ドキドキとした胸の高鳴りを抑えられない
好きな人と話していると、平常心ではなくなります。目の前にいるだけで、ドキドキと鼓動が早くなります。胸の高鳴りを抑えることができないのです。
このような状態になると、口から心臓が飛び出しそうになりますよね。喉の奥に何かが詰まっているような息苦しさを感じてしまいます。
そして上手く言葉が出てこなくなるのです。発音しようとしても、何かが引っかかり言葉が出てきません。仕方なく頷いたりとジェスチャーをして誤魔化します。
これは恋をしているからこそ、体が過剰に反応してしまうのです。胸の高鳴りは操作することができません。呼吸すら上手くできなくなるくらいに、ドキドキしてしまうのです。
急に頭の中が真っ白になる
好きな人と話す時には、会話の内容をあらかじめ考えるという人も多いでしょう。シミュレーションをして、会話の練習をするのですね。
「この前公開した映画の話をしよう」
「新しくできたお店の話をしよう」
「共通の友達と会った時の話をしよう」
そんなネタの準備をして、会話に挑みます。しかし、いざ好きな人を前にすると頭が真っ白になってしまうのです。
たくさん用意していた会話のネタがすべて吹き飛んでしまいます。そして何を話して良いのかわからなくなってしまうのですね。
頭が真っ白になることで、軽くパニックになります。そして余計に慌ててしまい、上手く話せなくなってしまうのです。
好きであるほど気持ちが読めない
人の気持ちは声や表情に出るものです。話している相手が今どう思っているかというのは、なんとなく伝わってきますよね。
その声や表情によって、会話内容を変えることもあるでしょう。臨機応変に考えて話すのが、コミュニケーションです。
しかし好きな人であると、相手の声や表情から気持ちを読み取ることができません。好きであるほどに、冷静になれず、相手の考えていることがわからないのです。
話していて相手の心情がわからないと不安になりますよね。このまま会話を続けて良いのか、何か別の話題に変えた方が良いのか、考えてしまいます。
そして上手く話せなくなってしまうのです。多くのことを考えすぎてしまうのは、好きだからこそですよね。それが話を難しくさせるのです。
自意識過剰になってしまう
あなたは、自意識過剰になっているのです。自分が相手を考えているように、相手もあなたのことを考えていると感じます。恥ずかしさを隠して、見栄を張ろうとしてしまうのでしょう。
- こんなこと言ったら変に思うかな
- この会話をするのは恥ずかしいことかな
- こう言えば凄いと思われるかな
そう考えて話そうとします。しかしこれは、あくまであなたが相手に好意を抱いているからこそ感じることです。好きな人が同じようにあなたを意識しているわけではありません。
自分の好きという気持ちが、意識を過剰にしているのです。そのせいで、上手く話すことができなくなってしまうのでしょう。
周囲に冷やかされることを避けたい
好きな人と話していると、周囲の目が気になることがあります。あなたの気持ちを知っている人からは、冷やかされることもあるでしょう。
また赤面しながら楽しそうに話していると、あなたの気持ちに周囲が勘付くこともあります。それは避けたいと思うでしょう。
このように過剰に周囲の目を気にしてしまうと、話すことに集中できません。楽しそうに会話している姿を隠そうとしてしまうのです。
告白するまでは、気持ちが伝わってしまうのは嫌ですよね。気持ちを知られることで、関係が悪化してしまうこともあるので怖いのでしょう。
人からの目を気にしてしまうあまり、上手く会話が続かないのです。
つまらないと思われたくない
人には会話力がある人もいれば、ない人もいます。人とのコミュニケーションをとるのが苦手だという人も多いでしょう。
会話が苦手な人の場合、自分と話すことで相手が不満や不快になってしまうことを心配します。無駄な時間を過ごしたと思われてしまうようで心配なのです。
好きな人に『つまらない人』だなんて思われたくないですよね。自分と話す時間を無駄だなんて思われるのは、絶対に嫌なものでしょう。
つまらないと思われたくない気持ちが、余計に話を難しくしてしまいます。どうしたら面白い話になるのか。そう考えながら話すと、なかなか上手くいかないのです。
そもそも異性との会話が苦手
そもそも異性と話すことじたいが苦手だという人もいますよね。やはり男女間では価値観や趣味も異なるので、なかなか盛り上がる話題が難しいものです。
また男子校や女子校の出身の場合、あまり異性に対して免疫がありません。接する機会が少なかった人は、異性と話すことじたいにハードルを感じるでしょう。
そうなると、好きな人と話すことはさらに難しいことです。苦手な異性の中でも、最上級の相手ですからね。余計に高いハードルに感じます。
異性に免疫がない人は、『異性である』というだけで大きな壁を作っているのです。その壁の乗り越えた方がわからないので、上手く話すことができないのでしょう。