ひねくれ者の7つの特徴と対処法とは?

性格

何を言っても素直に受け取ってくれない「ひねくれ者」は、あなたの周りにいませんか?言葉が思い通りに伝わらないので、対応にとても困ってしまいますよね。

ひねくれ者は、なぜ言われたことをネガティブに受け取ってしまうのでしょうか。また、ひねくれ者と上手に付き合っていくには、どうすればよいのでしょうか。

そこで今回は、ひねくれ者の心理や特徴について解説いたします。また、ひねくれ者との付き合い方についても詳しく紹介していきます。

友人・家族・会社・恋愛など、さまざまなシーンで活用できるはずです。これを読んで、ひねくれ者とうまくコミュニケーションをとれるようになりましょう。

ひねくれ者の7つの特徴と対処法とは?

ひねくれ者には自信がない

ひねくれ者が言葉を素直に受け取らないのは、根本的には「自信のなさ」が原因です。自分の気持ちをそのまま表に出すことに、恐れを感じているのです。

自信があるのなら、自分の気持ちを表に出すことを恐れる必要はありません。もし否定的な反応が返ってきても、落ち着いて対処できるからです。

しかし自信のない人は、否定的な反応を前にしたときに、自分を保つことができません。

たとえば「テストで自己最高点を獲った学生」の場合を考えてみましょう。これまでで一番いい成績をとったのですから、うれしくて当然です。

思わず「やった!」という声が出ました。

すると、隣にいたクラスメイトが「そんな点で喜んでるの?」と反応しました。

自信がある人ならば、落ち着いて対応できます。「君には大したことない点数でも、私にはうれしいんだ」というような返事をすることができます。

しかし、自信のない人は冷静になれません。「こんな点数で喜ぶ私はダメだ」と落ち込む場合もあります。「人の努力を馬鹿にするな!」と攻撃的になることもあります。

いずれにしても、否定的な反応をトラウマとして受け取ってしまいます。「自分の気持ちを表に出してしまったばかりに、こんなトラウマを負う羽目になった」と考えるようになってしまいます。

自信がないと、自分の気持ちを素直に表現することができなくなります。同時に、他人の言葉も素直に受け取れなくなります。その結果、ひねくれ者になってしまうのです。

自信がないため強がっている

先ほど説明したように、自信のない人が否定的な反応を前にしたときは、落ち込む場合と攻撃的になる場合に分かれます。

このうち攻撃的になる人は、何があっても虚勢を張るようになります。「周りになめられたくない」という強がりのあまり、ひねくれ者になってしまうパターンです。

たとえば、先ほどの学生の例で考えてみましょう。テストでいい点が取れて、内心は喜んでいます。しかし、「喜ぶ気持ちを素直に出してしまうと、なめられるに違いない」と考えてしまうのです。

内心に湧き上がる喜びをぐっとこらえます。友達から賞賛を受けても「これくらいの点数、当然だよ」と、ポーカーフェイスを装います。

逆に、悪い点を取ってしまった場合は、うろたえる本心を隠そうとします。友達から慰められても、「あえて他の教科に時間を割いたから、想定内だよ」などと強がります。

強がりのあまりひねくれ者になった人は、周囲からの励ましや慰めを受け取るのが下手です。そのうち「可愛げのない奴だな」と思われて、距離を置かれてしまいます。

プライドが高く斜に構えている

強がるのをこじらせてしまうと、「プライドが高いひねくれ者」になってしまいます。「自分は弱くない」と強がっていたのがエスカレートして、ついには自分自身を騙してしまうようになるのです。

自信がついたわけではありません。自信をつけるには、自分の弱さを認める必要があります。しかし、プライドが高い人は逆に、自分の弱さにフタをしています。

弱さにフタをしたまま、「自分は強い」と思い込んでいる状態です。根本にある、他者からの否定的な反応に対する恐怖心は、依然として残っています。

先ほどの学生の例で考えてみましょう。テストで自己最高の点数を獲得した学生が、「プライドの高いひねくれ者」だったとします。

プライドが高いので、いい点が取れて当然だと思っています。ただ、素直に喜ぶことはありません。潜在意識に自信のなさがあるので、他者を自分より下に置こうとします。

たとえば、自分より点数が低い人を馬鹿にします。また、テスト自体の批評を始めることもあります。「今回のテスト、問題の作りが甘かったよね」などと、先生を批判したりします。

何かとネガティブなことばかり言うので、周囲の人から次第に距離を置かれてしまいます。

卑屈な態度をとる

強がりやプライドの高さからひねくれ者になるのとは逆のパターンとして、「卑屈なひねくれ者」が挙げられます。否定的な反応に対して落ち込んでしまう人が、「卑屈なひねくれ者」になります。

卑屈な人は、能力のなさを過剰にアピールすることで、自信を持てない苦しみから逃れようとします。「何もかも自信がない」フリをすることで、本当に自信がないことをカモフラージュします。

先ほどの、テストで自己最高点を獲得した学生の例で考えましょう。卑屈なひねくれ者は、いい点を取っても「偶然だよ」と自分の実力を否定します。

本当は一生懸命勉強していたとしても、遊んでいたフリをします。失敗したときに傷つかなくて済むように、あえて「失敗して当然」という位置に自分を置こうとしているのです。

一見謙虚なようにも映りますが、本心を偽っているので心からの信用を得ることができません。周囲からは「何を考えているかわからない」という印象を持たれてしまいます。

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