恋愛の悩みは心が沈み、何にも手がつかなくなって大変ですよね。しかし、恋愛の悩みを何でも人に相談して解決しようとするのは待ってください。
確かに、恋愛は人を盲目にし、冷静な判断力を失わすこともあります。時には周りの人の意見が必要になることもあるでしょう。
しかし、恋愛を長続きさせたいのなら、自分で解決しようとする姿勢を持つことが大切です。恋愛に正解はありません。相談相手が出した答えが必ずしも正しい答えとも限りません。
今回は恋愛問題を自己解決する方法と、恋愛の悩みのなかでもよくある問題と解決法をお伝えします。
恋愛問題を自己解決するには?
問題を紙に書き出す
頭で色々と悩んでいると、次から次に考えが出てきて、答えがまとまらなくなってしまいます。
そんなときは、自分が悩んでいたことは何だったのか、一体どんなことなのか、まず文章にして書き出してみましょう。
例えば、彼が最近連絡してくれる回数が減ったということに悩んでいるとします。そこで、まずは自分のしてほしいこと、彼の状況、彼が考えているであろうことなどを全て書きだしてみるのです。
また、2人が今後も気持ちよく関係を継続していくには、こうなれば良いなという部分も書き出してみましょう。
彼の気持ちや状況と自分の気持ちや不満を文字にして客観的に比較してみることで、頭の中より上手く整理できます。
同じことを頭のなかでいくら考えても、解決する可能性は低いものです。むしろ、ぐるぐる考えて、悩みから抜け出せなくなります。
不安な気持ちが更に大きくなる、気持ちが引いてしまって別れた方が良いかもという極端な結論が出てしまう可能性も否めません。
しかし、書き出してみると、頭の中では深刻に感じていた悩みが実はどっちでも良いような悩みだったりするんです。自分で勝手に難しく考えていたりするんですよね。
悩みが完ぺきに解決せずとも、書くだけであなたの気持ちがすっきりしますよ。
自分か相手の問題かに分ける
恋愛だけでなく全ての人付き合いの面でいえますが、相手次第の問題はどうにもできません。考えてもしょうがないものです。
しかし、自分が変わることで問題が解決するなら話は別ですよね。問題の中には相手が変わらなければ解決しないものと、あなたが変われば解決するものがあります。
問題を解決しようと考える時、この問題は自分の工夫でなんとかなるものかどうか分けてみるのも問題解決法の1つです。
例えば、彼がいつもデートの時間に遅刻してくるとします。嫌ですよね、何度も繰り返されるとまるで自分とのデートが面倒なのかと憶測してしまいそうです。
当然あなたは悶々としだし、どうしたら治るのかなど頭の中で考え出すでしょう。そんなとき、彼に「遅刻しないで」と注意しても初めの1、2回守るだけでまた遅刻する可能性も高いです。
それでは、あなたのストレスは更に大きくなるばかりでしょう。彼次第の問題は彼が変わらない限り、難しいのです。
彼に任せるのではなく、あなたがわざと待ち合わせの時間よりも10分ほど遅れて着くようにしてみましょう。
そうすれば、彼と同じ時間ぐらいか、待つとしても少しだけですよね。彼が早く来ていたら、待つ身を味あわせてやれば良いんです。
自分の少しの工夫で対応できるものかどうか分けることは、あなたのストレスを少なくする解決法ともいえます。
ポイントは自己完結
他の人の意見が聞きたい、という感情は理解できます。しかし、本当に相談相手の出した答えのほうが信用できるものなのでしょうか。
相談相手は第三者であり、直接的な関わりはありません。直接的な関わりを持たない人の答えと、当事者が考えた答えは質が違います。
当事者のあなたしか見えない解決の糸口がきっとあるはずなのです。出来るだけ自己解決出来るよう、努力しましょう。
周囲に流されること無く熟考して、自力で結論を出すこと、自分自身の成長にも繋がります。
自己完結をするためには当事者であると同時に、物事を客観的な視点でも捉えなければなりません。物事に対する理解は、感情が加わりがちです。
そのために、まず自分の考え方のクセを知っておきましょう。例えばメールの返信が遅いとき「嫌われた」と感じるか、「相手が忙しいから」と思うか、という感情のクセです。
1つの物事に対してあなたが頻繁に感じやすい感情はあなたの思考に関係しています。感情のクセがあなたを苦しくしているのかもしれません。
そうなると、悩みが出るごとに第三者に相談しても、根本的な解決にはなりません。
感情のクセを知ることは、事実と感情を区別することに繋がります。区別できれば、感情に左右されること無く、客観的に物事を捉えることが出来るでしょう。
それは、問題に直面しても自力で対処していく力になるのです。
よくある問題と解決法とは?
気になる男性と距離を詰められない→接点・共通点を探す
好きな男性との距離を縮めたいのなら、接点・共通点を探しましょう。そのために聞き上手になることも忘れてはいけません。
聞き上手であれば、男女共通して好かれやすいですし、なにより相手の趣味などの情報を得るために必要なスキルです。
聞くときは、「そうなんだ」、「凄いね、知らなかった」と、少し前のめりになって言いましょう。彼が気持ちよく話ができるような環境を整えるのです。
彼との共通点を見つけるには、休日の過ごし方や、好きな音楽を聞くのが手っ取り早いですね。そうして、1つでも見つけたら、そこから一気に広げるのです。
話が弾めば、食事のチャンスや貸し借りなど、更なる接点に繋げていきましょう。
自信がない→自分磨き
自分に自信がない女性は受け身な女性が多いものです。「今日ご飯どう?」、「悪いけど、この仕事頼める?」など、普通のお誘いやお願いですら遠慮してしまうほどです。
こんなこと自分みたいな人間から頼まれたら嫌だろうな、とマイナス思考フル回転になってしまうんですよね。
けれど自信がないなら、持てば良いんです、作れば良いんです。顔に自信がないならメイクの勉強、相手が痩せた女性が好きならダイエットすれば良いんです。
自信はあなたが努力した分だけ自ずとついてきますよ。
好きな気持ちを伝えたい→さりげない脈ありサインを送ってみる
好きな気持ちを伝えたいのなら、言葉で伝えるのが1番です。けれども、それはまだハードルが高いという人はさりげない脈ありサインを送ると良いでしょう。
例えば、目線。男性は魅力的だと思った女性に対して平均して8.5秒見つめるという実験結果が米国の論文で発表されています。男性は好きな人とアイコンタクトを取りやすいのです。
なので、意識させたいのならいつもより長めに目線を送って見ましょう。他には、ボディタッチとして、居酒屋などの机の下でこっそりと脚をぶつける方法もおすすめです。
少し上級者向けですが、女性から個人攻撃されたら男性はドキッとして意識せざるをえません。その際、目が合ったときに笑顔で返せば、これ以上無い脈ありサインの送信完了です。
デートに誘いたい→LINEが続き、電話する仲になったら誘う
初デートに誘いたい、けれど女性からで良いのかなとうじうじしていたらもったいないですよ。女性からでもバンバン誘いましょう。
彼の趣味に便乗しても良し、気になるお店に1人で入りにくいからという誘い文句でも良しです。ただし、駆け引きはやりすぎないようにしましょう。
案外、女性からの素直な誘い方や真っ直ぐなアピールのほうが男性は弱いです。
また、断られる可能性を少しでも低くしたいのなら、電話で頻繁に話せる仲になってから誘うようにしましょう。
男性は女性より電話を苦手と感じる人が多いので、ただの要件以外での電話も嫌がられないかどうかは好意のバロメーターの1つともいえます。
電話で頻繁に話す仲になるほど親密さは増すため、デートを断られにくいでしょう。
恋愛問題はなるべく自分で解決する
いかがでしたでしょうか。人に相談することは必ずしも悪いわけではありません。第三者の目から見える解決法もあるでしょう。
しかし、残念ながら人はいつも同じ精神状態であるとは限りません。結婚していたり、失恋したばかりだったり、不倫をしている、またはバレたときだったり。
その時のスタンスや気分次第でアドバイスが変わる恐れがあります。だからこそ、自己解決力を備えましょう。見えないだけで、自分自身のなかにこそ解決策はあるのです。
自分らしく生き抜いて、自分らしい恋愛を楽しみましょう。