彼からのプロポーズを受けてから、急に忙しくなるのが結婚までの『準備』です。両家への挨拶はもちろん、式場や日時を決めたりと、とにかくやるべきことがたくさんあります。
それも、仕事と平行して準備を進めていかなければなりませんので、忙しい日々がしばらく続きます。
でも、ここからが二人の本当のスタートですから、せっかくなら楽しく準備していきたいものです。
今回は、二人が結婚までにやるべきこと9つを紹介していきますので是非参考にされてみてください。
結婚までにやること9つのステップとは?
両家への結婚挨拶
相手のご両親とすでに顔見知りであっても、結婚の挨拶は改まってするのがマナーですよね。
一昔前までは、まずは女性宅に彼が挨拶をして、承諾後に彼のご両親へというのが一般常識でした。しかし、現代はそこまで順番を気にする必要ないです。
お互いが自分の両親に予め都合の良い日時を聞き、都合がつきやすい方の自宅から挨拶にいくのが最も多いです。
挨拶する際は、どちらも清楚な格好で、手土産は必ず持参しましょう。ご両親が用意したものを持たせる場合が多いですが、それに加えてもう一つ自分で用意しても問題ありません。
持参するものに悩んだら、ご両親の好きなものをあらかじめ相手から聞いておきましょう。相手と一緒に買いに行くと悩まずに済みますね。
また、挨拶の言葉は事前に簡単に考えて、イメトレしておくといいでしょう。
結婚式のテーマ決定
無事に挨拶も済ませたら、結婚式のテーマ選びをしましょう。せっかくなら世界に一つだけの『私たちらしい』結婚式にしたいですよね。
でも、だからこそ、なかなか決まらなくて、いきなり頭をかかえるカップルはたくさんいます。一概に、テーマと言っても、無限にあります。
何も思いつかない場合は、まずはネットで検索してみたり、友人の披露宴を少しだけ参考にしてみましょう。
そこで自然とイメージが沸いて来たら、お互いに共通の趣味や、好きなカラーなどいくつか挙げてみます。
例えば、二人が好きな海をイメージしたものや好きなインテリアでオシャレにしてみたりです。ここまでくれば案外サクサクと楽しく決まっていきます。
お互いらしさを引き出せる、最高のテーマを二人で見つけましょう。
ブライダルフェア
ブライダルフェアは、見学や相談の他に、豪華な料理を実際に試食したり、来館特典なども貰えますので、デート感覚で楽しめます。
気になっている式場がいくつかあれば、ブライダルフェアに行くことで式場のイメージもつきやすく、とても参考になりますよ。
その際は、メモ帳とペンを持参し、式場ごとの長所・短所をメモしておきましょう。
いくつか行くと、どの式場がどうだったかなど、案外忘れやすいのでメモをしておけば後日比較する際に便利です。
忙しい時期ではありますが、今はほとんどの式場が、毎日のように1~3部構成で実施していますので日程も調整しやすいです。
どうしても二人で行くことが厳しい場合は、一人での参加も可能ですし、両親との参加も出来ます。後日相手に感想を伝えるといいですね。
結婚指輪作成
式をする上で、欠かせないアイテムと言えば結婚指輪ですよね。式場が紹介した宝石店で購入する方もいますが、ご自身が好きなブランドや好きなお店で購入する方もいます。
結婚指輪は、いつもつけているファッションリングと違い、飽きたから買い換える。そういうわけにはいきません。
職場がアクセサリーNGや、指輪が苦手ではない限り、基本的にはずっとつけておく前提での購入となります。それを踏まえた上で、実用性とデザインはどちらを重視するか考えましょう。
傷が入りにくい硬い材質のもの、オシャレでかわいいものなど。毎日つけておくものですから、二人にぴったりの素敵なリングを見つけたいですね。
結納・顔合わせ
最近は、正式結納ではなく、略式結納や食事会のみといった顔合わせが主流になってきましたね。正式結納、略式結納、食事会のみ、どれにするのか、お互いに両親に確認して決めましょう。
略式結納の場合は、仲人さんはつけずに、両家同士だけで飾り付けの後、結納品を交わします。その後はゆっくり食事といった流れになります。
食事会も昔のように新婦の実家ではなく、ホテルや料亭で行うことが最も多いようです。場所と日時決めについては、基本的にどちらかの両親が行いますが、当人たちに任せる場合もあるようです。
その際は二人で話し合い、吉日や結納にふさわしい会場をなるべく早くおさえましょう。休日のホテルや料亭の個室は、すぐに埋まってしまいますので、注意が必要です。
職場・友人への挨拶
両家への挨拶も済み、式の日取りなどがある程度決まって来たら、職場の仲間や友人に挨拶をしましょう。特に会社の上司には少しでも早く報告する必要があります。
会社側からすれば当人の結婚がめでたいだけではなく、諸々の手続きが必要となってきます。具体的に、扶養家族や福利厚生の手続きなど公的書類の変更などがあります。
まずは直属の上司に挨拶した上で、今後のスケジュールなども簡単に伝えるようにしましょう。その他の会社の仲間や友人には最低でも3ヶ月前には報告しましょう。
フランクに話せる間柄であれば、「招待状送らせてもらうね」とついでに話してくといいですね。
また友人代表をしてもらいたい友人には、準備期間も考慮し、4~6ヶ月前に伝えておくのがベストです。
招待客と二次会準備
招待客の人数や、どこまでの友人(知人)を招待するかは、結構悩むものです。知り合い全員を呼ぶわけにはいきませんし、かといって絞るのも難しいですよね。
そういうわずらわしさもあって、親族と本当に仲の良い友人のみのまったりとした式にする方も増えてきました。
沢山の方を招待したい場合は、後々面倒なことにならないように、しっかりと考えて決めていきましょう。特に女性の場合は「私だけ呼ばれてない」となったら大変ですからね。
招待客がある程度決まれば、二次会の準備も始めて行きましょう。本来、リーダーシップがある方などが自ら幹事に立候補してくたら嬉しいのですが、それもなかなか難しいものです。
仲の深さよりも責任感があり、周りからの信頼が厚い方にこちらから依頼してみましょう。『あなたが一番信頼ある人だから』といったような理由も伝えると引き受けてもらいやすいです。
また、その方に任せっきりにしてしまうのではなく、あくまで『一緒』に準備をしていくことを前提にお願いしましょう。
引き受けてもらえたら、「忙しいから」と放り出すなんてことにならないように、連絡を小まめに取り合いましょう。同時に、司会者や受付をしてくれる方を探すことも忘れずに。
披露宴の進行や演出内容決め
式場が決まれば、披露宴の進行方法と演出の内容を決めていきます。この件に関しては、担当のプランナーさんが細かくアドバイスしてくれるので、割とスムーズに決まります。
あらかじめ決めていたテーマをもとに、どういった内容にしたいかを具体的に決めていく。といったイメージです。
もちろん予算などもありますので、その点も踏まえながら進めてもらいましょう。披露宴の演出もありきたりのものではなく、自分達らしさを出したいですよね。
ユニークにしたいのか、シックに大人な雰囲気にしたいかでも内容がらりと変わってきます。やってみたいことが思いついたら、遠慮せずにプランナーさんにどんどん提案してみましょう。
予算的に足りない内容でも、プランナーさんがそれに近い内容をアドバイスしてくれますので安心です。
結婚式当日
結婚式当日。リハーサルもしたし、そんなに緊張しないだろうと思う方もいますが、本番は全く違います。
当日、自分達のためだけに集まってくれた身内や友人を見ると、急に実感が沸き、緊張してくるものです。
また、親族紹介も当日に行うことがほとんどですのでしっかりと、丁寧に挨拶するように心がけてくださいね。緊張して上手く話せなくても、笑顔だけは忘れないようにしましょう。
式は基本的に、プランナーさんに従うだけで進んでいくので、割とリラックスしたまま終えれます。
式が終われば、いよいよ披露宴会場へ。披露宴は友人の披露宴に参加した時と違い、意外にもあっという間に終わります。
メインのケーキカットや披露宴でのお色直しも、想像以上にバタバタと進んでいきます。息つく暇はほとんどありません。慌しくいつの間にか終わる。そんな印象を受ける方がほとんどです。
披露宴が無事に終わると、出席者を見送り、急いで着替えて二次会会場へ。これが簡単な当日の流れになってきます。
結婚準備でやることはたくさんあって大変
結婚までにやること9つを紹介していきましたが、いかがでしたか?
上記であげたように、結婚の準備というのは本当に大変ですよね。でも大変であれば大変であるほど、本番は間違いなく最高のものになります。
そして、自分達だけではなく、たくさんの人たちに支えられ、協力してもらったからこそ本番を迎えることが出来ます。
結婚は幸せという感情だけではなく、周りへの感謝の気持ちがぐっと込み上げてくる瞬間でもあります。
結婚までの道のりを一緒に頑張ってきたように、これからの結婚生活もどんなことも二人で支え合って乗り越えていってくださいね。
すてきな第二の人生になりますように。