上司が無視する10の理由と9つの対処法とは?
社会人の悩みといえば、職場内の人間関係がダントツで多いです。職場は一日の大半を過ごす場所ですし、職場環境が快適かどうかで毎日のモチベーションが変わります。
しかし、大人とはいえ、人間です。生理的にイライラするという人もいれば、何となくこの人は憎めないと感じるなど、個人の好みはどうしても生じてしまいます。
いくら自分が私情を持ちこまないように公平性を保っていても、相手もそうとは限りません。特に、自分よりも目上の人が平等に接しない場合、注意も出来ないので悩む人は多いです。
今回は、上司が無視する時の理由や対処法をまとめました。今上司との関係に悩んでいるのなら、ぜひ参考にしてみて下さいね!
上司が無視する理由とは?
上下関係をはっきりさせようとしている
上司が無視をする場合、考えられる理由の一つに「上下関係をはっきりさせようとしている」ということが挙げられます。上下関係がある場合、目上の立場の人に無視をされると困りますよね。
部下は上司の機嫌が良くなるように気を遣って、何とか話を聞いてもらおうとする場合がほとんどでしょう。そういう雰囲気をわざと作り、「自分が上である」ということを植えつけるのが目的です。
また、あなたが仕事ができるタイプで、上司にもどんどん意見を言う場合、主導権を譲りたくない心理も考えられます。あまりに対等に意見交換をしすぎて、自分が上だと再確認させたい場合です。
「あくまでも自分が上の立場である」「主導権は上司の自分にあって君ではない」という無言のメッセージなのかもしれません。上司として、もっと立てて欲しいから無視をする可能性が高そうです。
上司が無視をする原因が、上下関係をはっきりさせたいというもので有ると感じたら、まずは下手に出た方が有効です。「あなたが上です」という態度をとることで、態度が軟化するかもしれません。
単純に好きじゃない
上司も完璧な人間ではありません。信じられないかもしれませんが、実際に自分の好みや機嫌で無視をする上司は存在します。本来は個人的な理由で無視をするべきではありませんよね。
個人的な感情が無かったとしても、無視という手段は上司という立場に関わらず大人として、すべきものではありません。しかし、上司の全てが人格者なわけではありません。
感情のコントロールが出来ないタイプの上司もいますし、ただ単に「あなたが嫌いだから」無視をしているということもあり得ます。例えば、挨拶をしても無視をする。
他の同僚とは、あからさまに態度が違う。自分が喋った時だけ冷たい態度になるなどの行動があればその態度の前後を見ましょう。
元々機嫌が悪かったわけではなく、今まで普通だったのに、あなたが接した途端…となってはいないでそうか?もしそうなら、残念ながら嫌いという理由で無視をされているのかもしれません。
自分で考えろと暗に促している
もしもあなたが、いちいち些細なことでも上司に相談しているのなら、「自分で考えさせるため」にあえて無視することもあります。
何でもかんでも上司の自分に聞かず、少しは自分で判断して欲しい場合で成長を期待しているというパターンもあります。あえて無視をすることで、部下が相談をしにくい環境を作ります。
そうなると、相談がしにくいと感じた部下は、なるべく自分で解決しようと思ったり、相談するとしても熟考してから話すようになります。
今までよりも深く考えることで、頭をより使って仕事が出来るでしょう。
今まで相談に乗ってくれていたのにそっけないと感じたり、普段は優しいのに相談すると無視するという時は「自分で考えろ」ということを暗に促している可能性もあります。
優しくするだけが上司ではない。時には突き離すことも成長には必要だと考える上司は少なくありません。また、単純にいちいち聞かれたら面倒だから自分でやって欲しいという場合もあります。
人に関心が薄い
上司とは、本来部下をまとめたり、成長を促すために、よく人間観察をしておかなければなりません。発破をかけて成長するタイプもいれば、萎縮して結果が出せなくなるタイプもいます。
褒めて伸びるタイプもいれば、逆に褒めると調子に乗って努力を止めてしまうタイプもいます。そういう部下のタイプや、コントロールをするのに適した接し方を学ぶ必要もあります。
しかし、個人のマネージメントが出来なくても上司にはなれます。仕事の成績が良くて役職がついたけれど、上司個人としては優秀でも人の使い方は下手という人も多いです。
上司が無視をする場合、あなたが好きとか嫌いとかの次元の前に、「もともと人に興味がない」という場合も考えられます。いちいち話すのが面倒くさい。仕事に関することだけで良い。
そう考えて、煩わしいコミュニケーションをあえて潰しているのかもしれません。あなただけではなく、他の同僚にも無視をする場合、「最低限の関わり」しか人に求めていないことがありそうです。