好意のある男性上司の態度とは?勘違いか見極める・既婚上司への対処法も紹介!
毎日仕事で上司と接していると、自分への好意を感じることがあります。それが『部下として』なのか『異性として』なにか悩むこともあるでしょう。
上司と部下の関係は、常に良好であることが望ましいです。しかし異性の上司に好意を持たれてしまうと、とても面倒なことになってしまいます。
そのため、客観的に好意について分析しておくことが大切です。また上司が既婚者である場合には、丁寧な対処法も知っておくと良いですね。
今回は、好意のある男性上司の態度を紹介します。勘違いか見極める方法や既婚上司への対処法も合わせてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
好意のある男性上司の態度15選
話すときの表情が異なる
好意がある男性の場合、会話をするときに喜びが表情に出ているでしょう。いくつか表情にもポイントがあるので、チェックしてみてください。
好意のある人と話すとき、多くの男性上司は仕事モードではなくなります。そのため顔に緊張感がなくなり、つい顔がほころんでしまうのです。
【頬がゆるむ】
【口元がゆるむ】
【ニヤニヤする】
このような症状が顔に出ていたら、顔がほころんでいる証拠です。無意識のうちに嬉しい気持ちが表情に出てしまうのです。
美味しいものを目の前にしたとき。
会いたかった人に会えたとき。
可愛い動物を見たとき。
つい顔がほころぶ瞬間です。会話をするときに上司の顔がほころぶかどうかを注意深く観察してみましょう。
『目は口程に物を言う』という言葉があるように、目は多くのことを語ります。そこで上司の瞳孔をチェックしてみましょう。
瞳孔とは、黒目の中央にある部分です。瞳孔の性質として、『好きなものを見るとひらく』というものがあります。交換神経の働きによる筋肉の動きによるものです。
瞳孔がひらくというと確認しにくいですが、黒目がちになるかどうかを意識すると良いでしょう。黒目の割合が変わったようなときには、好意の証拠だといえます。
たとえば、幼稚園くらいの子供を想像してください。1人だけで数日間お泊り保育をして、久しぶりにパパママに再会したときの表情です。
会った瞬間に、表情に花が咲いたようにパッと明るくなりますよね。意識しているわけではなく、自然と顔に光がさすことがあるのです。
これは大人になっても同じです。好意を持っている人と話すときは、表情に花が咲くのです。心から嬉しくて、楽しくして仕方ないという証拠でしょう。
上司ですから、部下に対して緊張したり照れることはありません。しかしそこに好意が含まれていると違います。
『部下として』ではなく『1人の女性として』接してしまうので、緊張や照れが出るのです。頬を赤らめたり、俯いているようなことが見受けられれば女性として意識されているということです。
男性上司が好意をもっている場合、真剣な表情も多く見られます。上司にとってあなたの存在が大きいからこそ、言動一つ一つにも真剣に対応するのです。
どんなに些細なことでも、常に真剣になってくれる場合は好意があるということでしょう。その真剣度から見抜いてみてください。
ミスや失敗に寛容
上司というのは、『時に厳しく』そして『時に優しく』しながら部下を育てます。性格によって程度の差はあっても、基本的には叱咤激励するのが上司です。
しかし好意がある女性に対しては『常に優しく』がモットーです。アメとムチのアメしか与えることができない状態なのでしょう。
ミスや失敗をしたとき、まったく責めることなくフォローして守ろうとする場合は好意があります。ミスや失敗の大きさに関係なく、必ず寛容な態度でいるのです。
そこには、
という心理も隠れています。
他の社員には指摘や注意あるのに、自分だけは何をしても何も言われない場合。上司から好意がある証拠だと思って良いでしょう。
業務の説明が丁寧
上司から部下に業務の指示をするとき、通常は大まかな指示のみとなります。細かい手順や方法は、改めて先輩に確認することが多いですよね。
しかし相手が好意のある女性の場合、上司自らが丁寧な説明をします。無意識に長く会話をしたいことから、説明が長く丁寧になるのです。
また下心がある男性の心理として、好意のある女性には親切になってしまいます。ささいな業務なのにやたらと丁寧であると感じた場合は、好意が出ているということでしょう。
目を見ないで「これ必要部数コピーとっておいて」と言う。
目を見て「この資料会議で必要だから、10部ずつコピーしてまとめておいてね」と言う。
小さな仕事でも目を見てわかりやすく依頼されるのであれば、好意があると言えるでしょう。反対にわかりにくく不親切な説明の場合は、何も思われていない証拠です。
必要以上に同行させる
上司は、営業や商談に部下を同行させることがあります。同行の目的に合わせて上司が指名をすることが多いです。
- 雑務を依頼するため
- 訪問に華を添えるため
- 部下に勉強させるため
さまざまな同行理由があるにも関わらず、いつもあなたばかり指名する場合は好意がある証拠です。確実に一緒にいる時間を確保したいのでしょう。
上司との同行ということであれば、断ることはできません。同行のついでに食事ができるという下心もあるのです。
同行の回数や同行のついでと称して食事する頻度が多いというのをポイントとして見極めてみましょう。
小さなことでも気にかける
上司であれば、部下のことを細やかに気にかけるのも仕事の一つです。仕事の進捗状況や心理的な部分までうまく管理するものでしょう。
しかし上司も人間です。仕事とはいえ、自分の好き嫌いで気にかける大きさにも差が出てきてしまいます。好意がある人には肩入れしてしまうものなのです。
少し元気がないだけ。
少しミスをしただけ。
少し食欲がないだけ。
通常は『少し』であれば、気にすることではないでしょう。いちいち部下の些細なことまで把握していたら大変ですし、そこまで気が回らないものです。
好意があるからこそ『少し』のことでも気づくことができます。そして必要以上に心配になり、自然と気にかけてしまうのです。
周囲の人も気がつかないようなことを上司だけが気にかけてくれるという場合。そこには特別な感情があるといえるでしょう。
パーソナルスペースが狭い
パーソナルスペースとは、人との距離感を保つバリアのようなものです。スペースの範囲は人によっても異なりますし、相手との関係によっても変わってきます。
一般的な上司と部下の関係であれば、通常は1mほどの距離が適切です。手を伸ばしても触れることはできないけれど、会話をするのには十分な距離といえます。
上司と接するときには、無意識に1mほどのスペースを空けているものです。また苦手な人の場合は1m以上の距離が空くこともあります。
しかし上司が好意を持っている場合、パーソナルスペースを狭くしてくるのです。通常よりも半歩ほど前に出て50㎝前後ほどの距離になります。
50㎝というのは、恋人とのパーソナルスペースです。上司にここまで近寄られると嫌悪感を抱く人が多いでしょう。
毎回上司の距離感が近く、自分とのパーソナルスペースが狭いと感じた場合。好意があるうえにアピールされていると受け取って警戒した方が良いです。
プライベートなことにも介入してくる
上司と部下は、あくまでビジネスの関係です。仕事でしっかり関係ができていれば、他の時間のことを詮索されたり、しばられたりすることはありません。むしろあってはならないことです。
しかし好意を持っている上司は、プライベートなことが知りたくて仕方ありません。
『恋人はいるのか?』
『家は近いのか?一人暮らしなのか?』
『休みの日は何をしているのか?』
『趣味や好きなことは?』
社交辞令ではなく、しつこいくらいにプライベートについて詮索してきます。それは日々、深くて濃い内容になっていくでしょう。
仕事以外の話がやたらと多いと感じた場合は、あなた自身のことを知りたいということになります。興味があって止められないということなのです。
直接的な関わりを求める
上司と部下は、直接関わることは少ないものです。大抵はその間にいる直属の先輩などを通じて学ぶことの方が多いでしょう。
しかし好意のある上司の場合は、必ず直接関わりたいと思っています。小さな依頼や要請であっても、直接目を見て告げるのです。
「これ明日までにお願いね」
「今日の会議は何時からだっけ」
とわざわざ直接言わなくても良い事柄でも、デスクに伝えにくるのです。顔と目を見て、わざわざ直接関わりを持とうとする場合には、好意があるが故の行動でしょう。
仕事外で誘われる
上司と部下としてではなく、プライベートなお誘いがあるときには異性として好意がある証拠です。仕事の後の食事や休日の誘いがある場合は好意だと思って良いでしょう。
「今日の仕事後に1杯どう?」
「日曜日映画に行かない?」
このように明らかに2人だけでのデートのお誘いの場合です。あなたと個人的に親しくなりたいということをストレートに伝えてきています。
一度了承をしてしまうと、何度も誘いの声がかかるはずです。上司なので断りにくいかもしれませんが、曖昧な態度をとらない方が良いでしょう。
やたらと褒めてくる
男性は好意のある女性に対して、必要以上に褒めることがあります。周囲の目が気になるくらいにべた褒めするようなことがあれば、好意があるということです。
褒める内容も多岐に渡ります。
「〇〇さんは、本当に仕事が早いね」
「いつも丁寧に仕事をしてくれてありがとう」
仕事に対することも、当たり前のことをしているだけで褒められます。
「今日は素敵な洋服だね」
「その髪型よく似合っているよ」
見た目に対するほめ言葉も欠かしません。
「本当に〇〇さんがいい奥さんになりそうだね」
「うちの社員の中でも一番の女性だよ」
そして総評として、全体的に褒めてきます。
2人だけのときも、周囲に人がいるときも褒めてくるので逆に気を遣うことも多いです。それくらい好意を抱いていて周りが見えなくなっているということなのでしょう。
ボディタッチが多い
一歩間違えるとセクハラにもなりかねないように行動ですが、ボディタッチが多いのも特徴です。挨拶や会話をするときに、肩に手を触れることがあります。
「おはよう」 肩をトン
「これお願いね」肩をトン
「お疲れ様」肩トン
何気ない言葉を交わすだけでも、いちいち肩トンされるのです。女性によっては嫌悪感を抱くこともあるでしょう。
しかし男性上司はセクハラのつもりはないのです。単に好きという気持ちから、自然とボディタッチをしてしまいます。
他の人にはしていないのに、やたらと触られるという場合は特別な感情だと受け取りましょう。
飲み会などで隣に座らせる
仕事で飲みに行くときには、通常席は自由ですよね。上司を上座に案内して、あとは入ってきた順に着席していきます。
しかし上司の指名があれば、隣に座ることにもなるでしょう。また飲み会の中盤で上司自らが席を移動する光景もよく見られます。
勤務時間外ということ、それにお酒が入ることもあり上司も上機嫌になる時間です。自分の感情が剥き出しになる場面もあるでしょう。
そうすると好意のある女性を自分の隣にキープしようとします。指名をしたり、自分で隣に移動を始めるのです。
そのため飲み会の終盤になると、なぜかいつも上司が隣にいるということになります。どの飲み会でも気がつくと上司が隣にいるという人は好意を持たれているということです。
他の男性社員との接点をなくす
男性上司は、好意のある女性を自分だけのものにしたがります。他の男性社員との関わりに嫉妬してしまう人が多いのです。
そこで上司という権力を駆使して、他の男性との接点をなくします。また会話を遮るようにして、邪魔をしてくることもあるのです。
上司なのに大人げない・・と感じることもあるでしょう。しかし男性はいくつになっても恋愛では子供のようなところがあります。
人に奪われたくない!
独り占めしたい!
そんな気持ちが大きくなってしまうのです。男性との接点や関係を遮断され、嫉妬心のようなものを感じる場合は、あなたに対して独占欲が出ているということでしょう。
あまり上司を刺激しないようにしながら業務を進めていく必要があるのです。
個別に連絡がくる
最近では社内の連絡ツールにLINEを導入しているところも多いです。部署内で一つのグループを作成していて、業務連絡もLINEでおこなっています。
そうなるとグループLINEから、個別LINEに移行するのも簡単です。相手との個人的なやりとりも可能となります。
上司が好意を持っている場合、グループLINEからあなたのLINEに個別に連絡してくるのです。最初は業務上の個別連絡から様子を見てしてくることが多いでしょう。
【明日までに〇〇を用意しておいてください】
【今日は〇〇の対応ありがとう】
このように個別に送信してきます。この時点でも好意がなければ、わざわざ連絡してくることはないでしょう。そこから少しずつプライベートな内容に変わってくるのです。
【昨日映画が好きだと話していたけど、よく観に行くの?】
【お酒強いみたいだけど、飲みに行くことは多いの?】
少しずつデートにつなげるような話に移行します。部下としては返信に戸惑うような内容です。このような個人的な連絡が増えてきたら、口説きにかかっているということでしょう。
SNSでも絡んでくる
最近では、『Instagram』『Facebook』『Twitter』など何かしらのSNSをしている人が多いです。SNSによっては、名前や電話番号から検索できることもあります。
上司は好意がある女性がいると、SNSにも登場して絡んできます。『いいね!』を押すだけでなく、コメントまで残すこともあるでしょう。
そして翌日にはSNSの話題を振って会話してきます。部下としては公私混同で嫌な気持ちになりますが、そこはお構いなしなのです。
「昨日投稿していた料理美味しそうだったね」
「この前投稿していたcaféはこの近くなの?」
好きな男性であれば良いですが、ただの上司に言われてしまうとうんざりすることもあります。それでも絡みたいという気持ちが強い上司のアピールが続くのです。