共通事項をピックアップしておく
好きな人と上手く話せない場合は、あらかじめ話す内容を考えておきましょう。盛り上がる内容としては、『共通事項』です。
たとえば、
- 共通の友人
- 共通の仕事
- 共通の趣味
などです。このような共通事項をいくつかピックアップしておきましょう。
共通事項に関しては、お互いに興味のあることです。話していても聞いていても、それだけで意味のある会話になります。
そのため、盛り上がるような内容でなくても楽しいと感じます。話題ふりさえしておけば、相手が話しを広げてくれることもあるでしょう。
自分と好きな人の共通点は、何かしらあるはずです。それを事前にチェックしておくことで、緊張も抑えつつ会話を楽しむ余裕ができるでしょう。
上手く話せないことを逆にネタにする
好きな人と上手く話せないと、上手く話せないことが気になってきます。そうすると余計に上手く話せないという、悪循環にはまってしまうでしょう。
『変だと思われていないかな?』
『好きって気づかれたらどうしよう?』
そんな焦りから、どんどん話せなくなっていくでしょう。
そんな時の対処法として、逆に自分から上手く話せないことをネタにしてしまいましょう。そうすることで、一つハードルを下げることができます。
たとえば、少しどもってしまったり、赤面してしまうことがあるとします。このような現象が出始めたら、好きな人に笑いながら告げましょう。
「なんか話すことが下手なのが悩みなの」
「人と話すとこうなっちゃうんだよね」
と、少し冗談交じりにネタにします。そうすると、相手も何かしらの反応を示してくれます。その後は多少話すことが下手でも笑い話になるでしょう。
自分の欠点や気にしていることは、あえて口に出して言ってしまうのです。とても心が軽くなり、話すこともスムーズになるでしょう。
無理に話そうとせず聞き役にまわる
一生懸命に何かを話そうと意気込むと、空回りして話せなくなってしまうこともあります。その結果、何を話して良いのか困り、挙動不審になってしまうのです。
そこで無理に話そうとするのをやめてみましょう。それよりも聞き役にまわる方が会話はスムーズに流れるものです。
自分がインタビュアーになったつもりで、好きな人に質問を投げかけましょう。あとは上手く合いの手と相槌を入れることに徹すれば良いのです。
あなた「休みの日はどのへんで遊んでいるの?」
【最初は具体的に答えやすい質問をします。「何しているの?」では抽象的すぎてしまいます。】
好きな人「だいたい渋谷にいるかな」
あなた「だいたい渋谷なんだ。買い物とかカフェとか?」
【オウム返しをしたあと、さらに踏み込んだ質問をします。】
好きな人「カフェめぐりとかしているよ」
あなた「へーいいね。素敵!おすすめのカフェはどこ?」
【過剰にリアクションして、相手の得意分野を集中してせめます。】
このような流れで進めていくと、一つの話題から話は広がり続けます。
聞き役としてのポイントとなるのは。
- 具体的に答えやすい質問をする
- オウム返しをする
- 相手の話に興味をもって踏み込む
という3点です。
聞き役になることで、上手く会話ができるようになるでしょう。
自分と相手を客観視してみる
自分の目の前には、好きな人がいて、その人と会話している。そう思うと緊張して、上手く話せなくなってしまいますよね。
そこで、『自分』というものから抜け出してみましょう。難易度が高いように聞こえてしまいますが、とても簡単な方法です。
現実的には『自分』と『好きな人』がいて、2人で会話をしています。そこに想像で、もう1人の架空人物を登場させて、そこに意識を移すイメージです。
自分ではない他の誰かが、自分の体で好きな人と話しているのだと思い込むのです。そうすると自分と好きな人を客観的に見ることができます。
客観的に見ていると、落ち着いて会話をすることができます。好きな人と話しているのは、自分ではないのですから、自由に話すことができるでしょう。
自分と好きな人を意識しすぎないようにしてみてください。
何度も話すことで慣れていく
好きな人と上手く話せない人は、あまり好きな人と話していない証拠です。そこで何度も話して、少しずつ慣れるようにしましょう。
練習して、慣れる特訓は必ず身になります。スティーブン・ジョブズは5分のプレゼンに数百時間を費やして練習するというのは有名な話ですよね。
どんなに優れた人でも、何かを成し遂げる時は、緊張するものです。そのための努力を惜しまない人が、成功をする人ということでしょう。
何度も話しているうちに、上手く話せる日はきます。数回で諦めずに、慣れていく努力をするようにしてください。
目を見ずに口元を見る
好きな人の目を見て話すと、体に電撃が走るような緊張感があります。好きな人が自分を見ていると思うだけで、体がかたまってしまうのです。
そこで話をする時は、目を見ずに口元周辺を見るように意識してください。話している口を見ていれば、そこまで不自然に感じることはありません。
また座る配置が選べるときは、対角に向かい合って座るのは避けましょう。それよりも隣にいて、同じ方向を見ている方が落ち着きます。
お店であれば、テーブル席よりもカウンター席が良いということです。相手の視線を感じないことで、リラックスして会話を楽しめるようになるでしょう。