とても一途な恋をしていても、それが叶うかどうか分からないのが恋愛の難しいところです。思いの強さが強いほど、幸せになるとは限りませんし、むしろ強すぎて切ない恋になる場合もあります。

相手のことを格上だと思うあまり、自分とは釣り合いが取れないと思ってしまう。自己評価が必要以上に低い。自信が無いから小細工をしようとするなど原因はたくさんあります。

試行錯誤はするものの、上手くいかない恋愛と、それでも募る恋心になかなか折り合いが付けられず、苦しむ人も少なくありません。今回は、そんな「切ない恋をしがちな人」についてまとめました。

切ない恋愛をしがちな人の特徴を始め、そうならないための対処法も紹介します。せっかく好きな人に出会えたのなら、楽しい気持ちで過ごせるように、是非参考にして下さいね！

切ない恋愛をしがちな人の特徴と対処法とは？

リスペクトし過ぎ

切ない恋愛をしがちな人の特徴として、「相手をリスペクトしすぎる」ということが挙げられます。学生の時には「カッコイイ！」ということで恋をしていても、大人になると少し違います。

仕事への取り組み方が素敵だ。知識が自分より多くて憧れる。人脈が広いなど、自分へ足りない何かについて、「人として尊敬」をして惹かれます。その尊敬が恋愛感情へ変化するのです。

相手をリスペクトすることは、決して悪いことではありません。男性も尊敬されたら嬉しいでしょうし、恋愛も上手くいくでしょう。しかし、リスペクトしすぎるのは考えものです。

相手をリスペクトするあまり、自分には釣り合わないと勝手にネガティブになる人もいます。勇気を出せずにいるうちに好きな彼に彼女ができることのもありますので、しっかり動いて下さい。

考えすぎ

切ない恋愛をしがちな人は「深く考えがち」な傾向があります。嫌われたくない。良く思われたい。周囲に好きとバレたくないなど、色々な思いがあるので行動が慎重になるのはよくあることです。

しかし、あまり1つのことを深く考えすぎてしまうと、結局考えることに時間を費やしてしまい何も行動出来なくなってしまいます。例えば、彼の言動が少しいつもと違ったとします。

「今日はどうしたの？元気がないね」と直接声をかければすぐに終わる話です。声をかけることにより、相談をしてくれたり心を開いてくれて、仲良くなれるチャンスを掴めるかもしれません。

しかし、1つのことを考えすぎると出遅れてしまう危険があります。「私が何か怒らせたかな」「日頃の態度と違う」など勝手に自分のせいにしてしまうのです。

そうしているうちに、彼を心配して声をかけた女の子と仲良くなってしまい、付き合っていたというケースもあります。慎重なのは良いことですが、考えすぎると出遅れてしまう可能性もあります。

嫉妬させようとする

恋愛は素直さが大切です。変に嫉妬をさせようとか、注目を浴びようと小細工をするのは基本的におすすめできません。しかし、切ない恋愛をしがちな人は、小細工をしたがる傾向にあります。

例えば、彼に嫉妬して欲しいからと彼の友達と仲良くしたとします。自分的には、他の男と仲良くしている姿を見て、嫉妬を感じ、気にして欲しいと思っての行動です。

ですが大抵の場合、仲良くしている彼の友達から好意を寄せられたり、彼から2人は良い仲だと勘違いをされてしまいます。友達の好きな人だからと恋愛対象外になる場合もあるでしょう。

恋愛において、変な小細工は厳禁です。小細工によってプラスになる場合もありますが、もし振られた場合後悔します。空回りをして切なくなる場合も多いので正直に気持ちを見せて下さいね。

対処法とは？

準備は常にしておく

切ない恋愛をしがちな人は、基本的に受け身な人が多いです。積極的に彼にアプローチ出来るのなら、彼も好意に気付きますし、仲良くなりやすいですよね。

受け身だからこそ、彼に気持ちを気づいてもらえなかったり、他の積極的な子に後れをとってしまいます。そういう人は「彼との会話の準備は常にしておく」ことがおすすめです。

例えば、彼がサッカーが好きなのなら、彼の応援しているチームの情報や、テレビで放送された内容を少し頭に入れておきましょう。彼が話しかけてきた時に、好印象を与えるためです。

自分からアプローチ出来ないのなら、彼と接する機会を逃してはいけません。「何て言おう、どうしよう」と思っているうちに、彼が他の人と話しだしたら、あなたの印象はほぼありません。

好きなことや、自分の好みの話題をしてくれると思うと、ついつい楽しくて話しかける男性は多いです。彼の聞き役でも良いので、彼が楽しく会話ができるように準備を怠らないで下さいね。

目の前の恋愛を楽しむ

切ない恋をしがちな人は、自己評価が低くて自分を追い込んでしまっている人が多いです。「もっと可愛くならなきゃ、痩せなきゃ」「彼に良い印象を持たせなきゃ」など気持ちに余裕がありません。

彼を本当に好きで、一途な気持ちがどれだけあっても、まずは自分自身が楽しめなくては恋愛は発展しないことが多いです。緊張したり、頑張りすぎると本当に疲れてしまいます。

疲れた顔や緊張した顔で、笑顔がないまま会話をしたり、嫌われたくないからと言葉を選んで話す子って、魅力的でしょうか？それより、笑顔で楽しく話してくれる子の方が可愛いと思うはずです。

まずは恋愛を楽しむこと。これが一番大切です。自分と楽しそうに話してくれる女性は、男性にとって心地よさを与えます。追い詰めすぎず、もっと恋愛を楽しみながら接するようにして下さい。

彼に対して行動を起こす

切ない恋愛をしている人は、圧倒的に頭で考えて行動に移していない場合が多いです。色々考えたり気遣っていても、その真意が彼に伝わらなければ意味がありません。

男性は単純ですので、自分に優しくしてくれる人を見てしまいます。女性のように、1人ひとりの性格や言動を照らし合わせて察することは少ない傾向にあります。

例えば、悩んでいる彼を「そっとしておいた方が良いかも」と気遣って声をかけなかったとします。その間に、声をかけてくれた別の女性が現れたらどうでしょう？

「皆気づかなかったけど、君だけが気づいてくれた」と思ってしまうかもしれません。そこから恋が始まる可能性だってあり得ます。判断に迷ったら言葉に出すだけでも良いのです。

「元気ないけれど大丈夫？」「そっとしておいて欲しいならそうするけど、話したい時にはいつでも聞くからね」と言って下さい。それだけで印象は違います。まずは行動することが大切です。

彼を忘れる時間を作る

切ない恋愛をしないためには、「彼を忘れる時間を作る」ということも大切です。趣味でも、資格取得の勉強でもなんでも構いません。彼を忘れるくらい打ち込めるものを見つけましょう。

恋愛で切ない思いをしがちな人は、本当に一途な人が多いです。そして、彼のことだけに集中して考えている場合がほとんどです。彼のことを思うあまり、冷静にできない場合も少なくありません。

矛盾しているようですが、彼を忘れる時間を作ることによって、リフレッシュでき、かえって彼と上手く話せます。自然体でいることで、むしろ恋愛が上手くいきやすいのです。

彼を思っている時間と、彼への恋愛成就の可能性は比例しません。それが恋愛です。1人で思いつめて彼とぎくしゃくするよりも、視野を広げて彼以外との世界も楽しみ、魅力を深めて下さいね。

切ない恋愛をしがちな人は自分から行動に移す

切ない恋愛をしがちな人について、特徴や対処法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか？切ない恋愛をしがちな人は、本当に思慮深い人が多いです。

1つの言葉、1つの行動に敏感で、些細な言動から相手の気持ちをくみ取ることができるでしょう。しかしだからこそ、察しすぎてどうすれば良いか分からないことも多いです。

まずは恋愛を楽しむこと。そして自分からも行動してみること。少しずつで良いので恋愛への姿勢を変えることで、切ない恋愛は卒業できるはずですよ！