。遠距離恋愛においても、次にいつ会えるかわからない状態が続くことは精神的に辛く不安なものです。
次に会う予定はなるべく早く決めたいですね。日程を決めることが難しいなら、行きたいレストランやデートスポットの話題を先に決めておくことも良いでしょう。
前もって、会う予定が決まっていれば、仕事や勉強を頑張れるというものです。
会う頻度は臨機応変に
日々の忙しさや、体調などを考慮して、会う頻度を調整するようにしましょう。国内の遠距離恋愛の場合、頑張れば会える距離なので頑張りすぎてしまう傾向があるものです。
しかし、頑張りすぎは禁物です。毎週、あるいは隔週で会いながら、毎日のようにメールや電話で連絡を取り合うような関係を続けていませんか？
遠距離恋愛が始まったばかりであるならばともかく、時間の経過と共に連絡の頻度は徐々に調整したほうが良いです。
「重い」と思われてしまったり、メールの返信を義務のように感じてしまうなど、相手の負担になってしまうことも考えられます。
特に自分は恋愛体質であるという自覚がある場合には、「頑張りすぎない」ことを意識するようにしましょう。
海外など長距離の遠距離恋愛では、会う頻度は徐々に減っていく傾向にあるはずです。
お互いのタイミングが合わない場合には、半年や年に一度など、間隔が長く空いてしまうこともあるでしょう。
次の約束までに間隔が空いてしまう場合には、連絡をマメに取り合うなどの工夫が必要になります。
メールや、電話、テレビ電話などを上手に活用して、寂しさや心の距離を埋める努力を怠らないように注意したいですね。
遠距離恋愛で会う頻度はお互いの負担次第
遠距離恋愛では、会いに行くだけで時間や費用が発生してしまうものです。会いに行く頻度や、どちらが会いに行くかということが負担の原因になってしまいがちです。
まずは、会いに行くための負担がどの程度のものなのかを、はっきりとさせることから始めましょう。
次に時間的・金銭的に節約できる部分を探して、負担を減らすための工夫について検討しましょう。
さらに会いに行くことの負担が、どちらかに偏ってしまわないように中間地点で合うこともおすすめです。行ったことのない場所で、旅行気分を味わうのも良いですね。
合う頻度も、お互いの状況に応じて、臨機応変に調整する工夫が必要です。会えない時には、連絡をマメにとるなどの工夫で遠距離恋愛の寂しさを乗り越えましょう。