20代の恋愛観の7つの変化とは?

恋愛

10代でしかできない恋愛、20代ならではの恋愛、30代らしい恋愛、恋愛にはいろいろな形があります。そして年代ごとに恋愛観も変化します。

例えば多感で刺激を求める10代と、社会人としての自覚を持つ20代の恋愛観は、精神的成長を経た分、大きく異なるものです。

そして、20代はその10年の中でさらに20代前半と後半で恋愛観が変わります。心模様が目まぐるしく変わる20代の10年間。今回は20代の恋愛観の7つの変化についてお伝えします。

20代の恋愛観の7つの変化とは?

彼氏が欲しいから徐々に結婚パートナー探し

パーティーでの彼氏探し

20代前半の「彼」は恋愛上での彼になります。記念日に高級なレストランに連れて行ってくれたり、ロマンチックなことを計画してくれたり。恋愛を楽しむ相手を探すといってもいいでしょう。

ドキドキ感を重視しているからこそ、ドキドキしない、安心感を与えてくれるタイプは恋愛対象外というケースも多いはず。大きい夢を持っている人に憧れるのもこの年代まででしょう。

しかし、20代後半になると、一変します。意識が結婚に向き始めることによって、恋愛が彼探しというより結婚パートナー探しになります。

恋愛を楽しむ相手、ロマンチックをくれる相手より、現実的に生きている男性を探し出します。そして、恋愛対象になる相手の条件が生活感や現実感であふれ出すのです。

例えば、正社員じゃないと嫌だったり、長男より次男を探したり。また、20代後半女性は結婚を意識出したことで、「親でも気に入りそうな」人を彼氏として探しだすタイミングともいえます。

結婚という2人の将来を考えられる人以外と付き合っても時間の無駄だと、バッサリ切る勇気を持ち始めるのも20代後半です。

見た目の良さから経済力を意識

彼の財力

お金がなくとも愛があれば乗り越えられる、と思えるのが20代前半。ロマンチックな話ですよね。

そのため、あまり経済力は重視せず、むしろ顔や背丈、ファッションなどの見た目重視の恋愛になる傾向があります。

お金がなくとも、補えるだけのビジュアルがあれば経済力には目をつむることができるのです。

なので、イケメンな彼氏なら、性格に難があっても許され、お金がなくとも許されます。女友達に紹介しても、イケメンなら、と許されやすいものです。

それは、多くの20代前半女性が見た目重視だからなのです。しかし、20代後半になると、お金も無いただのイケメンは観賞用なだけで急に同年代からは相手にされなくなります。

むしろ、貧乏イケメンより、経済力があるブサイクのほうが20代後半女性の恋愛対象枠になります。

生活や結婚を現実的に考えだす時期である20代後半では、タイプも見た目よりも経済力を意識したものになってしまうのです。

刺激的な男性よりも安心感

刺激的な男性

20代前半の女性は「今」を楽しむ世代です。ですから、毎日ドキドキさせてくれるような、アクティブな男性を好みます。恋愛は刺激を楽しむものという意識が高いのも1つの特徴です。

また、彼のことを考えるとドキドキする、キュンキュンするのは刺激的な恋愛ならではでしょう。

しかし、そんな恋愛を多く経験してきたのが20代後半。精神の安心が一番の癒しになることに気付く世代なのです。そして安定が一番の幸せとも気付く時期でもあります。

仕事が忙しくなる20代後半女性には、胸が躍るドキドキ感よりも好きな人とのまったり時間で癒されるほうが、価値が高いのです。

束縛しがち→余裕が生まれる

彼氏に対する余裕

心の余裕加減ももちろん違ってきます。恋に心配はセットですが、その表現方法に差が出てきます。

20代前半は、彼が女の子も参加する飲み会に参加するだけで心配、耐えられない、嫉妬に狂う人もいるかもしれません。そして行ってほしくない、自分だけを見てほしいというわがままが先行します。

ここで出るのが「束縛」です。「束縛」にはあなたの心の余裕の無さが表れています。ただし、必ずしも「束縛」はマイナスにはなりません。

甘えるように伝えたり、軽いやきもちにうまく変えた言い方など伝え方を工夫にすれば、男性に可愛いと思わせられます。この可愛いと思わせる言い方は、20代前半女性の特権といえるでしょう。

一方で20代後半になると相手の自由を尊重するほどの余裕が生まれてきます。ここで出るのが「信頼」です。束縛の反対です。信頼できる心の強さは心の余裕を生み、相手への優しさに代わります。

そして、その優しさは、相手を縛るだけでは得られにくい、心の通じ合いに繋がっていきます。

20代後半女性は、前半に比べてお互いの心が通じ合っているような落ち着いた恋愛を好むようになります。求める関係性が変わっていくのです。

依存から自立に変わる

自立した女性

若さゆえの恋愛は依存型が多いものです。それが悪いわけでも間違っているわけでもなく、まっすぐな恋愛だからこそといえます。

いつでも何をしていても彼のことを考えていたり、LINEの返信が遅いと不安になったり。

しかし、20代後半になると、自然に恋愛と生活のバランスが取れるようになります。身体は1つしかありませんからね。仕事をしながら依存型の恋愛は精神的にも体力的にもしんどくなってきます。

恋愛バランスの保ち方を理解し、割り切れるようになるのも20代後半の恋愛の特徴といえるでしょう。

感情からのぶつかり合いから大人の話し合い

大人の話し合いをする女性

もっとお互いの距離を縮めたくて、関係を良くしたくて始まる喧嘩。20代前半は喧嘩でさえも恋愛のスパイスに捉えます。

お互いに向き合うこと恐れて言い合いを避けてばかりだと、一向に心の距離は縮まりません。

しかし、若さゆえの勢いもあり、売り言葉に買い言葉での喧嘩の回数が多くなりやすいのが玉にキズかもしれません。

感情的に言い合うと、決定打の一言を言ってしまう確率も高いですよね。その一言が別れの原因に、なんてことも考えられます。いちど口から出した言葉は消すこともなかったこともできません。

しかし、20代後半にもなると、冷静さを忘れずに話し合うことを選ぶようになります。20代前半の苦い経験もあり、感情をぶつけるだけの喧嘩の危険性を知っているからです。

また、先に謝ることで事態を収拾する、「負けるが勝ち」という意味を理解できているのも20代後半女性の強みでしょう。

1回の恋愛の重みが増す

恋愛の重み

年齢を重ねるごとに気軽に付き合うことや恋愛自体に臆病になることはよくあります。それは年齢的に後がないので、慎重になりすぎることも1つの原因です。

臆病になるということは、真剣さの裏返しとも言えます。初めから相手の条件をみる、なんだか悪く聞こえるかもしれません。

しかし、このことは相手の男性と将来を見据えるため、また自分の安売りをしないための恋愛観の変化といえるのです。

また、Hに対しても変化がみられます。20代前半は、彼とのH自体を楽しんだり、気軽にそんな関係に応じたり。Hが1番相手を近く感じる手段だと感じているでしょう。

確かにHは大事なコミュニケーションの1つです。しかし、恋愛はHだけではありません。

頻繁にHをせずとも、裸で抱き合うだけでも精神的繋がりを感じられる、20代後半はそのことに気付き始める時期です。

体の関係だけでなく、心まで寄り添える、気持ちを理解してくれる相手と夜そのものの時間を楽しむようになるのです。

20代で誰しも恋愛観に変化がある

20代の恋愛観

いかがでしたでしょうか。恋愛観が変化する傾向は大きく2つに分けることができます。ざっくり言うと、それは社会人として責任を持ち始める20代前半と、本気で結婚を意識し始める20代後半。

年代が変われば恋愛観が変わり、恋愛観が変われば求めるタイプも変わります。恋愛観の変化は女性が幸せな人生を送るために必要な変化なのです。

特に20代後半は前半と違い、結婚など将来を意識しだす「人生をかける」時期ですから、恋愛に慎重になって当たり前。

恋愛観の変化はなにもおかしいことでもいやらしいことでもなく、極めて自然なことです。変わることを恐れずにいきましょう。受け入れた先にある大人の恋愛もきっと良いものですよ。

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