結婚半年で離婚危機の原因と対処法とは?

結婚

期待いっぱいで始まった結婚生活。しかし結婚することで、近づくはずの二人の距離が離れてしまうこともあります。

バタバタとした新婚生活が落ち着いたら、すぐに離婚の危機。一生一緒にいることを誓ったはずなのに、短期間で離婚危機になるなんて自分でも混乱してしまうことでしょう。

自分には何か欠陥があるのか。相手が結婚に不向きな人だったのか。半年での離婚危機は、責任の擦り付け合いとなってしまいます。

では実際に半年で離婚危機になってしまう原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。今回は原因と対処法について紹介します。

結婚半年で離婚危機の原因と対処法とは?

結婚への期待が先行していた

結婚への強い憧れ

結婚をする時に、「この人となら100%うまくいく」と確信している人は少ないものです。誰しも何らかの不安を抱えているものでしょう。

  • 少し気が合わない部分がある
  • お金の使い方が理解できない
  • 些細なことで喧嘩をしてしまう

このような不安を抱えたまま結婚しても良いのかと悩む人も多いでしょう。でも結婚には何か大きな力があるように感じるのです。

結婚に対する期待が不安を上回ります。結婚すれば、どうにかなるという不思議な自信がわいてきてしまうのです。

しかし実際は結婚したからといって、人間が変わるわけではありません。二人の関係性も何も変わることはないでしょう。

そのため抱えていた不安は的中してしまいます。どうにかなると思っていたことが、半年たったところでどうにもならないことに気が付くのです。

結婚という魔法のような言葉に期待しすぎてしまったのでしょう。もう少し現実を見る目が必要だったのですね。

金銭的に厳しい

足りない結婚生活の資金

どんなにお金がなくても、愛さえあればどうにかなる。逆にお金があっても、愛がない結婚なんて上手くいくわけがない。結婚前はそう思うでしょう。

でも実際はお金と愛情は切っても切れないものであり、比例するものでもあります。お金があれば愛情も豊かになりますし、お金がなければ愛情も減ってしまうのです。

結婚をするとお金は増えると思いますか?それとも減ると思いますか?結婚した後のお金のあり方について考えてみましょう。

共働きの場合

夫婦ともに働くのですから、家計の収入は2倍になります。しかしかかるお金ももちろん2倍になります。貯蓄だって必要になりますよね。

そうなると独身時代よりも使えるお金は減ります。もし実家生活をしていた人であれば、使えるお金の少なさに驚く人もいるでしょう。

夫の稼ぎがあれば自由に使えるお金も多いですが、そうでない場合は金銭的に負担となるでしょう。

専業主婦の場合

夫の収入のみで生活をやりくりするのですから、自由に使えるお金なんて微々たるものです。

それでも子供のことや将来のことを考えながら、生活しなくてはいけません。金銭的な余裕がなく我慢しながら生活をすることになるのです。

どちらにしても金銭的に厳しいと、心の余裕がなくなります。心の余裕がないと、相手への思いやりもなくなります。そして愛情を失ってしまうのです。

ささいな生活のすれ違い

日々の生活のすれ違い

結婚相手は大好きな人とはいえ、他人です。生まれ育った環境が違うのですから、わかり合えないことも多いのは当然のことです。

最初は小さくてささいな生活のすれ違いだったのでしょう。トイレのふたの開け閉めや、洋服のたたみかた、キッチンの使い方などです。

でも小さくてささいなことでも積もり積もると大きなストレスになります。毎日のことだからこそ、嫌気がさしてしまうのです。

また家事の分担がうまくいかないこともあります。やったつもりなのに評価されない。やってほしかったのに何もしていない。このようなことが毎日積み重なります。

イライラとした小さなストレスは、半年もあれば蓄積されて大きなストレスとなります。一緒にいること自体がストレスとなり、離れたくなってしまうのです。

浮気など倫理的に問題があった

浮気相手の女性

新婚とはいえ、倫理的に問題があれば離婚するのも早いでしょう。むしろ新婚だからこそ許せない問題となるのかもしれません。

倫理的な問題とは、主に浮気があげられます。結婚が長く、切れない絆や情があれば許せることもあるかもしれません。子供がいても考え方は変わるでしょう。

しかし結婚して半年で浮気が発覚しては、許せない気持ちしかないですね。そんな夫との未来なんて想像できません。

実際にスピード婚をする男性には、熱しやすく冷めやすい傾向があります。自分のものになると、すぐに他の女性に目移りしてしまうのです。

まだ半年だからと大目に見るのか。まだ半年だからこそ許せないと感じるのか。これは夫婦の話し合いですが、おそらく後者がほとんどでしょう。

倫理的な問題は他にも、借金や暴力などがあります。どの問題も早めに離婚を考えた方が幸せになれる気がしてしまいますね。

対処法とは?

親に相談してみる

親への相談

まずは人生の大先輩であり、自分の一番の理解者である親に相談してみましょう。親は他の誰よりも、あなたの幸せを願っている人です。だからこそ一番良い方法を一緒に考えてくれます。

もちろん結婚して半年で離婚の相談ですからね。親は悲しむかもしれません。自分の責任だと怒る人もいるでしょう。

でも最終的には、やはり親なんです。悲しんでも怒っても、そこには最強の愛があります。だからすべてを受け止めましょう。

また親は結婚のベテランです。きっとあなたを産んで育てている中で、夫婦での危機も多数経験していることでしょう。ぜひ良いアドバイスをもらってください。

直してほしいことと我慢できることを分ける

彼に直してほしいことを伝える女性

結婚生活はすべて自分の思い通りにいくわけではありません。それはどんな夫婦でも同じですし、相手にも同じことがいえます。

つまりお互いに多少の我慢は必要です。思い通りにならないことや気に入らないことを、すべて直してもらっていては疲れてしまいます。結婚をしても安らぐことができません。

そこでまず自分の中で相手に直してほしいことと我慢できることを分けてみましょう。そして我慢できることは大目に見て、直してほしいことのみ伝えてください。

また直してほしいことも抽象的にではなく、具体的な境界線を決めて伝えると良いでしょう。少し例をあげてみます。

帰ってきて靴下をリビングに脱ぎ捨てるのは我慢できること。でもお風呂に入らずに布団に入るのは我慢できないから直してほしい。

飲み会続きで帰りが遅くなるのは我慢できること。でも終電を逃してしまうのはやめてほしい。飲みすぎて記憶をなくすのもやめてほしい。

休みの日に遅くまで寝ているのは我慢できること。でも夕方までパジャマでダラダラすることはせず、せめて昼過ぎからは一緒に出掛けてほしい。

このように、ここまでは自分の中でOK。だけどここを越えると我慢できないという境界線があるはずです。その許容範囲を越えてしまうことを伝えてみてください。

言わなくてもわかっていると思ったら大間違いです。夫婦でも言わないとわからないことばかり。だからこそ、伝える努力もしていきましょう。

耐える

時間の経過を待つ女性

まだ結婚して半年です。夫のことを上手く理解できていないだけかもしれません、夫や夫婦間のコントロールの方法がわからないだけかもしれません。

もう少し様子を見てみましょう。もちろんそれは苦痛な時間であり、耐えることになるのかもしれません。それでもわかることや変わることもあるはずです。

人は日々変化します。同時に人の関係も変化していくものです。耐えているうちに、相手や夫婦の関係性が少しずつ変わってくるでしょう。

それが良い方向に行くように務めながら、忍耐強く結婚生活を送ってみてください。

結婚半年で限界を感じてももう少しだけ頑張ってみる

もう少しだけ彼との結婚生活を頑張る女性

半年は、短いようで長いものです。きっと結婚して半年たった頃に、限界を感じて離婚が頭をよぎり始めるのでしょう。

しかし一般的には半年は短いものです。もう少し時間をかければわかり合えることや変わることだって、たくさんあるはずです。

せっかく結婚をした相手です。焦って離婚はせずに、自分にできる努力をしてみましょう。そしてお互いにもう一度歩み寄ってみてください。

結婚生活はこれからです。もう少し踏ん張ってみましょう。

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