どんなに好きでもドキドキ感が落ち着いてきた頃に倦怠期は必ずと言ってもいいほどやってきます。それはどのカップルでも訪れる壁でしょう。
よく、倦怠期は3ヶ月、半年、1年、3年の周期で訪れると言われています。倦怠期に今までの不満をぶちまけて、大喧嘩して別れるカップルもいます。
また、連絡が減り、相手を好きかどうかわからなくなって、最悪自然消滅なんてこともあるでしょう。倦怠期は「退屈感」が原因で起こり、お互いにとても精神的に不安定になる期間です。
しかし、今より深い関係になるチャンスでもあります。今回は恋愛で倦怠期を乗り越える7つの方法についてお伝えします。
恋愛で倦怠期を乗り越える7つの方法とは?
デートを工夫する
恋愛というものは、自然に湧き出る愛情によって続いていくものです。なので、倦怠期だからといって、付き合い始めのドキドキした感情に「戻す」のは少し違います。
新たに恋する気持ちで彼を見直すように工夫や努力することが大切です。マンネリ化しがちなデートの工夫が必要なのです。
例えばよく動物園に行くなら、たまにはアニマルカフェなど見るだけじゃなく触れ合える場所に行くのも刺激になるでしょう。デートのパターンを増やすことが大切です。
また、「とりあえず」や「義務的」には会わないようにしましょう。
心から「会いたい」と感じなければ断って、あえて会う回数を減らすのも、次のデートのスパイスになるかもしれませんよ。
無理にルールを順守しすぎない
倦怠期は何でも許せていたラブラブなときと違い、気持ちが不安定のため些細なことから喧嘩に発展しやすいものです。毎週末必ずあった電話が昨日無かったなどとピリピリしてはいけません。
付き合い当初は許せていた行動、わがままも倦怠期ではイライラのもとになってしまいます。
倦怠期特有の不愉快さから抜け出すためにも、「ルールなどは無理に順守しすぎない」ように意識しましょう。
たとえ昨日電話がなくても今日きたなら「あなたの声が聞けて嬉しい」と心が温まる言葉をさらっと言える関係が良いですね。
たまには「格好良いね」と単純な褒め言葉も相手のイライラした気持ちを抑えるのに効果的ですよ。
彼氏以外の時間を増やす
友人と会って話をして心を落ち着かすことも良い方法です。特に女性は自分が思っていることを聞いてもらえるだけでスッキリします。共感されることでさらにスッキリするのです。
また、人に話すことで自分の頭の中も整理することができます。言いたいことを我慢して、それがストレスに変わっていることもあるので気をつけましょう。
友人のなかでも、より似たような人生経験をした友達と話す方がおすすめです。
また、マンネリ対策の代表的なものに冷却期間を置くというものがあります。まずはメールや電話、LINEなどを一気に断ち切って、お互いに心を落ち着かせてリセットさせる時期を設けるのです。
そうすれば、次に会った時に新鮮な気持ちになり、お互いが素直に慣れるというテクニックです。倦怠期カップルにもおすすめの方法です。
性格にもよりますが、多くの人はプライベートの時間に他人が割り込んでくると心が安らぎません。
たとえ、彼氏でも彼女でも、夫でも嫁でも同じことであり、一切の秘密がない、自分の時間がないことはストレスになるのです。
ましてや、倦怠期に度が過ぎる連絡や束縛があれば、ストレスをあえて与えるようなものですよね。
別れを回避しようと無理やり一緒にいると、ストレスが溜まり、逆に悪化してしあう恐れもあります。自分に余裕を持つことを心がけましょう。
そして、彼にうざいと思われないように適度に距離を置く必要があることを覚えておきましょう。適度に距離を置いてお互いに1人の時間がある方が恋愛感情も長続きし易いものです。
時の解決を待つ
倦怠期のときにお互いで状況打破のために話し合おうとしても、相手の言葉に余計イライラすることもあるでしょう。倦怠期では彼のふとした仕草さえ不満に感じやすいものです。
そのため正論ばかり押し付けていたり、言い方が少しきつくなったり。結局ケンカのもとになる可能性もあります。話し合っても、言い方にイライラし、結局喧嘩してなどは負のループです。
話し合いがお互いのためにならないときだってあるんです。話し合いが万能というわけじゃありませんからね。そんなときは焦らずとも時間が解決してくれます。
不満を言って彼に改善してもらうのは、お互いが思いやれる時期になるまで少しまちましょう。
共通の目標を持つ
長く付き合える相手とは、お互いがお互いを支え合えるパートナーであることです。そんな関係を維持するには、共通の目標を持つと良いでしょう。
例えば、料理を一緒に上手くなるため2人で料理教室に通う、何か新しいスポーツを2人で始めるなど。
共通の目標を決めると、お互いにライバルであり、共に成長するパートナーという意識が生まれます。そうなると、倦怠期なんて怖くありません。
共通の目標を持つことは、彼と精神的にもまた一歩寄り添うことができるきっかけにもなるでしょう。
思い出を振り返る
「思い出を振り返る」、簡単なことですが、かなり有効な方法です。過去を振り返り、「〇〇なことしたね」とお互いに笑いあえればOKです。
「彼と楽しい思い出をまた作りたいな」という気持ちに自然となります。もちろん1人で振り返っても良いですが、2人で過去の写真やムービーを見る方がよりおすすめです。
過去を振り返るなかで、倦怠期の彼への感情も変わっていくでしょう。
倦怠期でも気持ちを伝えあう
人はコミュニケーション不足だと関係が続きません。特に倦怠期は他の刺激を求めて浮気心が表れる期間でもあります。
他の異性に誘われたら「まぁいいか」とそちらに心変わりしてもおかしくありません。だからこそ、定期的に愛情表現をしましょう。
ちゃんと「好き」と言い合ったり、彼にくっついたり、マッサージもおすすめです。体と心は繋がっているので、触れ合うだけでもコミュニケーション不足の解消になります。
言葉が見つからないという人は彼の「メリット」を探してみましょう。例えば、食後に皿洗いを率先してくれたら助かりますし、迎えに来てくれる彼なら夜道も安心ですよね。
どんなに小さいことでも構いません。そんな「メリット」を思い出してみましょう。そして、「ありがとう」と付け加えるのです。肯定的な言葉はあなたをその気にさせます。
倦怠期だからこそ、好きな気持ちや感謝の気持ちはきちんと伝えることが大切です。
恋愛で倦怠期は誰にでも訪れる
いかがでしたでしょうか。倦怠期は周囲にいるほとんどのカップルが経験しているものであり、何も恥ずかしいことではありません。
むしろ、それだけ相手と近い距離でずっと過ごしてきた証拠といえます。大切なのは倦怠期を認め、向き合うことです。
彼と一緒にいても付き合い始めの気持ちになれない、だから「好き」でなくなったと考えるのは時期尚早です。
付き合い始めの気持ちがなくなったからといって、決して愛が冷めたわけではありません。「好き」のカタチが変わり、彼と次のステップに向かうタイミングが訪れたのです。
だからこそ、倦怠期はあなた1人で解決しようとするのではなく、2人で協力して乗り越えましょう。倦怠期はゴールではありません。ただの通過点です。
倦怠期で別れるのか、より絆を深めるのかは自分たち次第ですよ。