恋愛をしていると、それが力の源になり、仕事も勉強も頑張れるという人がいますよね。モチベーションも上がることで相乗効果も期待でき、自分の実力以上の成績を残すこともできます。
しかし、あくまでも自分の調子が良い時の話です。恋愛中の彼氏はもちろん大好きだけど、彼を好きだからこそプレッシャーや心の負担になってしまうことも少なくありません。
自分のプライドや、執着心、自分への自身の無さなどから、彼の経歴や言葉が重くのしかかってしまうこともあるでしょう。一度気にしてしまうと悪循環に陥ってしまうので、早めの脱出が必要です。
今回は、恋愛プレッシャーを感じる瞬間について対処法と共にまとめました。彼が好きだけれども、心の負担になるのは何故なのか、分からない人は是非参考にしてみてください。
自分の気持ちを客観的に分析するだけでも、心の負担が変わります。
恋愛プレッシャーを感じる理由と対処法とは?
彼の経歴と比較してしまう
恋愛プレッシャーを感じる原因の一つとして、「彼の経歴と比較してしまう」ということがあります。誰だって、優秀な彼氏が欲しいですよね。結婚も考えると収入が高い方が良いのは当たり前です。
でも、いくら優秀な彼が良いとはいえ自分の経歴とあまりにも離れている場合は、逆に不安になることが多いようです。例えば、エリートサラリーマンで高収入の彼がいたとします。
自分もキャリアウーマンならば、お互いに仕事の話をしたりして尊敬しあえるかもしれません。でも、自分は普通のOLで派遣社員。来年は契約更新できるか分からない立場ならどうでしょう?
あなたは悪くないのに、引け目を感じてしまったり、仕事の話についていけないこともあるでしょう。また、彼の友達や家族にも「何でこの子を?」と思われないか、とても心配してしまいます。
振られるかもと不安になる
本来、恋愛は幸せな気持ちになれる素敵なものです。自分の好きな人が好きだと言ってくれるなんて、夢のような話ですよね。でも、あまりにも好きな気持ちが強いと、楽観的にはなれないようです。
「今、付き合えている幸せ」よりも「もしこの幸せが崩れたら」という悪いことばかり考えてしまいます。彼がいなくなったら。彼に好きな人ができたら。自分はやっていけないと怖くなります。
振られたらと不安になるのは、自分に自信が無いからです。彼女になれて幸せなものの、根柢には「どうして自分なんかを」という思いが強いのでしょう。自己評価が低いほど、その傾向は強いです。
「振られるかもしれない」「振られたらどうしよう」と、まだ起きてもいないことを心配しないでください。心配する時間があるのなら、そうならないように努力する方がよっぽど効率的ですよ。
大きく見せようとし、自己嫌悪に陥る
恋愛プレッシャーを、より強く感じてしまう理由に「必要以上に自分を良く見せようとして、空回りする」ということがあります。自分で彼に付き合うようにと無理をしすぎてしまうのです。
例えば、身分不相応なレストランに行って、良い女を見せようとしたけれどテーブルマナーを間違って恥をかいてしまう。料理上手をアピールしようとして手の込んだものを作ったが失敗する。
このような、よかれと思って起こした行動で失敗してしまうと、自己嫌悪がひどくなってしまいます。「何をやっているんだろう」という情けない気持ちが襲ってきますし、泣く人もいるでしょう。
失敗を重ねて行くと、「こんな私を好きになるはずがない」と不安から自己否定に走りがちです。無理はせず、ありのままの自分で彼に接するのが一番です。
彼の後押しに追い詰められている
交際をしているのなら、相手が辛い時や不安な時は、当然励まして支えてあげたいですよね。むしろ、相手が不安な時に寄り添えなくては恋人ではないと思う人もいるでしょう。
それは、男性だって同じことです。大好きな彼女が不安に思っているのなら、応援してあげたいですし、励まして元気にさせたい男性は多いです。
しかし、いざ自分が励まされる立場になると、励ましこそがプレッシャーに感じてしまう人も多いです。彼の応援してくれる気持ちはもちろん嬉しいのですが、それ以上の負担がきます。
「彼が励ましているから、今度は成功しなくては」「申し訳ないから、次は頑張らなくては」と無駄に力んでしまうのです。大好きな彼に見放されたくないという思いから、無理をします。
彼からの後押しが負担に感じる時には、「ありがとう」と感謝だけ述べて、なるべく1人の時間を過ごして下さいね。
対処法とは?
素直に甘えてみる
恋愛プレッシャーを感じている時の対処法として、「素直に打ち明けて甘えてみる」というのも1つの方法です。思い切って、プレッシャーに感じていることを話してみるのです。
彼からの励ましは嬉しいものの、どうして不安になるかというと「失敗して嫌われたくない」「呆れられたくない」と思うからです。彼が応援してくれたにも関わらず、失敗することが怖いのです。
打ち明ける時は、誤解が起きないように「いつも励ましてくれてありがとう」「すごく心強い」とまずはお礼を言いましょう。その上で、こんなに応援してもらっているのに…と不安を話すのです。
一生懸命頑張っているけれど、結果があまりついていないこと。応援してもらっているのに申し訳ないこと。自分はダメなやつだと弱気になってしまうことを正直に話しましょう。
きっと彼は、呆れたり見放すことはしないでしょう。むしろ、気持ちに寄り添って、「頑張っているのは知っているよ」とあなたを褒めてくれるはずです。
あなたの気持ちを受け入れて、結果がでなくとも頑張っているあなたで良いということを言ってもらえれば、不安はなくなります。そうすると、不思議と彼の応援も素直に受けることができますよ。
マイペースを保つ
恋愛プレッシャーを感じる時には、追い詰められている時が多いです。誰もあなたを悪く思っていないのに、勝手に自分で比較して、人より劣っていると自信をなくしてしまうのです。
不安になることがあったとしても、「自分のペースを保つ」ということを、忘れないようにして下さい。自分のペースを乱されると、人は冷静に判断ができなくなります。
人は人。自分は自分です。どんなに相手が素敵な経歴を持っていたとしても、自分にも良い部分はあるのです。例えば、有名大学を出た人がいたとしますよね。一方、自分は高卒です。
大卒出身ということで引け目を感じる人もいますよね。でも、見方を変えればあなたはその人達よりも、社会人経験は多いのです。人と比べてはいけません。
自分の経歴の中から、今後に活かしていければそれで良いのです。あなたはあなた。それで良いのです。人と比べて自分のペースを乱さないよう、注意して下さいね。
自分の人生を生きる
恋愛プレッシャーを感じる人は、自分の人生なのに脇役として進みがちです。「彼氏のために」「親がこういうから」と他人が主人公になってしまうので、自分に自信が持てません。
後悔しないために、人と比べて劣等感を抱かないためにも、自分できちんと判断をするようにして下さい。自分が決めたからこれで良いの。と胸を張って言えるようになりましょう。
自分の人生を他人に委ねている人は、いつもこれで良いのかと不安です。その不安が自分の存在の低下や、自己嫌悪に繋がるので、きちんと自分の道を歩きましょう。
恋愛はプレッシャーを感じる必要はない
恋愛プレッシャーを感じる理由について、対処法と共に紹介しましたが、いかがだったでしょうか?恋愛プレッシャーを感じる人に共通するのは「自分への自信のなさ」が原因です。
自分に自信を持てないから、人と比べてしまう。当然、人より劣っている部分はあるので、そこを見て自分はダメだと思いこむ。自分はダメだと思っているから捨てられるのではと不安になる。
これでは悪循環から抜け出せません。まずは自分が一番認めてあげること。自信を持ってあげることが何よりも大切です。恋愛プレッシャーを感じずに、純粋に楽しめるようになりますよ!