粘着質な人の6つの特徴と対処法とは?

性格

周りからの評価を過剰に気にする

縦社会に長く身を置いて育ってくると、周りからの評価を過剰に気にするようになりますよね。

なるべく自分が損することを防ぐように行動したり、人を蹴落としてまで上に行こうとする場合もあります。

粘着質な人は、頑張っている1つのことに固執する傾向が強いため、仕事であれば昇格や役職に人一倍こだわりを見せています。周りからの評価に非常に敏感なのです。

役職にこだわりがあるため、縦社会に強い長所という見方もあります。役職にこだわるということは目上の人への態度に気を遣うということだからです。上下関係は得意な部類になります。

逆に言えば部下に対しては横柄な態度を取るということです。そして、粘着質な性格は厳しい縦社会が原因で加速するばかりです。

また、粘着質な人と上下関係が厳しい環境にいると、相手が周りの評価を気にするあまりうまいこと利用される可能性もあります。

利用されて自分が高評価を得る…そんな汚いやり方をしてくる場合もあるということです。

ちなみに本人的にはほとんど悪気なんてないでしょう。人に粘着することは昔から染みついていることなので、罪悪感がないからこそ人を利用するようなことができるのです。

プライドが高く高圧的

自分が正しいと思うこと、素晴らしいと思うこと、ナルシストのような性格も粘着質な人の特徴の一つです。人一倍プライドが高く、自分に甘く他人に厳しいため高圧的です。

職場でも恋愛でも、部下や女性など一般的に立場の弱い人間には特に高圧的になります。自分には言い返してこないと分かっているからです。

自分に対する「すごい」という感情は単なるプライドの高さからなので、しっかりとした自信によるものではありません。だからこそ、弱い人に対して強く出て、自分を認めさせようとするのです。

部下や女性に対して自慢していることも、実は大したことではないことも多いです。ただ単純に、自分に歯向かえない人間から「すごい」と言ってもらいたいだけなのです。

また、粘着質な人は周りの評価も気にするため、自分よりも強い立場の人には媚を売るところもあります。上の人と下の人に対して態度があからさまに変わることも多いものです。

粘着質な人が近くにいると、自分が相手のヒエラルキーの中のどこに置かれるかによって、態度が変わるという特徴があります。

対処法とは?

仕事であれば従順な部下となる

粘着質な人は、性格に難点のある人が多いですよね。うまく付き合っていくのは一筋縄ではいかないところがあります。

職場や周りの友人関係などで粘着質な人が近くにいるときは、相手の特徴や考え方を理解することが何よりも大切です。

特に仕事の場面で粘着質な人が上司だった場合は、まず従順な部下となってみることです。

粘着質な人は縦社会出身で、上下関係に厳格な人が多いです。部下の軽率な態度を許すことはできないでしょう。粘着質な人ほど、自分に従順な部下を望むものです。

それなら、相手のお望みどおりに従順な部下になることが一番でしょう。部下の態度には人一倍厳しい粘着質な上司ですが、従順に振舞っていれば余計な被害は受けません。

上司に従順になることも仕事のうちと考え、変に歯向かうようなことはしないようにするのです。

実際、少し生意気でいると目をつけられ、日頃から嫌味を言われる対象にされてしまう可能性があります。従順でいれば悪目立ちすることもなくなる分、粘着されることもないでしょう。

高圧的な上司なのでストレスも溜まるかもしれません。ストレスのはけ口は用意したうえで、従順な部下と上司の関係を築いていければそれが一番ですね。

上司にいれば頼って自尊心を満たしてあげる

粘着質な人は劣等感が強く、恨みや妬みの感情を日頃から溜めがちです。被害妄想などのネガティブ思考に陥りやすいため、重要なのは本人の自尊心を満たしてあげることになります。

劣等感が強いからこそ、周りにはすごい人だと思われたいと思う承認欲求が常に高まっているのだと言えます。もし粘着質な上司を持ったのなら、まずはうまく上司を頼ることを覚えましょう。

変に距離を取るよりも頼って、「すごい人だと思っている」「尊敬している」アピールをするのです。人間誰でも頼られれば誇らしくなりますよね。抱えている劣等感も気にならなくなります。

例えば、仕事で悩みを抱えることは誰にでもありますよね。悩みの相談は、ぜひ上司に積極的にするようにしてください。

「〇〇さんいつも頼りになるので、相談に乗ってほしくて…」と言われれば、たちまち上司は気を良くするでしょう。粘着質な上司が自分のことを誇れる瞬間です。

粘着質な上司を接するときは、相手の自尊心を満たすことを考え、頼ったり慕ったりする姿勢を崩さないようにしましょう。

上手く受け流す

粘着質な人は、嫌味をネチネチ言ってくることも少なくありません。時には毎日のように付きまとわれて、あら探しをされるようなこともあるかもしれません。

相手の粘着質な行動を真に受けていると、こちらがストレスを溜める一方です。ぜひ上手く受け流す対処法を身につけてください。

実際、毎日のように嫌味を言われたら、感情としては腹立たしいものですが、なんだかんだ慣れます。

感情のコントロールが上手い人はやがて風物詩のように感じられて、どんな嫌味を言われても気にならなくなるでしょう。上手く受け流すことができればこちらの勝ちです。

嫌味をまともに受け止めてしまう人は、なるべく「嫌味ばかり言っている残念な人」と相手のことを認識しましょう。受け流すためには、相手の見方をまず変えていくことが重要になります。

こちらが悪いのではなく、嫌味ばかりを並べる相手が悪いと思うのです。粘着質な相手のことを哀れに思えれば、やがてネチネチ嫌味を言われても気にならなくなるでしょう。

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