毎日が辛くて憂鬱だと、現実逃避をしたくなりますよね。自分を救い出してくれるような場所に行きたいと考えるのは当たり前です。
そこで女性は幸せなイメージの強い「結婚」に逃げてしまうのです。結婚をすればすべてから解放されて、解決できるような気がするのでしょう。
しかし実際に結婚に逃げて後悔をした人は多くいます。なぜなら結婚は、逃げるためにするものではないからです。
今回は結婚に逃げないように、結婚に逃げてはダメな理由と対処法を紹介していきます。後悔する前に読んでくださいね。
結婚に逃げてはダメな理由と対処法とは?
結婚へ逃げていることが分かって気持ちのいい彼氏はいない
結婚は、自分だけのためにするものではありません。相手のことも考えてするものですよね。そしてお互いの意思が一致した時に決断できるものでしょう。
「この人と生涯を共にしたい」
「一生をかけて守り支えたい」
「好きだから離れたくない」
このように前向きでありプラスの気持ちから生まれるのが「結婚」です。二人で一緒に幸せになることを考えて出すゴールであり、新たなスタートとなるものですね。
しかし自分の抱えている何かから逃げるための結婚だとどうでしょう。
「現状を変えたいから結婚したい」
「結婚して幸せになりたい」
「結婚をすればここから逃げることができる」
自分のことしか頭にありません。相手への想いや相手の気持ちなんて何もないですね。後ろ向きでマイナスな気持ちばかりです。
これでは結婚を希望された彼氏はどう思うでしょうか。「誰でも良いから結婚がしたいのかな?」と感じますよね。自分と結婚する意味があるのかと不快に思うでしょう。
逃げるための手段として結婚を決めては、相手に失礼です。逃げるために利用されている気持ちになってしまいます。
結婚は二人の気持ちを尊重してするものです。自分本位の手段に利用して大切な人を傷つけることにならないよう気をつけましょう。
専業主婦になれたとしても離婚しないとは限らない
結婚に逃げる女性の多くは、何から逃げたいのかというと「仕事」なんです。仕事していることや人間関係に疲れてしまい、結婚して寿退社をしたいと思うのでしょう。
結婚すれば、夫の収入に頼ることができるので、専業主婦という選択ができます。仕事や人間関係で悩むこともなくなります。
しかし逃げることでした結婚生活は、上手くいかなくなることも多いです。専業主婦になっても、離婚してしまう可能性だってあります。
もしまた独身になってしまったら、再び働きに出る必要があります。そうなるとブランクもありますし、貯蓄もあまりない状態からの再スタートとなり厳しいものです。
色んなことを想定すると、結婚=退職という方法はおすすめではないのです。収入は多いにこしたことはありませんからね。
結婚しても働けるうちは働く女性の方が増えています。つまり結婚しても仕事から離れることは難しいと思っていた方が良いのです。
逃げるために結婚しても、逃げることはできなかった・・。なんて結果になっては、誰も幸せではないですからね。仕事と結婚は切り離して考えた方が良いでしょう。
共働きを望む男性も増えている
景気が良くない現在。男性は自分の収入だけで、これから家族を養っていくことに不安を感じる人が増えています。
不安があるからこそ、なかなか結婚に踏み切れない男性も増えているのです。そして結婚するなら「共働き」を望む男性が増えています。
もちろん結婚を機に働き方を変えたり、違う職種に移ることもできます。結婚は大きな転機になることは間違いないでしょう。
しかし今仕事で悩んでいる人は、仕事を変えてもまた同じことで悩む可能性が高いです。つまり結婚しても、根本的な解決にはならないということです。
共働きをすることを前提としてでも、結婚したいと思うのであれば良いでしょう。しかし結婚して退職できると思っているなら考えを変えた方が良いです。
結婚しようと意気込みすぎて婚活などで男性にひかれる
逃げるために結婚しようとすると、結婚に対しての執着が強くなります。どうにかして早く結婚したいと意気込んでしまうのですね。
女性が結婚に意気込む姿は、余裕がなくなり品もなくなります。婚活の場にいても、結婚したいという強く熱い想いが溢れ出てしまうのです。
そうすると、いくら婚活しているとはいえ男性は引いてしまいます。意気込みに対して、尻込みしてしまうのです。
婚活をしていても、少し余裕があるように見える女性の方が人気あります。男性が押したくなるくらいの女性でなければ結婚は難しいのです。
対処法とは?
転職やフリーランスを考える
今逃げ出したいと思う仕事は、もしかすると自分には合っていないのかもしれません。仕事や職場には向き不向きがあります。必ずしも自分に欠点があるとは限りません。
そこで仕事を辞めて結婚に逃げるのではなく、仕事を辞めて別の新しい仕事を探してみましょう。新しい仕事を探すのは「逃げ」ではありません。
あくまでも挑戦です。前向きな自分のスタートです。まずは今の会社で何が自分の負担やストレスになっているのかを今一度考えましょう。
転職
仕事内容が負担であれば、違う仕事に転職をしてみましょう。未経験でもスタートできる仕事は多数あります。異業種へ転職することで、気持ち新たに仕事と向き合えるかもしれません。
また仕事内容に不満はないけれど、今の会社のやり方が合わない場合も転職がおすすめです。同じ職種でも会社によって異なることは多くあります。
もしかすると今の会社が自分には合っていないだけかもしれません。結婚に逃げずに転職して、新しい自分を探してみてください。
フリーランス
人間関係が負担であれば、転職してもまた人間関係で悩むことになるかもしれません。そんな人にはフリーランスもおすすめです。
特定の企業に属するわけではないので、人間関係に悩むこともなくなります。自分のペースで仕事を進めていくことができるでしょう。
収入は減ってしまう場合もありますが、負担なく自分らしさを磨いていくきっかけにもなります。
専業主婦も大変なことを自覚する
結婚に逃げようと考えている人、結婚すれば楽になれると思っているのでしょう。でも結婚だって共同生活です。楽なことばかりではないことを自覚しましょう。
仕事を辞めて専業主婦になれば、何もしなくていいなんて大間違いです。専業主婦だって、やることはたくさんあります。
料理は朝昼晩の三回。洗濯や掃除もあります。それにご近所付き合いや、子供ができればママ友付き合いだって始まります。
しなくてはいけないこと。できなくてはいけないこと。専業主婦にも大変なことはたくさんあるということを知っておきましょう。
また専業主婦は夫に養ってもらうのですから、贅沢もできません。社会とのつながりが持てず、不満や不安を感じることもあるかもしれません。
専業主婦になることが全ての幸せであるかのように考えているからこそ、逃げ道に使ってしまうのです。専業主婦のデメリットや大変なことも自覚すると良いでしょう。
余裕のある女性の方がモテる
結婚に逃げようとガツガツ婚活していては、男性は引いてしまいます。「人」よりも「結婚」にだけ執着しているのがわかってしまうのでしょう。
結婚は形ではありません。生活そのものなんです。だからこそ、慎重に余裕を持って決めていくことが大切となります。
結婚を急がずに、恋愛の延長にあるものと思いましょう。その余裕が、女性の柔らかさや品となり男性が魅力を感じる要因にもなります。
余裕のある女性がモテる。そして余裕のある女性になるためには、結婚に逃げずに自分らしくいられる場所を見つけること。それを忘れないようにしてください。
結婚に逃げずに自分の基盤をつける
逃げるように結婚しても、幸せな生活なんて送れません。今度は逃げるように仕事をしたり、逃げるように離婚をすることにもなりかねないのです。
幸せな結婚をするためには、まず自分の基盤をきちんと作りましょう。そうすれば結婚を逃げ道にすることなんてありません。
正常な判断で、幸せな気持ちの溢れた結婚をすることができるでしょう。