これから「嫁」となる身として、少しでも印象を良くしておきたい結婚挨拶。相手の家に持っていく手土産選びは重要なポイントとなります。
でもいざ手土産を選ぼうとすると、何を買って良いのか悩んでしまいますよね。
手土産の相場は3,000円程度です。事前に手土産についてのリサーチをして、どこで何を買うかを決めておくようにしましょう。
手土産は「挨拶する機会を作ってくれた感謝の気持ち」です。自分のポイント稼ぎが目的にあったとしても、まずは感謝の気持ちを持って手土産を選ぶと良いですね。
今回は手土産におすすめの品を7つ紹介します。結婚挨拶を控えている人は、参考にしてくださいね。
結婚挨拶の手土産におすすめ7つの品とは?
相手に両親の好みを聞いておくのがベスト
どんなに良い物を買っても、相手の両親が好みでなければ意味がありません。高級なワインを買っても、お酒が飲めなかったら意味がありませんよね。
彼に両親の好みを聞いてみましょう。
- 和菓子派?洋菓子派?
- お酒は好き?
- 何かはまっているものはある?
- 必ず欠かさずに食べているものはある?
どんなことでも良いので両親についての情報を集めてください。相手の好みを知っているのと知らないのでは、選ぶ品物も大きく変わります。
彼と相談しながら好みに合わせたものを買っていけば、「考えて選んでくれた」気持ちも伝わるでしょう。自分本位な手土産にならないようにしてください。
自分の出身の名産などが定番
まず相手の家の近くのお店で購入するのは絶対にNGです。「先ほどそこで買いました」感が満載で良い印象ではありません。
反対に自分の出身の名産を用意して持っていくと、事前に準備していたこが伝わりますよね。わざわざこの日のために取り寄せてくれたことに感銘するのです。
そして「私は〇〇県出身で、この〇〇が名産です」と言って渡しましょう。自己アピールや会話のネタにもなります。
出身地の名産であれば、ある程度名前も知られているのでハズレなし。3,000円ほどで購入できるものを選んで用意しましょう。
当たり障りのないものであれば和菓子・洋菓子
どうしても思いつかないし時間もない・・という時は、無難でものを用意しましょう。当たり障りのないものとしては和菓子・洋菓子です。
和菓子
両親世代の人であれば、和菓子は喜ばれます。今はオシャレな和菓子も増えていますので、地味な印象もないでしょう。
- おまんじゅう
- かりんとう
- 大福
- おせんべい
- どら焼き
- ようかん
このような和菓子を手土産にすると、ちょっと古風な印象を与えます。両親に渡す手土産として和菓子を選ぶ気遣いも評価されるでしょう。
ただ和菓子は好き嫌いがあります。事前に彼に聞いてから用意するようにしてください。
洋菓子
デパ地下に行くと、有名店の洋菓子がズラリと並んでいます。今洋菓子おレベルはとても高くなっています。
少し年配の方でも食べやすいものも多くあるので、有名店の洋菓子にしても間違いないでしょう。
- クッキー
- カステラ
- ワッフル
- マドレーヌ
- サブレ
- チョコレート
- ゼリー
季節に合った食べやすいものをセレクトしてみましょう。カラフルなものよりもシンプルめの方が良いでしょう。また好き嫌いの確認も忘れずにしてくださいね。
迷ったら日持ちする自分が好きな物
どうしても決まらない時には、自分が自信を持っておすすめできるものを選びましょう。自分で美味しいと感じたものなら間違いないはずです。
その際に気をつけるポイントは2つです。
日持ちするもの
賞味期限の早いものはやめましょう、間違っても生ケーキのような今日明日中に食べなくてはいけないものは手土産としてNGです。
挨拶時には相手の両親がお菓子を用意してくれているはずです。手土産をその場で食べるということはないでしょう。
後日ゆっくり食べてもらえるよう、短くても1週間は賞味期限が先のものにしてください。早めに用意しすぎて賞味期限ぎりぎりなんてことがないように注意も必要です。
個包装なもの
同じバウムクーヘンでも、大きな丸で売られているものと個包装タイプのものがあります。この場合は個包タイプを選びましょう。
多きいタイプのものは一度開封してしまうと、すぐに食べなくてはいけません。両親が二人暮らしの場合だと負担になってしまいます。
好きな時に少しずつ食べられる個包装タイプがおすすめです。
モナカやバウムクーヘンは縁起がいい
お菓子にも縁起の良いものがあるのをご存知でしょうか。結婚の挨拶ですから、縁起の良いものを意識して持っていくのも良いですね。
モナカ
モナカは上と下が合わさっているお菓子です。これは結婚にはとても縁起が良いとされています。また中に入っている豆の赤色には厄除けや邪気払いの力があると言われています。
バウムクーヘン
バウムクーヘンは何層もの生地が重なっています。このことから何重にも重ねて良いことが続くようにと願いがこめられています。
またバウムクーヘンという名前は年輪という意味があり、繁栄や長寿を意味します。
他にもある縁起がいいお菓子
他にも紅白饅頭は昔からおめでたい時に食べるお菓子として有名です。金平糖も丁寧に時間をかけて作られることから、新しい家族になる時に送ると良いとされています。
お菓子ではないですが、紅茶は「幸茶」につながり、縁起の良い飲み物です。甘い物が苦手な両親には紅茶を手土産にするのも喜ばれるでしょう。
ご年配の方ならかりんとうなど優しい味
ご年配の人はこってりとしたお菓子よりも、昔から親しまれている優しい味を好みます。その代表となるのがかりんとうです。
黒砂糖で仕上げているので甘すぎずに食べやすいのが魅力です。お茶うけにも最適なので、家にあると年配の方は使いやすいお菓子といえるでしょう。
かりんとうを手土産にするのは地味な印象もあります。でも調べてみると今はキレイに個包装されたかりんとうも多く出ています。
きなこや黒蜜を使用したお菓子や、硬すぎずに食べやすいお菓子も良いですね。見た目にばかり拘らず、食べる人の身になって選ぶ気持ちがもらった時に嬉しいものですよ。
お酒が好きならおつまみや日本酒など
相手の両親がお酒好きであれば、お菓子よりもおつまみや日本酒が喜ばれます。どんなお酒が好きなのか彼にリサーチしてもらいましょう。
おつまみでおすすめは?
手土産におつまみ・・なんだかイメージがわきませんよね。でも今はオシャレなおつまみがたくさんあるんですよ。
例えばサラミなんかは、木箱に入って3,000円ほどで売られています。お酒のおつまみの定番ですので、お酒好きには嬉しいですね。
他にも生ハムやチーズ。パテや○○漬けなんてものもお酒によく合います。どんなお酒が好きで、どんなおつまみが合うのかを考慮して決めましょう。
お酒を持っていくなら?
お酒好きと言っても、ビール好きもいれば日本酒好きもいます。まずはなんのお酒が好きなのかを知っておきましょう。
日本酒好きであれば有名どころの日本酒で720mlの大きめのものを用意。デパートで買えば包装までしてくれます。スーパーでは買わないでくださいね。
焼酎好きの場合は、さらに芋・麦・米があるので細かく聞いておきましょう。またウイスキー好きの場合は好みが分かれやすいので定番のものが無難です。
ビールが好きな場合は、ビールを手土産にはできないのでおつまみを用意した方が良いでしょう。
結婚挨拶の手土産はリサーチが大切
手土産のおすすめを紹介しました。どの品物でも共通していえるのは相手のことを考えて選ぶのが大切ということです。
自分主観ではなく、相手の両親のことを考えて選んでください。そうすればどんな品物でも相手の両親が不快に感じることなんてありません。
手土産で大切なのはマナーと気持ちです。あなたの結婚挨拶がよい時間となりますように!