粘着質な人の6つの特徴と対処法とは?
職場や友人関係などで厄介な性格の人がいると、悩みが増えて嫌ですよね。特に粘着質の人とは付き合い方に困るものです。
粘着質の人は普通の人と比べてそもそも性格が歪んでいることが多く、理解に苦しむこともたくさんあります。粘着質の人とうまく付き合っていくためにはコツが必要になります。
今回は、粘着質な人の特徴と付き合う際の対処法を紹介します。周りに粘着質な人がいて困っている人は、まずは相手がなぜ粘着質なのか、どうしてそんな行動を取るのか理解を深めてみましょう。
粘着質な人を攻略するためには、特徴をよく理解したうえで対処法を実践することが大切です。
粘着質な人の特徴とは?
劣等感がある
粘着質な人は育ちがあまり良くない人に多いという特徴があります。常に周りの人に対して劣等感を持っている状態で、妬みなどのネガティブな感情をいつも抱えている場合が多いです。
育ってきた環境が他人と比べて劣っていると本人は強く認識しています。環境のせいで、劣等感を強めてきてしまっているのかもしれません。
家が一般家庭を比べて貧乏だったり、家庭に問題があり幼い頃からなかなか幸せを感じられなかったりなどが代表的ですね。
劣等感は、ネガティブな気持ちや誰かを恨んだり妬んだりする気持ちの中で育ちます。性格をゆがませる原因になるということです。
劣等感から周りに対して人一倍恨みを持った態度で接します。だからこそ、少しでも自分よりも優れていると感じた人に対しては、嫌味な態度を取ることが多いです。
粘着質な人の目の敵にされると職場などで嫌がらせをされたり、嫌味を言われることになります。
記憶力がとても良い
粘着質な人は、過去の嫌な思い出などをよく覚えているところがあります。「そんな昔のことまで?」「そんな細かいことまで?」と周りが驚くほどの記憶の良さが特徴的です。
もし粘着質な上司を持つと、「過去の自分はこんな目にあったから」という過去の記憶を振りかざされることにもなりかねません。
「過去に酷い目にあった=部下にも同じ酷いことをしても良い」という考え方になりやすいので、パワハラ上司になる可能性もあります。
粘着質な人は、過去の『嫌なことほど』よく覚えている傾向があるものです。ちなみに覚えているのは、いつか自分の周りの人に報復をするためでしょう。
普通の人は嫌なことが過去にあっても、「自分はこんなことを周りの人にはしないようにしよう」と思うものですよね。粘着質の人には「されて嫌なことはしない」という常識は通じません。
過去にあったことを何度もぶり返す
粘着質の人の大きな特徴は、人のあら探しをしたり、ここぞとばかりに弱味を握ろうとして来るところです。粘着質の人の前で何かミスをした時には要注意です。
ミスをした時は、事あるごとにミスのことを責めてきます。弱味を握ったとばかりに嫌味な態度でミスをひどい暴言で指摘してくるのです。
ミスをしたその時であればまだ常識の範囲内かもしれません。ですが粘着質の人は過去にあったことを何度もぶり返していく傾向があります。
しばらく時間が経ってからでもしつこくミスを責め、嫌味をぶつけてくるものです。過去にあったことにいつまでもこだわる、だからこそ「粘着質」と言われるわけですね。
粘着質な人に弱味を握られてしまうと、相手をうまくさばけない限り厄介な思いをすることは多いです。
諦めが悪い
諦めが悪いことは一見すると良いことに思えるかもしれません。しかし粘着質な人は、「無駄なあがき」をいつまでも続けてしまう傾向があると言えます。粘着質な人は非常に諦めが悪いです。
恋愛の場面などで諦めの悪さは顕著に現れます。好きになった人に認めてもらうまで付きまとうような行為を重ねてしまうところがあるため、少々難ありと言えるでしょう。
仕事の場でも、自分では手に負えないような業務をいつまでもやり続けてしまいます。諦めることは嫌だということにこだわるからです。
例え上司の「もうやめなさい」という言葉があっても、聞く耳を持たない場合があります。
結果的に達成できることもありますが、時間的浪費の方が大きいでしょう。例え達成できたとしても、総合的な評価はマイナスになりがちです。
ストーカーめいた行動を取る可能性もあります。粘着質な人は「諦めないこと」にこだわりすぎるあまり、常識を逸脱した行動にも気づけない場合も多いのです。