結婚を機に退職する女性が知っておきたい7つのことは?

結婚

「寿退社」というのは、女性にとって憧れの言葉ですよね。幸せになる女性が選択する道であるように感じるものです。

でも今は結婚しても働き続ける女性がとても増えています。あなたは「結婚する=退職する」ということを深く考えて決めましたか?

結婚をして退職することでのメリットやデメリットは理解できているでしょうか。

退職をしてから後悔して、夫婦喧嘩に発展しないために!結婚を機に退職する女性が知っておきたいことを7つ紹介していきます。

結婚を機に退職する女性が知っておきたい7つのことは?

寿退社をして後悔しないかもう一度だけ考える

仕事を頑張る女性

今は結婚という文字に気分が舞い上がっているかもしれません。彼と結婚すれば、それだけで幸せな生活ができると夢見ていることでしょう。

もちろん結婚は幸せなことです。専業主婦になって大好きな彼の帰りを待つことができるのは、すごく素敵なことですね。

でも今まで自分が頑張ってきた仕事を辞めて、本当に後悔しませんか?

辛くても努力を重ねてきたはずです。少しずつキャリアを積み重ねてきたはずです。仲間との絆を深めて歩いてきたはずです。

自分がやってきたことを、結婚することで手放しても後悔しないか。もう一度考えてみてください。

夫と経済面の相談をする

夫とお金の相談をする奥さん

仕事に未練がなく、辞めて専業主婦になりたいと願う人もいるでしょう。でも現実的に難しい場合もあるのです。

旦那の収入が満足いくものであれば、あなたは自由気ままな主婦ライフが送れます。でも収入に不安がある場合は、共働きをしないと生活が苦しくなります。

結婚して子供がいないのであれば、働き続けていても大きな支障はありません。むしろ稼ぎ時でもあるんですよね。

現状でぎりぎり旦那の収入で生活できるのであれば、子供ができたら赤字です。貯金もできない生活になるでしょう。

だったら今のうちに旦那の収入で生活。そして自分の収入はすべて貯金するなど、蓄えを増やしておく必要があります。

結婚したからといって、すべての夢が実現するわけではありません。夫婦で今後の経済的な部分をきちんと相談して決めていきましょう。

既婚者女性の採用は甘くない

既婚者女性の働く現実

結婚を機に退職をして、落ち着いたら再就職をしようと考えている人もいるでしょう。でも既婚女性の採用は甘くありません。

「結婚を機に辞めたけれど、また働きたい」というと採用担当者には印象が悪いのです。主婦ならパートなどでいいのではないかと思われたりもします。

女性の社会進出が積極的になっているとはいえ、まだまだ日本では容易なことではありません。

それに多くの人は結婚の次に妊娠して出産するというイベントがあります。今採用しても1~2年で妊娠してしまうのではと考えると採用も控えてしまうものです。

もし「とりあえず寿退社」を考えているのであれば、既婚女性の採用の現状も把握しておきましょう。正社員として働くのであれば、辞めない選択も必要となるでしょう。

今の会社で継続して働きたいなら時短勤務が可能かたずねてみる

時間を短くして働く女性

結婚をしても今の会社で継続して働く決意をした場合、少し働き方を変えてみるのもおすすめです。時短勤務について可能かどうかたずねてみましょう。

結婚をして旦那は仕事に専念してもらい、家事はすべてやりたいと思う女性は多いでしょう。でも今までのようにフルタイムで働いて、家事もしようと思うと大変です。

時短勤務とは、その名の通り時間を短縮して業務を行うことです。一般的には6時間ほどが多いでしょう。もちろん給料は減りますが、負担も減ります。

時短勤務は、産休育休明けの子育て中のママしか取得できない会社もあります。でも寿退社を減らすために、既婚女性であれば取得できるという会社も増えてきています。

まずは会社に相談をして、負担なく働けるような方法がないか考えてみてください。

退職の意思が固ければ、遅くとも1か月前までに連絡

退職の連絡

色々と考慮したけれど、やはり結婚を機に退職をすると決めている人。退職するのであれば、あとは「立つ鳥跡を濁さず」を目指しましょう、

あなたが退職することで会社が混乱したり、何か漏れが出てしまっては大変です。退職した後に何もなかったかのように稼働できる状態にするのが退職する者の役目です。

3か月前に直属の上司に相談

法律では2週間前までに退職届を出せば良いとされています。でも実際に2週間前に退職を伝えると、その後の出勤は10回程度。きちんとした引き継ぎや挨拶ができませんね。

結婚が決まった時点で、今後の仕事について二人で話しあいましょう。そして余裕をもって3か月前くらいに直属の上司には相談しておくのが良いです。

上司が知ってくれていれば、新しい仕事を振られる心配もありません。今後のことを配慮しながら仕事を進めてくれるはずです。

遅くても1か月前に正式な辞表届を提出

遅くても1か月前には正式に辞めることを伝え、辞表届を提出しましょう。朝礼などで、あなたが辞めることも発表されることでしょう。

そうすれば周囲もわからないことはあなたに聞いてきます。あなた自身も引き継ぎがしやすいでしょう。

1か月あれば、あなたも周囲も心構えができた上で仕事を辞めていく準備ができます。遅くても1か月前には報告をしてくださいね。

少しずつ引き継ぎスタート

今まで自分でやってきた仕事を人に任せるのは嫌な場合もあるでしょう。最後までやり遂げたいという責任ある人もいるでしょう。

しかし辞める決意をしたのであれば、人に任せていくことに徹していく必要があります。小さなことでも自分の知っていることは後輩に引き継いでいきましょう。

専業主婦を決意したなら家庭のほかにやりがいを探す

専業主婦として料理を頑張る女性

専業主婦になると、新婚当初は毎日がキラキラしていて新鮮で幸せです。仕事に行かなくていい幸せ。好きな人の帰りを待つ幸せ。

満たされて過ごす毎日でしょう。

しかし専業主婦であることに慣れてしまうと、ただ家事をして旦那の帰りを待つ生活に不満を感じます。孤独で惨めに思えてきてしまうことがあるのです。

仕事をしていると、誰かに必要とされます。成功すれば評価されます。頑張った分はお給料として還元されます。

専業主婦は無償でやるのが当たり前。特別に評価されたりすることもなければ、給料も発生しません。旦那の給料を上手くやりくりして生活するのです。

そして社会に取り残されてしまった疎外感で満たされない毎日に変わります。

専業主婦になると決意したのであれば、旦那のために生活するのはやめましょう。自分のためになる何かを見つけて生活するのです。

趣味でもいいですし、資格取得のための勉強でも良いでしょう。夢を持って歩いていくことが大切です。

いつか自分の夢を実現させるための第二の人生のスタート。今は準備期間。気持ちを前向きにして家庭以外にやりがいを見つけてください。

そうすることで充実した専業主婦ライフを送れるでしょう。

家でできる仕事を探すのもあり

在宅ワークをする女性

今までは自分で稼いだお金で好きなものを買えましたよね。でも専業主婦になるとすべては旦那の稼ぎになります。

欲しいものを自由に買うのは、なかなか気が引けます。それに旦那の収入によっては、生活に余裕がない場合もあるでしょう。

そんな時には空いている時間に家でできる仕事を探すのも一つの手です。家でできる仕事なら、すべて自分のペースですることができます。

家事が一通り終わって午後に2時間余裕ができるのであれば、1日2時間でできる仕事を探してみましょう。

パソコンができるのであれば、クラウドソーシングサービスなどもおすすめです。ネットの中で募集や発注をしているので家にいながら自分の得意分野の仕事を探せます。

単価は低いものもありますが、コツコツとお小遣い程度に稼ぐことはできます。自分の欲しいものは自分のお金で買えればノーストレスですよ。


結婚を機に退職すると予想外のことが起こる

結婚を機に退職して困る女性

憧れや勢いで結婚を機に専業主婦になる女性も多くいます。でもそれでは後悔することになってしまうでしょう。

退職することで起こりうることを知った上で、今後の自分の道を夫婦で選択しましょう。

知った上での決断と、知らないでの決断では意味が大きく違います。後悔しないように仕事の進め方を決めてくださいね。

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