結婚がゴールになりがちな人の特徴と結婚を再考すべきことは?

結婚

結婚をゴールにしないために考えるべきことは?

あなたは結婚に対してどのようなイメージを持っていますか?

幸せな人生を手に入れるためのゴール。もしくは、幸せな人生の始まり。人によってイメージはさまざまかも知れません。

しかし結婚がゴールだと思っている方がいたら、要注意です。考え方を改めたほうが良いかもしれません。

結婚はあくまでもスタートです。決してゴールではないのです。

結婚がゴールになりがちな人の特徴と、再考すべきことを説明します。

結婚がゴールになりがちな人の特徴

独りの方が手に入れやすい幸せを望む人

独りを望む男性

独身だからこそ手に入る時間や事柄ってありますよね。

例えば、一人で自由に過ごせる時間、自分だけで好きに使えるお金、自分だけの世界に浸れる自分の部屋…などです。

ひとりだからこそ享受できる幸せを望む人は、結婚をゴールになりがちです。現実に結婚は相手と2人で生活を作り上げているスタートラインです。

いままで別々に暮らしてきた男女が一緒に生活していくわけですから、イチからすべてのことを構築していく必要があります。

一緒に住む部屋の内装や家具から、2人で過ごす時間や生活の決まり事、家事の分担をどうするか…。そのほか全ての事柄を決めていく必要があります。

相手がいることなので、いままでのようにあなたの自由にできるわけでもありません。

2人の好みや希望を擦り合わせながら、2人でルールを作っていく必要があるので自由さは独りの方が多いかもしれません。

誰かが幸せにしてくれると思っている人

幸せに対して受け身な女性

受け身な姿勢で、誰かが自分を幸せにしてくれると思い込んでいる人も、結婚をゴールだと思いがちです。

なんとなく「結婚すれば幸せになれる」と思っている女性も、注意が必要です。

結婚は、相手が自分を幸せにしてくれるというのは幻想です。夫が妻を支えると同時に、妻も夫を支えてこそ成り立ちます。2人の支え合いがあって、幸せな暮らしが成り立ちます。

結婚してから、2人が強力することで、平穏で幸せな暮らしを手に入れることができるのです。

時には喧嘩もするでしょうし、お互いの気に入らない点も出てくるはずです。数々のトラブルを2人でうまく協力して解決していくことが、結婚生活では必要です。

共働き夫婦が多い現代では、家事の分担や分業も大切です。受け身ではなく、自分が相手を幸せにする姿勢が求められるのです。

相手に感謝や愛を伝えない人

相手に感謝や愛を伝える女性

「結婚はゴールでしょう」「彼に幸せにしてもらう」と考えている女性は、相手に感謝や愛を伝えないことが多い女性です。

過保護な家庭で育ったリ、いままで周りにチヤホヤされてきた女性に多く見られる特徴です。

「してもらって当たり前」という考えでは、幸せな結婚生活を築いていくことは難しいのです。

幸せな生活をしていくためには、お互いが協力し合うことや、常に感謝の気持ちを伝えあうことが、とても重要です。思い遣りを持って接していれば、いつまでも仲良く生活して行くことができます。

「言わなくてもわかるでしょ」ではなく、感謝の気持ちを常に伝えるようにしましょう。「ありがとう」の気持ちは、受け取るととても嬉しいものです。

また「好きだよ」「愛してる」などの愛を伝える言葉も大切です。いつまでも愛を伝えあえる関係であれば、愛が冷めることはありません。

再考すべきことは?

結婚式が目的となっていないか考える

晴れやかな結婚式

「周りが結婚するから」「親にウェディングドレス姿を見せたいから」という理由でなんとなく結婚する人は注意が必要です。

結婚式を挙げることが目的やゴールになっていませんか?

本当に重要なのは、結婚式ではなく、結婚したあとにどういう暮らしを2人で築いていくかということです。

結婚式で友達にどう見られたいかとか、見栄を張りたいとか、周りを気にするのはやめましょう。

これからの人生まだまだ長い道のりです。一緒に暮らしていく相手と、楽しい生活を送れるかどうかで、人生が楽しいかどうかも決まります。

結婚式をゴールにせず、どうすれば相手と明るく楽しい家庭を築いていけるかを最優先に考えましょう。

彼との子育ては楽しそうか

彼との子育て

結婚はゴールではなく、新しい人生の始まり、スタート地点です。彼と新しい家族になったあとは、子供を産み、家族が増えていきます。

彼との結婚生活がどんなものになりそうか、できるだけ詳細にイメージしてみましょう。

彼と新婚生活を楽しんだ後、子供を作り、育てていく想像をしてみてください。彼との子育ては楽しそうですか?

初めての子育てはとても大変なものです。彼と協力し合い、楽しんで子育てできるか想像してみてください。また、彼の子供はどんな子供になりそうか、イメージしてみましょう。

「彼の子供だったら可愛いだろうな」「楽しくて賑やかな家庭になりそうだな」と良いイメージができれば問題ありません。頭に浮かんだイメージを目標に、幸せな家庭を築いていきましょう。

彼が病気になっても看病したいと思えるのか

彼の入院先での看病

結婚がゴールになっている女性は、幸せになれそうということしか考えていません。しかし現実には、結婚や人生そのものには、困難もつきものです。

本当に彼のことを大事に思っているのならば、彼が辛く悲しい思いをしているなら、分かち合いたいと思うはずです。彼の病気を自分の仕事や趣味など個人的なことより優先する必要があるのです。

まだ起きていないマイナスの想像ばかりするのはおすすめしませんが、本当に彼を支えていく自信があるのか考えてみてください。

自分が幸せにしてもらうことばかり考えていたら、相手を幸せにすることはできないかも知れません。

2人でしあわせになりたいのなら、相手のことも幸せにしようとする覚悟が必要です。

楽しいことは一緒に共有し、悲しいことや苦しいことは2人で分かち合い半分にする…。そんな気持ちで結婚に向かうことがとても大切です。

彼がだらしないときに叱る誠意があるか

彼を叱る女性

結婚はお互い支えあいながら、自らを高めあいながら成長していく場でもあります。相手のことを本気で考えているかが重要です。

例えば彼がだらしないときに、叱る覚悟はありますか?頼りなくて誠意のない態度を示した時、本当に彼のことを思っていたら、彼のためにも叱ることが必要です。

悪いところは悪いと言ってあげないと、相手は気付かないままです。人間的に成長してもらうためにも、気になるところは指摘してあげることが必要です。

お互いがうまくやっていくためにも、思ったことはしっかり伝えられる環境が大切です。不満を口にしないままだとストレスも溜まりますし、改善しないまま不満が募ります。

介護することになっても添い遂げる覚悟があるか

治療に必要な薬

人間みんな老いからは逃れることはできません。必ず年を取りますし、必ずいつかはあの世からお迎えが来ます。

結婚というのは、最期まで添い遂げる覚悟があるということ。そして、介護をすることになってもきちんと受け止められる覚悟も必要です。

寿命が延びた分、介護を受ける人の数も年々増えています。つまり、結婚した夫婦は、どちらかが相手を介護することになるのです。夫が倒れたら、妻が介護しなければならなくなります。

介護はとても辛く大変なことです。それでも愛している人だから、世話になった相手だから、介護をするんです。

あなたは彼が倒れたとしても、介護し続けることができそうですか?

大好きだからどんな彼でも支えたい、という気持ちが大事です。

結婚はゴールではなくスタート

結婚指輪

結婚がゴールになりがちな女性の特徴と、再考すべきことを説明しました。

なんとなく周りに流されて結婚していまうと、結婚=ゴールだと思ってしまいがちです。しかし結婚はあくまで新しい生活のスタートです。

結婚をスタートさせ、どう2人で居心地の良い家庭を築いていくかがとても重要です。

結婚をゴールにしてしまう前に、一度考え方を見直してみてください。大切なのは、2人で思いやりを持って、生活していく心持ちです。

楽しいことも悲しいことも2人で分かち合い、幸せな家庭を築いていきましょう。

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